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たまにはキレイな景色を見ながら勉強がしたい

休日。次に取得したい資格や平日に調べきれなかったエラーや製品の調査などをする休日、あると思います。家か近場のカフェ、ちょっと遠出した土地のカフェ・・・行き慣れた場所で休日にやることをやる日、いつもと同じ景色を見ながら休日を過ごす一抹の寂しさも、あると思います。僕はあります。
たまにはワーケーション的なことをしたい、でも遠出はしたくない僕のような方に向けて、Oculus VRの活用方法をお伝えいたします。

実現したいこと

今回は、以下の2つを用意したいです。
・キレイな景色のある空間
・自分のPCのバーチャルディスプレイ

そしてVRヘッドセットを外さずにディスプレイを操作できれば、セッティング完了とします。

必要な道具は以下の通りです。
VRデバイス(僕はOculus2 questを使っています)
普段使いPC(USB3.0ポート搭載のもの、必要スペックがいろいろあるようで、苦労した点として後ほどお伝えします)
→僕はasus ultrabook UX21A Notebook PC を使用しました。
Oculus link用ケーブル(僕は下記リンクのものを使いました。純正品は1万円ほどしますが、1000円台のものでも十分使用可能でした。)

アプリは以下の3つを試しました。
Horizon Workrooms (Beta)

高画質アバターのおかげで、離れてるのにそこにいるように話ができるぞ!

Meta Platforms, Inc.(旧Facebook)が提供する会議用VRアプリです。Oculusのデフォルトアプリなので使いやすいかと思い選びました。付属のリモートデスクトップアプリでVR空間に自分のPCを持ち込めるのですが、僕の手持ちではできませんでした。

immersed

素晴らしいワークスペースを提供してくれる!

こちらは会議用というより、ワークスペースをVR空間に拡張するアプリ。選べるVR空間の数が多く、今回の挑戦で唯一バーチャルディスプレイが実現できたアプリです。

vSpatial

ワークスペース機能も、会議室機能も同じくらいチカラが入っていて、workroomsとimmersedの中間のようなイメージ!

こちらもワークスペース作成のためのVRアプリ。immersedがうまくいったのでアカウント作成のみで終了しました。immersedよりは、景色に力を入れている印象です。

VR空間にワークスペースを作る際の手順

workroomsもimmersedなどワークスペース系のアプリはどれでも、基本的な登録の流れは同じです。
①VRデバイスでアプリをダウンロード、チュートリアルで表示されたペアリングコードを控える。
②PCでアプリの登録ページにアクセスし、アカウントを作成

immersedは↑こちらに、自分のメールアドレスとペアリングコードを打ち込んでsubmit。メール認証などあり。リンクは↓から。

③デスクトップ接続用のアプリをダウンロード。immersedは『immersed Agent app』。詳細な使い方は後ほど。
④VRデバイスとPCをケーブル接続。
⑤PC上のアプリでアカウントログイン、その後VRアプリ上で接続設定してワークスペース設定完了。

手順の流れを非常に簡単に書きましたが、この流れの途中途中に様々な苦労がありました。別記事(リンク入れる)で「苦労した点」としてお伝えしますのでトラブルシューティングとして使ってください。まずはimmersedの接続方法と詳細な使い方を。

immersedの接続方法

上で書いたことを詳しく、VRデバイスとPCに分けて書いていきますね。苦労したポイントは脚注※をつけておきます。脚注ポイントでつまづいたら、この記事(リンク入れる)をご覧ください。

操作対象:VRデバイス

①「immersed Agent」アプリをダウンロード
②チュートリアルを聞く

アプリを開くと急に話しかけられてびっくり!

アプリを開いて右を見ると、説明役のお兄さんがいます。説明が終わると、おじさんを正面にして右か左にVRデバイスとPCのペアリングコードがあるのでそれをメモに控えます。

操作対象:PC

https://immersed.com/setup

③↑にアクセスするして、登録するメールアドレスと控えたペアリングコードを打ち込みます。すると認証メールが届くので、クリックして認証。
④認証後、VRデバイスとPCを接続する用のアプリのダウンロードを促されますので、ダウンロードします。以下OS要件。

2013年頃から大事にしているMac book Airはダメでした!

⑤『immersed Agent』で、登録したメールアドレスとペアリングコードを入力しconnect。正しくログインできれば「Agent Ready~~」とメッセージが表示されます。一度ログインすれば、アプリを閉じてもログインの手順なくVRデバイスに接続できます。脚注※1

⑥『Wi-Fi Direct』をクリックして、PCとVRデバイスをwi-fi接続します。脚注※2と3
デフォルトでSSIDとパスフレーズが入っていて、それを使っても良いし変更しても良いです。画面下の『Start』を押すとPCから機器接続用のwi-fiが発信されるようになります。

操作対象:VRデバイス

⑦右手側コントローラでOculusボタンを押しホーム画面から、wifi設定を変更します。PCアプリに入力されているSSID、パスフレーズで接続できればOKです。
⑧ホーム画面を閉じ、VRアプリに戻ります。
説明役のお兄さんの上部ウィンドウ右隅(赤枠部分)に『Stop Tutorial(表記が違ったらすみません…)』があると思います。この辺りで苦労しまくって、気づいたら接続できてたのでスクショ撮れてなくすみません!

後から見れば非常に簡単なこの接続に1日かけてました。当時の心境、お察しください…。理由は別記事※1にて。

『Stop Tutorial』クリック後、いくつかクリック項目を終えた後、下記画面に行ければ一旦ゴールです。

もう少し…!

⑦中央部分にwindowsマークのあるPCの名前が見えますでしょうか。こちらをクリックすると、目の前にバーチャルデスクトップが表示されます。

この画面が見たかった!!!

ここまでに丸2日ほどかけた僕は、表示された瞬間 両手を突き上げました。

immersedの使い方詳細

①コントローラでデスクトップとキーボードを操作する
下記画像の赤枠内鍵マークをクリックして、バーチャルデスクトップとキーボードを空間に固定することで可能になります。固定するとデスクトップ、キーボードの周囲にあるオレンジ枠が消えます。

②VR空間切り替え
『My Room』から行きたい空間のサムネイルをコントローラでクリックすると空間が切り替わります。ちなみに空間は招待制なので、知らない人が入ってくることはありません。
『Public』を開くと、知らない誰かと交流できる空間に入れます。

immersedの空間は、山間のコテージ、ゲレンデ、都会の会議室、宇宙、宇宙船の中、天空タワーなど、2021年12月19日現在で13種類!

③勉強を始めよう!
PCのブラウザでping-tなどを開いて勉強を始めましょう。VRゴーグルをつけているおかげで、余計なものに気が散りません。良い環境!

④できることいろいろ

バーチャルディスプレイは「+」ボタンを押すと増やせます。拡張ディスプレイなので、ブラウザを横に移動すると他ディスプレイに移せます。無料版だと、バーチャルディスプレイを2枚まで使用可能です。

また勉強用デスクトップの他に、
・ホワイトボードの表示
・バーチャルカメラの表示が可能です。
ホワイトボードは、コントローラで線を描くので…僕には使いづらかったです。メモを綺麗に取れる、メモを簡単に残せるなどの機能が実装されるといいなと思います。バーチャルカメラの機能はまだよく分かりません。

地球を見ながら勉強すると、何かしらの使命を感じられるぞ!

↓はデフォルトで入っている360°写真。こちらは10種類入っていて、自分で撮った360°写真もアップロード可能です。

真っ暗な無の空間にも行けます。

空間レパートリーいろいろ

結果、immersedが理想に近い

唯一、バーチャルディスプレイ接続の希望が叶ったこともありますが、VR空間の作りがまさに求めていたものだったので、引き続きimmersedを使っていきたいと思っています。他アプリもやりたいなと思ったら、vSpatialも接続設定する予定です。
あとそういえば、記事トップの画像の空間は、ゼルダの伝説・時のオカリナにありそうな神殿です。

最後に

ここまでお読みくださりありがとうございました。
まだまだ発展途上分野のため、登録時に様々な苦労があるかと思います。
かく言う僕も今回の登録時にめちゃくちゃ苦労したので、↓の別記事にまとめています。トラブルシューティングにお使いください。

クラスアクトについて

”世代を超えて永続する一流の組織であること”
”ここで働く人が自分らしい幸せを感じられること”

これこそが、クラスアクトが目指す会社のあり方です。
SDGsの達成目標にもある通り、働きがいも経済成長もある社会の実現に
貢献していきたい。
社員のみなさんが、出産や育児などのライフイベントを楽しみながら、一流のエンジニアを目指せる環境を用意していきたい。
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