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共感マッチングで転職する時代。クラシコは私が描く理想そのものだった

「私はこの会社をもっと大きくさせたい」。

と語るのは、2020年9月に「メンズパタンナー」として採用された宮武さん。

役割は前任の大豆生田(おおまめうだ)の仕事を引き継ぐこと。取締役兼、デザイナー、パタンナー、素材開発、ディレクターとして仕事を続ける大豆生田の負担を減らすことが最初のミッションでした。

しかしその目が捉える未来は、一社員が志す未来とは思えないほど大きなものでした。

入社前の希望と、その想いを加速させたクラシコのリアルを聞きました。

独立直後に日本を襲ったコロナの嵐

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──クラシコに入社するまでの経緯を教えてください。

服飾の専門学校を卒業してから40歳を過ぎるまで、長くアパレル企業に勤めてきました。最初のキャリアはデザイナーで、そこからパタンナーを経験します。クラシコに転職するまでは約7年ほど責任者のポジションでメンズ服のモノづくりに携わってきました。

2019年12月の時点では、会社員としての働き方に終止符を打ちフリーランスのパタンナーとして独立する予定でした。複数の企業から新規事業の立ち上げに協力してほしいと声がかかっていたんです。ところが皆さんご存じのようにコロナウイルスの影響でアパレル業界は苦境に立たされます。

私もその煽りを受け、これまで声がかかっていた話はすべて白紙に戻ってしまいます。2020年4月に緊急事態宣言が発出された頃は、自宅待機を与儀なくされましたね。

──会社を辞めたタイミングでのコロナ禍。色々悩んだと思います。

「なんでこのタイミングなんだ!」と落ち込みました。でもそのおかげもあり、自分と向き合うための時間はたくさん取れましたね。価値観も大きく変わりました。

アパレルのお仕事は、見方によっては「趣味の一貫であり、なくてもいいもの」と捉えることもできます。でもこんな状況だからこそ「なくてはならないもの」を仕事にできないかと考えるようになりました。

社会貢献性の高い仕事は何か、人を支えていける仕事は何か。20年以上培ってきた経験を活かしてできることは何か。

そんなある日、たまたま転職サイトでクラシコを見つけるんです。

ミッションやバリューがコーポレートサイト内に明確に打ち出されていて、すぐに興味を持ちました。幸運なことに「メンズのパタンナーを募集しようか」と考え始めていたタイミングだったそうで、問い合わせ後すぐに面接が始まりました。

歴史ある企業とビジョンの形骸化

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──ミッションとバリューに共感し、クラシコに興味を持ったんですね。

私はこれまで歴史ある大きな企業のなかで働いてきました。そこで感じていたのは、ミッションやビジョンの形骸化です。創業から年数が経っていれば経っているほど謳っているビジョンと実態との乖離が起きるケースが多く、私が所属していた企業も例外ではありませんでした。

以前の転職活動は、スキルや経験との「能力マッチング」が中心でしたが、いまは「共感マッチング」が重要だと感じます。自分の想いと会社の想いが一致しているかどうか。その意味でクラシコは私の求めていた企業でした。

──具体的にはどのような部分に共感したのですか?

初めはバリューへの共感がありました。5つのうち、特に興味を惹かれたのが「世界最高をつくろう」「手をあげよう」の2つです。

まず「世界最高をつくろう」ですが、これって読み手によって受け取りかたが変わるビッグワードですよね。直感的に、この大風呂敷は面白そうだぞと思いました。大きなことを本気でやる。そのど真ん中で働けたら楽しいだろうなって素直に感じたんです。

もう一つの「手をあげよう」のバリューも、歴史ある企業で働いてきた私にとっては新鮮でした。どんな会社だろうと一生懸命に仕事をしていたら職種を越えてアイデアが浮かぶことってありますよね。でも古い組織体制だと、進言することすら許されません。クラシコには私にとって新たな働き方ができるチャンスがあると思いました。

──ミッションは、文言のどこに惹かれましたか?

「世界中の医療現場に、人間的で、感性的で、直感的な革新を生む。」

正直、最初は読んでも理解ができませんでした。だから面接で社長の大和に直接聞いたんです。「つまりどういうことですか?」と。

そこで返ってきた言葉は「医療現場をもっと温か味のある現場に変えたい」というような表現でした。

灰色の床に青白い蛍光灯、消毒液のような匂いに、おしゃれとはいえない入院着……。病院に対するイメージを変えていきたい。そう話す社長の姿をみて「この会社で働きたい」と強く思いました。人を支え、社会に貢献できる仕事ができる。それも20年以上培ってきた自分の経験を活かしながら。

最終面接の合格通知をもらったときは本当に嬉しかったです。

関連:はじめまして。医師のおしゃれ白衣を企画・販売しているクラシコです

アパレル企業以上の「本気のモノづくり」

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──実際に働くようになり、ギャップは感じていませんか?

悪い意味でのギャップは無いです。メディアカルアパレルの業界では、専門のクリーニング会社のクリーニングに対して製品の強い耐久性が求められるというのは面接を受けた時点ですでに聞かされていましたから。

現実としてそれが、自分の仕事として目の前にくると想像を超えた難しさはありますが、そこをやり抜くことが現在の私のミッションです。

一方で良い意味でのギャップはありました。

強く印象に残っているのは2つです。1つは想像以上にていねいなモノづくりをしているということです。大手のメンズアパレルの仕事だと、社内のパタンナーがトワル(※)を作ることってほとんどないんです。

(※生成りや白といった安価な生地で作る、様子見の試作品)

でもその初期工程からていねいに仕事をする様子をみて、クラシコという会社が本気でモノづくりに取り組んでいることが伝わってきました。

2つめは「労働環境」です。私はゴリゴリのITベンチャーのような環境を勝手に想像していたんです。残業当たり前、土日出勤も当然! みたいな(笑)。でもクラシコは、この規模では本当に珍しいぐらいに成熟していると感じました。

フレックスタイム制の導入や積極的な有給休暇の消化。英語学習の支援などもあり、あまりの働きやすさに驚きました。

関連:働きやすさを大切にするクラシコでは、フレックスタイム制やリモートワークを社員が積極的に活用しています!

クラシコを支えたい「将来の未来像」

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──今後の展望について教えてください。

クラシコをもっと大きく成長させたいです。現在も、まさに変化と成長の真っただ中にいます。実際にこの社員数であっても、さらに大きく成長していけるポテンシャルも感じています。

でも今よりも何段階も上の規模へ成長する際には、いまよりも社員数も増えていることでしょう。そのときがきたら、私はプレーヤーではなく、マネジメント側で貢献したいと考えています。実はその日に向けて、ビジネススクールにも通っているんですよ。

そう思えるのも、これまで働いてきたどんな企業よりも、大きなやりがいをもって仕事ができているからです。

この会社をもっともっと大きくすること。それが私の目標でもあります。

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