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ロジャー・ティリソン『ジャパン・ツアー2003 ライヴ!』

"オクラホマの静かなる巨人"と呼ばれた伝説のシンガー・ソングライター、ロジャー・ティリソンが2003年6月に奇跡の来日を果たした。大阪・名古屋・横浜・東京の4カ所で行なわれ、全国のスワンプロック・ファンを魅了した最初で最後のジャパンツアー。この貴重なライヴ音源が13年の時を経てついにCD化!アコースティック・ギター弾き語りの激渋のソロ演奏に加え、ラリーパパ&カーネギーママを率いたバンド演奏も収録!!

ライヴ・アルバム『ジャパン・ツアー2003 -ライヴ!-』は前述した全4公演の中から各楽曲のベストテイクをセレクトし構成している。弾き語りのファースト・ステージでは1971年のファースト・アルバム『ロジャー・ティリソンズ・アルバム』から「ワン・グッド・フレンド」「レット・エム・ロール・ジョニー」や、ウディ・ガスリーのカバー「オールド・クラックト・ルッキング・グラス」などファンには馴染み深い楽曲が並ぶ。さらに2003年のセカンド・アルバム『マンブル・ジャンブル』からはタイトル曲や「ジャマイカ・ラン」、他にもこれまで作品化されることのなかったエルヴィス・プレスリーの「ミステリー・トレイン」、リトル・ウィリー・ジョンのR&Bナンバー「オール・アラウンド・ザ・ワールド」などここでしか聴けない貴重なライヴ・テイクを収録。随所にブルース・フィーリング溢れるロジャー・ティリソンのギタープレイも聴きどころだ。

そしてセカンド・ステージはラリーパパ&カーネギーママをバックに従えて、怒濤の骨太スワンプロックが繰り広げられる。ファースト・アルバムのオープニング・ナンバーだった「ダウン・イン・ザ・フラッド」からそのままのテンションでザ・バンドの「ゲット・アップ・ジェイク」へ。ラリーパパの強靭なバンド・サウンドに乗ってロジャー・ティリソンがシャウトする。世代、国境を越えた見事なコラボレーションは歴史的快挙と言っても過言ではない。そして締めくくりは多くのカバーが生まれた代表曲「ロックンロール・ジプシーズ」。ロジャー・ティリソンの哀愁と温もり、あるいは優しさや男らしさも感じられる。世界中のスワンプロック・ファン必聴の1枚だ。13年の時を経て伝説のジャパンツアーがついによみがえる。

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ROGER TILLISON with RALLYPAPA AND CARNEGIEMAMA
JAPAN TOUR 2003 -LIVE!-


2016.9.25 Release / citymusic / CMCD-007 / ¥2500 (in tax)

−Set 1−
1. One Good Friend
2. Southwest Wind
3. Old Santa Fe
4. Good Time Gal
5. All Around The World
6. Change Change
7. One Night Stand
8. One Step Ahead Of The Blues
9. Mystery Train
10. Hot Mamble Jamble
11. Jamaica Run
12. Pony Blues
13. Old Cracked Looking Glass
14. Let 'Em Roll Johnny
15. Lonesome Louie

−Set 2 with RALLYPAPA AND CARNEGIEMAMA−
16. Introduction
17. Down In The Flood
18. Get Up Jake
19. Loving You Is Sweeter Than Ever
20. Sweet Little Thing
21. Rock'n Roll Gypsies

The Players:
ロジャー・ティリソン:Vocal, Acoustic Guitar
ラリーパパ&カーネギーママ(Track 17 - 21)
 チョウ・ヒョンレ:Guitar, Chorus
 スチョリ:Piano, Chorus
 キム・ガンホ:Guitar, Chorus
 水田十夢:Bass, Chorus
 辻凡人:Drums, Chorus

Live at 梅田バナナホール 2003.6.16
   名古屋 TOKUZO 2003.6.17
   横浜 サムズアップ 2003.6.18
   東京 表参道 FAB 2003.6.20

Produced by ラリーパパ&カーネギーママ & 長門芳郎