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ラのつくコンビと男ブラの沼は深い。

男性ブランコのコント「赤い実」の
「しょくいーん」を真似してたせいか、
息子も手を広げて回りながら
「くいーん!」と言うようになりました。
クララリネットです。

何故こんなにお笑いにハマっているのかなーと
ふと思ったので、
今回は、私のお笑い遍歴を振り返ってみます。
長くなりますが、お付き合いいただけると幸い。


小学校時代

初めてお笑いというものを知ったのは、
小学校高学年のとき。

家族旅行で行った温泉旅館のテレビで
陣内智則さんのネタを見ました。
占いのネタだったかな?エンタの神様だったのは確か。

初めて夜更かしして見てました。
映像に対してツッコミを入れるという手法が
私の中で印象的だったのでしょう。
今でも覚えてますもん。そのテレビ画面。

このころから
毎週エンタの神様をテープに録画するようになります。
捨てられないビデオテープがわんさかわんさか。



中学時代

同級生がジャニーズにハマっていく中、
お笑いにどっぷり浸かっていた私。

パソコンが使えるようになり、
芸人さんの画像をダウンロードしては、
プリクラみたいに加工して
ノートの裏に貼って、それをまたデコってました。

オリエンタルラジオのことを
「東洋受信機」
なんてイキって筆ペンで書いて、
めっちゃ引かれてたと思う(笑)

特に大好きだったのは次長課長
面白い、かっこいい、歌が上手いetc...
もはやアイドルのように好いていました。
ケロロ軍曹のCD買ってたなぁ。。

次長課長のネタを見漁る日々。
その中で「ゴミ屋敷」というネタに出会います。

ゴミ屋敷の住人である河本さんの所へ、
区の職員である井上さんが訪ねてくる場面。
オチの手前で、
河本さんが灰皿で
役所へ帰ろうとする井上さんの後頭部を殴るんです。
ゴミの山に倒れる井上さん。

ここで、
私のあの性癖スイッチがポチッと入りました。

「死が関わるコントが好き」

自分の好きな芸人さんが、しかもイケメンが、
殺られる演技。
これにゾクゾクしてしまったのです。
気づいたら繰り返し再生している自分。

そして、
私のお笑い検索スピードが増していきました。


高校時代

YouTubeやTwitterという存在に出会います。
止まることの無いネットサーフィン。

「検索 怖いコント」

毎日のように調べてました。
千原兄弟の「ダンボ君」
バナナマンの「ルスデン」
うん、全部怖いんだけど、私の癖には刺さらない。

面白い、面白くないとかそういう観点よりも
むしろエロ本を見るのに近い感覚で検索してました。
言葉は悪いけど、これが一番近い。

そこで出会ったのが……

ラーメンズ

初めて見た「採集」。
長いコントは苦手な私でしたが、
何度も見て、セリフを覚えるまでに。

最後のオチが私に刺さったのはもちろん、
伏線回収とかセリフ回しとか演技力とか、
表現力にも惚れました。

そうか。
私は、芸人さんの、
・お芝居
・表現方法
・言葉のセンス

が好きなのか。

エロ本だけではない、
芸能文学としてお笑いを見るように変化しました。


こうなると、次はDVDを買い占めるようになります。
ラーメンズをはじめ、
・小林賢太郎ソロ公演「ポツネン」
・バカリズム
・鳥居みゆき

特に、小林賢太郎さんの作品は
ほぼ全て網羅しました。確実に。
一時期はセリフも全て暗記してました(笑)

私自身、趣味で手品をしているので、
手さばきを真似してみたり、
コントの曲を弾いてみたり、
ハンドマイムをやってみたり、と
小林賢太郎ワールドに入ろう入ろうと
勉強そっちのけで沼にハマってました。

「面白い」は「バカバカしい」だけじゃない。
・楽しい面白さ
・泣ける面白さ
・考えさせられる面白さ

そして、「怖い面白さ」

いろんなアプローチで「面白い」を見せてくれる
ラーメンズ、小林賢太郎。

もう私は虜も虜になってました。今も。


大学時代

ラーメンズ沼にずーっとハマったまま。
他の芸人さんに浮気をすることも無く、
ずるずるやってきました。

相変わらずポツネン氏の真似をしては
自己満足に浸る日々。

やっっと生で観に行けたのは
『うるう』でした。

生で見れた小林賢太郎。
たぶんこれが最初で最後だったんだろうなぁ。

「小林賢太郎は劇場にいます」

この言葉がどれだけ遠くて近かったのか。
今なら分かるような気がします。

このあと、活動休止になるなんて。
この時の自分は知る由もありませんでした。



社会人時代

「小林賢太郎 活動休止」

心にぽっかり穴が開きました。
ハマっていた沼の水が勝手に抜けていく。
もっと浸っていたいのに。
もっと味わいたいのに。

YouTubeで全ネタを見ることは出来ますが、
やっぱり、生で見たかった。

私も舞台で表現していた身なので、
何度もステージに立ったことも見たこともありますが、
生は全然違う。



灰のように白くなりかけていた私。
そんなときに出会ったのが、

男性ブランコ

でした。
お二人の人柄、言語のセンス、演技力、
どこかラのつくコンビを思わせるような雰囲気。

そして、新たに知った「エモいコント」

高校生以来、
芸人さんに恋に近い感覚を抱いてしまいました。

まさかこの歳でファンレターを書くなんて(笑)。
ファンアートならぬ、
お二人のあみぐるみやマスコットを
大量生産するだなんて(笑)。
だいぶ暴走しております。自覚してる。



そして、今に至ります。
今の目標は、
「男性ブランコのネタを生で見る」
これが活力。

ラーメンズにハマったときのように、
しばらく……いや、ずーっと、
暴走し続けられることを願って。


ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

おまけ⬇️
男性ブランコのハンドメイド。
結構増えてしまいました😅💦

職場で愛でる用
漫才衣装(飾る用)
音符運び
ストーリーテラー
連れ回す用

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