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【ベストエンタメアドカレ13日目】Vの宴2024というイベントに行って参りました

どうもこんにちは、Clankです。
この記事はここ一年で心に残ったベストエンタメコンテンツを全力でオススメする Advent Calendar 2024 13日目の記事です。

私的ベストエンタメコンテンツとして「Vの宴2024 in CLUB CITTA'」を取り上げまして、DJイベント、楽しい…ということを書きます。
過去の私と同じように「クラブイベント行ったこと無いんだけど興味あるな…」という方、ぜひこれを読んで少しでもハードル下げて参加してみてほしい!の気持ちで書いております。


なぜいった?

遡ること昨年9月。
まったく予想していなかったタイミングでDJイベントが私を襲いました。

「え、DJ聞いてるのめっちゃ楽しい…好きな曲が流れてきたときの感動すげえ…」

そんな中で流れてきた「Vの宴」告知。
以前からVの音楽として、花譜・理芽など神椿系、MonsterZ MATEやMarpril、にじさんじ・ホロライブの方々の歌は聞いてきました。また、歌自体を聞いたことはまだ無くても関連動画やTwitterなどで「お名前はかねがね…」的な方も多かったです。
Youtubeで聞くのは結構好きだったし、秋葉原のMOGURAというイベント会場(?)があるらしいとか、時々TwitchでやってるMusic Unity見てるのが面白いぞとかは察していたんですが、どうしても「クラブというところはパリピの巣窟で恐ろしい場所だ」という先入観を拭えませんでした。

お酒を飲む人が多い場所で治安が悪い?ノれなかったら浮くんじゃない?ていうか人間が起きているとは思えない時間帯なんだけど?などなど。

しかし!!!
タイムテーブルが発表された告知には、前述の存じ上げているお名前がたくさんありました。
若い内に行ってみよう、深夜イベントなんてこの先も元気に参加できる保証はないぞ、という興味が勝ち…
友人を連行して人生初のCLUB CITTA'(以下:チッタ)に降り立ちました。

会場をぶらぶらしてみる

タイムテーブルを見て分かる通りチッタの中に3つのステージがあるわけですが、まず初参加の人間にとっては3つって何?という感じでした。
行ってわかったんですが、一番大きな【ザ・ライブ会場】という印象のステージの脇の空間(表現が正しいかわかりませんが)にあと2つのDJブースがあるんですね。
一番大きい会場のライブが始まる前に時間があったので、探検がてら友人と他を回ることに。

個人的には、大会場と小会場の間くらいの規模感のステージが3つあるのかな…と思っていたので、想像と違いました。
(本当は写真を載せたいんですが、OKかよく分からなかったため割愛いたします)
そんな感じで小さめ会場をチラリと拝見してズンズン低音が響く中、知らない曲だなと思いながら、まあ大半は知らないだろうな~などと油断していたら「いや待て」と。
ちょっとスピード変わってるけどこの歌詞…そう、KMNZ LIZの「melty girl」じゃないかッ!と気づけました。
テンション上がって準備は整った感じ。LIZ…

大きい会場へ

ちょっとだけ開場が遅れつつ(これ伏線でした)、中に入りました。
中は想像よりも大きくて、なんとなく「酒飲みながら喋ってる横でパフォーマンスがあるのか?」などと想像していましたが、完全にライブ開場だなーという感じ。

さてそんな中で始まったDJですが、知ってる曲も知らない曲も楽しい。周りみんなが超~盛り上がってるので、自分もはしゃぐ事や大きな声を出すことに抵抗が薄く、普段こういうノリノリがあまり得意ではない私も溶け込む形で全力で楽しめました。
DJの方、人を盛り上げる天才だと思います。知らない曲でも楽しいって凄くないですか?ひとえに選曲とパフォーマンスのなせる技なんだろうな…と素人ながら感心するばかり。途中で後ろから別の演者さんが乱入して生歌やってくれる演出、激アツでした。

ちなみに普段慣れてないからか体力の消耗も激しく、日常生活から逸脱したデッカい音と猛烈に振り続けた腕で1人目のDJが終わったあたりから【死】の香りを感じ始めることに…深夜イベントに参加する人間たち、体力が凄い。

ライブが熱いの意味がわかった

Vの宴は、ステージの中でDJと歌のライブを行ったり来たりするイベントでした。DJがずっと続くわけではなくライブが始まるわけですが…「これが噂の『ライブが強いアーティスト』ってやつだ!!」になりました。

印象的だったのはワニとコウモリ。前からMonsterZ MATEは好きで、twinkle nightをはじめとしてワニのヤカのファンでもありましたが、このユニットのことはあまり知らず。
見に行ったらVの宴と書いてあるイベントにもかかわらず2人ともリアルアバターで超ビックリしました。最近のVは解像度高いな~まるで実写だな~。
推しのラッパーたちのライブを見れて最高というのはもちろん、歌が上手いトークが面白い身体を使ったパフォーマンスが元気というパワー満載の時間でした。マジで凄い。

更に、YouTubeで見る動画よりもライブだとトークや盛り上げが超絶上手で好きになっちゃうこと多々あり。
まさにライブの魔力なのかもしれないと思わされます。
個人的な感想ですが、特にyosumiさんはライブの歌声が超~~~良かったです。あと、Marprilの衣装が変わっていく演出とかはVならでは、という感じがしてすごく好きでした。Dupli Cityの2人組は片方がリアルアバター片方が後ろスクリーンにV出演という面白構成。YSSの「おんゆ~」も会場みんなで揺れて楽しい!

Dupli Cityの動画が公式で上がっていたのでご紹介。

上の階へ

さてこの辺で、普段の生活では到底ありえない時間に活動している(そしてアルコールをキメている)ことによって体力ゲージが黄色から橙色を示し始めます。
休憩のためにバーカウンターで水を買って上の階に向かってみると、なんとステージが見える場所に椅子が並んでる……神の救いに見えました。

上階から座って見るステージもなかなか良いもので、下のフロアでステージを見上げながらワイワイ盛り上がる感じとはまた違って𝓬𝓱𝓲𝓵𝓵にライブを楽しむことが出来ました。
疲れた時は座ってみよう!空いてたのは奇跡だと思う。

そして体力が回復してきたらまた下のフロアに戻ってワイワイと推し/初見を構わずライブやDJを楽しむわけですが、戻るときにも別のDJブースを通りがかるのでいい曲がかかってて嬉しくなる。
最初こそビビってましたが、非常~~~~~~~~に楽しい数時間があっという間に過ぎていきました。

そしてイベントが終わり、早朝の川崎駅前

イベント後にも影響あり

このイベントを通して、聞く音楽がめっちゃ変わったというか、種類が増えたなぁ…という感覚があります。
これまで知らなかった音楽も聞くようになってる。

ジャンルの名前もわからないんですが、電子音がいっぱい鳴ったり間奏がやけに長かったりラップが入ってたりする曲も好きになりましたね。
今までなんとなく名前は知ってたけどちゃんと見てなかった「電音部」とかめちゃくちゃ好きになってます。
DJパフォーマンスの中で当時リリース直後くらいの学マス楽曲をかけて会場を爆沸きさせた黒鉄たま、歌もめちゃくちゃいい。

また、DJという人たちが一体何をしているんだろうという点にも興味を持ってしまい、気づいたらPCにVirtual DJとかいうソフトが入っていました。
テンポ合わせてスイーッと曲を切り替える、言葉にするとそれだけなのにめっちゃくちゃ難しくて、DJたちの職人芸がより一層素晴らしいものであると少しだけ分かってきました。

更に派生して色々調べていって、iPadにLaunchpadというアプリをインストールしてみました。

これまでは「色んな音をループさせて演奏する」という概念を全然知らなくて、演奏とはギターとかピアノみたいに楽器で直接音階を鳴らすものだと思っていました。ポチポチとボタンでループのON/OFFを切り替える感覚は新鮮で、いじってるだけでそれっぽくなってくれるのがとっても楽しい。
よく見たらアプリの発行元が「Focusrite Audio Engineering」だ…原体験はFocusrite、こういうことだな。

最近はもっと派生して、SoundCloudでRemixとかBootlegとかついてる音楽を漁ったりしています。
ノリノリ系の音楽を聞くのが結構良いぞと気づいたのもあり、知ってる曲が他の曲と繋がったり雰囲気変わったりするのが面白いというのもあり。

思えば、自分はニコ動でMAD見たり作ったりしてた人間なんですから、どこかで映像軸じゃなくて音楽軸にズレてたら曲を改造したり繋げたりして遊んでただろうな、と容易に想像がついてしまいました。昔からcover曲とか歌ってみたが好きなのもあって、ハマるのはわりと当然の流れ。
これをキッカケにNight Hikeという別のイベントにも行ってみたり、そこに配布されていたAbletonブースで触ったDAWがMIDI打ち以外の音楽制作があると知ってみたり、なんか気づいたらPCにAbelton Liveがインストールされていたりしました。来年はDAWで遊びます。
新しい創作ジャンルに首を突っ込んで、まだまだインターネットで楽しくやっていけそうです。

というわけで、イベント後も含めて生活・趣味に大きく影響を与えた「Vの宴2024」の紹介でした。
楽しかった!!!!!!!!

早朝のJRは本当に誰も乗っていない。

明日はNRF(ナリフ)さんの「アニメ『魔法少女にあこがれて』」です。
お楽しみに~

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