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一人サロン経営マニュアル 1


クラーログループも独立してスタッフをかかえながら経営している元社員や一人で100万円売り上げている元社員もいます。
一人で頑張ってるサロン経営者へこのマニュアルが何かのヒントになれば幸いです。

1 ターゲット設定の重要性

サロン経営において重要なのは来てほしいお客様をきちんと絞ることです。
「集客」とは「相手の気持ちをしること」から始まります。「相手」を細やかに想像することで

・どんなことに悩んでいるか?
・どんな希望を叶えたいのか?
・どんな言葉が響くのか?
・どんな見せ方がいいのか?
・どんな集客方法があっているのか?

こういった部分の予測が、はじめて立つのです。結果、「どんなもの・サービスなら、喜んで買ってくれるか?」
徹底的に「来てほしいお客様」が明確になっている。かつその方に喜んでいただける「サロンづくり」をすること。

2 あなたの「理想のお客様」を明確にする、7つの質問

1 性別・・・あなたのサロンに来てほしい「理想のお客さま」は、女性ですか?男性ですか?
2 年齢・・・あなたの「理想のお客様」は何歳ですか?
ここでは「40代」といった答えではなく「45歳」といった感じで、明確にしましょう。
3 職業・・・その人は、どんな職業についていますか?
もしくは、専業主婦でしょうか?「接客業」といったあいまいなものではなく、例えば「アパレル」といった具合に、具体的にお答えください
4 家族構成・・・その人は、どんな家族構成でしょうか?
例えば、夫と子供が2人いる場合、その年齢や職業も含めて、お答えください
5 収入・・・その人の収入はいくらで、世帯収入はいくでしょうか?
6 興味・関心・・・その人は、どんなことに興味や関心をもっていますか?どんな雑誌を読んでいるでしょうか?趣味などもあれば、合わせてお答えください。
7 悩み・希望・・・その人は、どんなことに悩んでいますか?
もしくは、どんな希望(こうなりたい)をもっていますか?
「それが叶うなら、喜んでお金を支払う」と本人が思っていることを、イメージしてください。もちろん、あなたが解消してあげられる、叶えて差し上げることができるモノを、お答えください。

3 その一人に「何を」提供できますか

あなたの「理想のお客様」が明確になったら「その人に、何が提供できるのか?」を明確に言語化しましょう。
・最近、気になり始めた「ほうれい線」をうすく、目立たなくできる
・コンプレックスになっている、顔のエラ張りをカットで解消して、小顔にみせることができる
・デスクワークでひどくなった、腰痛を楽にできる
・暖かい季節に気になる二の腕をスリムにして、ノースリーブを楽しめるようにできる
・これまで失敗を繰り返してきたダイエットを、成功させることができる
・爪へのダメージがなく、長持ちするネイルを楽しめる
・自然な仕上がりで、「盛った感のない」マツエクができる
などなど。基本的な考え方としては「あなたの理想のお客様の「悩み」を、あなたは、どう解消できるのか?」という問いの答えが「あなたが提供できるもの」となります。まずはあなた自身が、それらを明確にするのです。

あなたは何を提供できますか?

4 その一人に振り向いてもらうには

あなたにとっての「理想の一人」そして「その人に提供できるもの」を明確にしたら、次に「振り向いてもらう工夫」を考える必要があります。
・どんな言葉が響くのか?
・どんなサロンなら、行きたくなるのか?
・どんなメニューなら、喜んで買うのか?
・どうすれば「期待以上」となるのか?
これらを事前に考えておくことで、その後の集客も楽になるのです。
また、あなたのサロンに「共感する」お客様が、集まりやすくなるでしょう。

①どんなことばが響く
まず「その一人」には、どんな言葉が響くでしょうか?言い方を変えれば、どんな言葉をつかえば振り向いてもらえるでしょうか?
簡単に言うと「メリットの提示」です。つまり、「あなたは、こうなりますよ」という内容です。お客様は、自分のメリットにしか興味がありません。
まずは思い浮かぶ言葉をどんどん書き出してみてください。

②どんなサロンなら、行きたくなる
あなたにとって「理想の1人」であるお客様は、どんなサロンなら、いきたくなるのでしょうか?
・白を基調とした明るいお店?
・アンティーク家具を置いた、シックなサロン?
・高級ホテルのような接客?
・まるで友人のように接してくれるサロン?
「サロンづくり」と言葉にすると、とても抽象的で改善「しずらい」部分のようにも感じます。しかし、主に女性客をターゲットとするサロンにとって、「サロンの雰囲気や、スタッフの対応」とゆうのは重要です。

③どんなメニューなら、喜んで買う

あなたの「理想のお客様」はどんなメニューを探しているでしょう。
どんなメニューを用意すれば、喜んで買ってくれるでしょうか?
例えば、エステサロンで
・痩身
・脱毛
・フェイシャル
と「3つのジャンルのメニューを扱っている」というのは、よくあるパターンです。しかし、理想のお客様が求めるものが「あと5キロやせること」なのであれば、あくまで痩身メニューをメインにみせていきましょう。
理想のお客様は、どんなメニューを用意すれば、喜んで買ってくれるのか?
そして、どんなメニューなら「他より高くても買いたい!」と言ってもらえるのか?これは、「一度決めればOK」というものではなく、お客様の反応をみながら、探求し続けるものです。

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