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手を動かすことはホントに脳にいいの?

よく見聞きする言葉ですし何となく納得もできますが、
一体何がいいのか?

見たり聞いたりしたことがある方もいらっしゃるかと思いますが、脳外科医の【ワイルダー・グレイヴス・ペンフィールド】が
考案した【ホムンクルス】(ラテン語で小さな人)と呼ばれている人間の体の様々な部位が大脳皮質のどこにどれだけ
対応しているかを面積の大きさで表した脳の地図があります。(ちょっとグロテスクですみません💦)

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ご覧になって分かる通り、手と口がかなりの面積を占めていることがわかります。特に手と指は、運動野では全体の3分の1、
感覚野では4分の1をしめているそうです。

大脳皮質は、脳の表面にある神経細胞の集団のことで、それぞれ受け持つ機能により前頭葉、頭頂葉、側頭葉、後頭葉の
4つの領野に分かれていますが、運動野は前頭葉に感覚野は頭頂葉にあります。
前頭葉には、ざっくり言いますと、手足を動かしたり、言葉を話したり、また人格をつくったり感情をコントロールするなど
の機能があります。 頭頂葉には、これまたざっくり言いますと、計算をしたり、感覚情報を記憶したり、また記憶されていたものと
照合して、認知、理解、判断をして知識・知能としていくなどの機能があります。(ざっくりとしか理解できませんでした…)

脳の中の場所を占める面積が大きいということは、それだけ脳がそこから得る情報が多いということ。
ということはその面積が大きい手や指をたくさん使うことで、脳にたくさんの情報を与えることができるので、
活性化させているということになる…ということのようです。

子どもがまだ小さいときに、言語聴覚士の先生から、ラッパや風船を吹かせたりする口の筋肉をつける練習と一緒に
「手や指を使うと話す訓練にもなりますよ。始めは大きいものからつまませて、段々と小さいものにしていくとか。」と言われ、
なぜ手?指?と思いながら、いろいろ試してみましたが(全然やってくれませんでしたが…今思うとやっぱり不器用でしたね💦)
、今更ながらそういうことだったのかと納得しました。

何でも体にいいか悪いかばかり考えていると疲れてしまいますが、【粘土遊び】は手や指もたくさん使いますし、
創造力や想像力を駆使する遊びなので、脳は少なからず刺激されると思われます。
とはいえ、「今、脳は活性化しているぞ!」「脳を使ってやってるぞ!」と想像しながら遊ぶのは…楽しさ半減ですね。
ご参考までに。

手や指を使って想像を創造へクレイプレイヤーズクラブ公式ホームページはこちらから

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