見出し画像

絵本「せかいいちのいちご」ふえるとへる

 
 日々の不満がたまった時に、
この絵本を読み返します。
ひと読みぼれして、発売日に購入しました。
わたしには欠かせない絵本です。
わたしが忘れてしまうことを
教えてくれるんです。


『せかいいちのいちご』
絵 庄野ナホコ
作 林木林
小さい書房



 おすすめポイント


① 絵が素敵


 絵は 庄野ナホコ(しょうの なおこ)さん。
動物たちがとっても可愛らしいんです。
庄野ナホコさんのイラストの動物たちは、
どこか気品があって
美しいです。
特に、しろくまちゃんが
素敵です〜。




② 文も素敵



 作は 林木林(はやし きりん)さん。
優しい文体なのですが、
ハッとさせられてしまいます。
短い文章なのに
読むたびに考えさせられます。


 庄野ナホコさんと林木林さんは
わたしの中で黄金コンビのおふたり。
ふたりで作られた
「二番目の悪者」
わたしの大のお気に入りです。

 


③ 小さい書房


 小さい書房さんは、ひとり出版社の
本当に“小さい書房”さんなんです。


小さい書房は、‘ひとり出版社’です。

前職を辞める時、ひとりで出版社をやる、と言ったら、皆に驚かれました。

自分でも、清水の舞台から飛び降りるというのは、

こういう気持ちを言うのだろうと思いました。

小さい書房 HPから


 最初に知った時に、「ひとり?」とびっくりしました。


 そして、こだわりをもっておられます。

絵本=子どもの本、という印象がどうしてもありますが、
テレビだって、ゲームだって、大人も子どもも似たようなものを見て、やっている。
本も、絵のある本(絵本)だったらそれが可能なんじゃないかな、と。

こうして「小さい書房」を始めました。
大には大の、小には小の良さがある。
小さいメリットを存分に活かしたいと、この名をつけました。

絵本は読まないよ、という人にも、読んでいただける本が目標です。
末永くよろしくお願いいたします。

小さい書房 HP



 大人も読める絵本、
大人の心に響く絵本
なのにも、うなずけます。 



 気になった方は是非読んでみてください。


 近くの本屋さんに置いてありますように・・・。


 

この記事が参加している募集

雨が降る日もあれば晴れの日もある 映画や本はあなたを普通でいることの幸せを教えてくれますよ 今日の出会いに感謝!