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CIVILSESSION 29: "(1)REVIEW"

開催日:2020年09月12日
開催地:渋谷 CIVILTOKYOオフィス

CIVILSESSIONはクリエイティブチームCIVILTOKYOのメンバーが様々な分野の方と行うアートセッションです。決められたキーワードを元に、発表者たちが一週間で作品を制作します。キーワード発表から一週間後にそれぞれの作品のプレゼンを行い、参加者の投票でグランプリを決定します。

第29回目は「REVIEW」と題して過去28回の振り返りや、CIVILTOKYOが思うCIVILSESSIONと、その今後についての発表を行いました。

第29回の他の記事はこちら
(2)根子敬生

(3)伊藤佑一郎
(4)山森文生
(5)杉浦草介

CIVILSESSIONはドキュメンタリーです。

CIVILSESSIONは賞レースではありません。CIVILSESSIONは可能な限り、発表者が観客に対面でプレゼンテーションする場を持ちたいと思っています。仮に作品が主軸となる会であればWEBで作品発表/投票で十分だと思います。でも、CIVILSESSIONで重要なのは作品だけではありません。普段通りの仕事をしながら、誰からの要望もなく、何が正解かもわからずに一週間で作品を作るのは容易ではありません。だから実際のプレゼンテーションの場は、一週間の苦悩や過程を含めて「何をどう思ったから、これをこうやって作った」という、いわば誰にも見られていない過去一週間の自分自身のドキュメンタリーを公開する場であって、この過程を共有できることがこの会の面白い特徴の一つです。

CIVILSESSIONでは人を招く会としてのエンターテイメント性を担保するためにも、毎回観客からの投票によってグランプリを決めています。しかし投票者の好みや職業による偏りもあるし、アートやデザインに関する知識がなくても平等な一票を投じることができるこの会において、グランプリとは「一つの目安」だと考えています。その場にいる多くの人に良いと思ってもらえたことが大きな価値であることは確かですが、観客が違えばその結果も変わってきます。我々CIVILTOKYOは決して「グランプリ=一番良かった作品」とは考えていません。票数は関係なく、その会ごとに各CIVILTOKYOメンバーが思う「この作品のここが面白かった」「これは自分にはできない」「こういう作品をもっと見たい」という思いがあります。

CIVILSESSION 29 "REVIEW"では、過去28回行われた中から各CIVILTOKYOメンバーのお気に入りの作品の一部と、その解説を今後4週に渡って掲載します。

※CIVILSESSION 29は、限られた観客の方々にご意見など頂きつつ、渋谷のCIVILTOKYOオフィスにてひっそりと開催されました。

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各発表の内容は、順次公開していきます。


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