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更新プログラムがiPadでベリーベリーストロングな話(長いです)

「更新プログラムを構成しています 0%・・・」

あのー。更新してくださいってお願いしましたっけ?

ポチーッ。(こら!途中で電源きるな!)

最近やたらと学校のPCが壊れて困っています。一週間で3件サポートセンターに電話した。。。

今うちの学校では「分散登校組のオフライン授業」と、「zoomでのオンライン授業」を同時に展開している。だから先生たちは教室においてあるPCと目の前に座っている生徒の両方に向かいながら授業をしている。

在宅の子たちへの意識が強い先生は、教卓に座りながら授業をしている。教室にいる生徒にもzoomに繋がせてる。ちょっと不思議。

また、目の前にいる生徒ばっかりになってしまって、オンラインの子たちを置いてけぼりにしてしまう先生もいる。クレームこない?

学校としては特に「こうしてください!」という指針は出していない。初めてのことだし、正解を持ってないのでどれも正解に思える。

この授業を実現するために全ての教室にpcとプロジェクターが置いてある。
全てのPCにzoomとGoogleChromeをインストールして、WiFiを設定し、動作確認をして、各教室にアカウントを割り当て、サインインパスワードはどうしようとかヤキモキし、非常勤の先生や高齢の先生にはサポート教員を割り当て・・・。

ICT担当者と教務の先生は、オンライン授業が始まる直前も、始まってからも平穏が訪れていないように思う。特に教務の先生はこの一連の作業に大変な労力を割かれていたしそれはずっと続いている。

他の先生たちはあの苦労をわかってくれているのだろうか。時々思う。当たり前のように時間割が組まれ、履修登録がなされ、出席システムに名前が登録されているが、ロボットがやったとでも思っているのかもしれないな、と、時々思う。

みんな自分が一番辛いと思いがちだ。けど、

「自分の仕事が一番辛いと思う奴にはならない」

って斉藤和義も歌ってた。自省する力が社会人にはとっても大切だと教えてくれている。あ、作詞は伊坂幸太郎ですかね。


そんなおり、pcの電源立ち上げてよし授業だ!って思ったら

「更新プログラムを構成しています 0%」
。。。

あのぉ、更新してってだれがお願いしたんすかね。。windowsを長年使っていれば誰でも経験があると思う。

だから僕らは生徒に持たせる端末を吟味したのち、surfaceを選ばなかった。
散々、windowsじゃないの?なんでiPadなの?って言われて来た。

んー。
言いたいことはわかる。
だってほとんどの会社はWindowsを採用しているし。

僕だって、誰に教わるでもなく、本を読むでもなく、カクッカクのダイアルアップのテレホーダイだったあの時代から、泥臭くWindowsリテラシーを身につけた右クリック大好きボーイ(おっさん)だったし。

そりゃあWindowsとの付き合い方を子どもたちに教えてあげたいさ。
それで僕がどれだけの人にありがたがられてきたことか。

だけど、
いや、だからこそ、高校生が初めて触るかもしれないコンピュータを、自由に手足のように使いこなすのに時間のかかるWindowsは選べなかった。
Windowsを使いこなすこと自体が目的になってしまう恐れがあるから。

コンピュータは英語のようにツールにすぎない。コンピュータを使いこなせることと仕事ができるはイコールにはならない。

それは教育でも同じだ。

授業開始直後に「せんせー!更新プログラムがなんとかかんとかで、つかえませーん。」

容易に想像できるし、正直情報の授業で経験がある先生もいるはずだ。その点で行くと、iOSは実に優秀だと思う。勝手にOSの更新がかかることはないし、OSのクラッシュも、経験上とても少ない。

そして、中高生の7割以上がiPhoneを使っているというのも大きい。子どもたちは新しいことを覚えなくとも、スムーズにコンピュータを学習に使うことができる。

うちはBYOD(持ち込み)を選択しているが、機種ごとの仕様の差が少ないのも、先生たちにはとても助かる。メーカーや端末ごとに対処の仕方が違うAndroidやWindowsPCだったらと想像するとゾッとする。

だからうちでの選択肢は大きくiPadとSurface二択だった。ChromeBookは残念ながらその中には入ってこなかった。

導入して4年目。今のところiPadでの運用はうまくいっているように思える。

ApplePencilが無印iPadで使えるようになってくれたのはとってもありがたい。全てのメーカーのスタイラスを試したわけではないが、正直他社製のスタイラスとの使い勝手の差は圧倒的だ。

SurfaceでのSurfacePenは書き味は好きだったけど、ApplePencilが圧勝だと思う。だってさ、単6電池って何よ。どこいきゃ買えるんですかね。あ、電池切れた!コンビニいこって思っても売ってないでしょ。

生徒や保護者からどのiPadを買えばいいですか?って問い合わせを受けるときは必ずペンだけは純正を強くお勧めします。って伝えてる。

SmartKeyboardは普通に使ってるのに二回壊れたからもう買わないし勧めないけど、ApplePencilだけは絶対。買うべき。

今後も生徒たちにとって、教育にとってどのハードウェアやサービスが親和性が高いのかを考え続けるのはやめない。

テクノロジーは常に進化してるから。

あまり僕自身はアップデートされている気配はない。神様がなかなか僕の更新プログラムを作ってくれてない。自分でやれってことかな。

みなさまの学校やオフィスやお家で更新プログラムがたまっているコンピュータはありませんか?

細窪

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クラーク国際では、日々ICTを駆使した学びの提供を模索しています。 どのように利用すれば、「学びが深まるのか」「双方向の学びとなるのか」を生徒のみんながオーナーシップを持って学びに向かえるように努力をしています。未完成だからこそ見えてくること。そんなことを書き綴っていければと思います。

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