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10年前の自分に宛てたメッセージ

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 あなたは、老いることを怖れなくなります。

 老化が進んでも、
『COGY(足こぎ車いす)』が補ってくれます。

 でも、まだ、その車いすを知らないので、
50歳のあなたは、なにをするときにも、
「これが最後かもしれない」と考えています。

 介護用車いすを娘に押してもらって初めて、
「逢いたかったひと」の所へ行きましたね。

 県境をふたつ超えるだけで力尽きたけれど、
「次がなくてもいい」と言うほど幸福ですね。

 あなたに教えてあげたい。
 その先で何十回も逢えると。
 
『COGY(足こぎ車椅子)』と巡り会えるのは、
56歳のときです。
 その時を境に、数えきれない県境を超えて、
ひとりで行きたい所へ行きます。

 ひとりで行けるのです。
 逢いたいひとたちの所へ笑顔で。

 60歳のわたしは、若い人にも元気な人にも
伝えています。
 誰もが例外なく老いて障害を持つのだと。

 そして、「自分自身の未来のために希望を
用意しておきましょうよ」と。

 この車いすは日本製なのに日本人があまり
知らないから、いまだに高価です。
 たくさんのひとが使って数が多くなったら
手に入れやすい価格になるでしょう。

「自分自身と大切なひとたちの未来のために
数を増やして価格を下げていきましょう」と
呼びかけています。

◆以下のページに、応援メッセージとして、
この文章を使っていただいています。
[追記:クラウドファンディングは、最終目標の「500万円/COGY10台無償寄贈」を達成して終了いたしました。]


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