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都会で浴びる、最高のアナログ体験。ライフスタイルブランド・“CityCamp”が目指すもの

※この記事は「ゆぴ(17)取材ライター」からのインタビュー記事となります。

つねにパソコンやスマホにかじりつき、膨大な情報を浴びる余白のない日々。あらゆることができる時代である一方で、心休まる時間は貧しくなるばかり。

そんななか、都市とキャンプのカルチャーを融合させたライフスタイルブランド・“CityCamp”が本日リリース。

「日本でもっともデジタルな東京で、最高にアナログな体験をつくりたい」という代表の松池に、創業の思いを取材しました。


「“何もしない”をする」ライフスタイルブランド“CityCamp”

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ーーまず”CityCamp“というのは、どういったものなんですか?

松池:
「”何もしない”をする」をコンセプトにした、ライフスタイルブランドです。

僕たちは今、朝から晩までパソコン漬けだったり、通知が鳴り止まないスマホに釘付けだったり、つねに「オン」でいる状態だと思うんですよ。

世界中で読まれているミヒャエル・エンデの『モモ』も、忙しくなればるほど大切な友だちを忘れてしまったり、本来まわりの人と楽しく暮らすための仕事が、何のためにやっているのかわからなくなってしまうことが描かれていますよね。

そうすると、自分が心からやりたいことがわからなくなってくる。

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松池:
今、サウナ、ヨガ、登山など、「遊び」の大切さが改めて実感されているのも、余白のない生活のなかで、自分の感情を取り戻すための文脈だと思うんです。

だから、このブランドを通じて提供したいのは、非日常を体験してもらうことで、つねにオンになっている「気持ち」をオフにすること。みんなオンだから。特に都会は。

ーー都会にいると、つねに「ON」でいるという実感はすごくありますね。立ち上げのきっかけは何だったんですか?

松池:
これは僕のエゴもあるんですけど…もともとバックパッカーとしてアウトドアを楽しんできたことや、D2Cのアパレルブランドの経営をやっていたことがひとつのきっかけとなっています。

一般的に、「キャンプ」って「土くさい」「めんどくさい」イメージがありません?

ーーたしかに、道具を揃えたり、ちょっとめんどくさいですね…

松池:
そう、煙臭くなったり、虫がいたりするのも嫌でしょ?(笑)キャンプ自体もそうだし、ウェアもいかにも「キャンプウェア」という感じで、都会のシーンには合わないと感じてた。

だからこそ、Z世代からミレニアル世代向けの、自然と都会が融合したようなブランドを作りたいと思ったんですよ。

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松池:
「キャンプ」は僕のなかですごく特別なもの。

僕の幸せの3つの定義は「たくさんの友だちがいること」「あたたかいこと」「新しい場所であること」なんですけど、それをすべて満たすのがキャンプだったんです。

焚き火をみんなで囲んでみると、どんな人であってもリラックスして話すことができる。自分の過去を語って、丸裸な気持ちを話して、グッと距離が縮まって。そういうのがすごく好きなんです。

そんなキャンプもアパレルもしていた自分だからこそできるブランドだと思っています。


リアルキャンプのハードルを超えて、非日常空間を提供する

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ーー“CityCamp”と聞くと、「都会でキャンプをするのかな?」「グランピング?」と思ってしまいがちですが、そうではないということですよね。

松池:
そう。空間は作るけど、場所作りの企業じゃなくて、あくまでライフスタイルブランド。だからこそ、ブランディングをめちゃくちゃ大事にしています。ちょっとでも中途半端なものは出したくない。呼ぶ人も意識するし、空間も、出るプロダクトもそう。

1960年代末のヒッピー文化が好きで、「アメリカンレトロ」×「シティキャンプ」×「リラックス」の3ワードを中心にブランディングしています。

だから、10月にオープンのCityCampの空間内にテントは置いていません。

ーーテントがない…! どのような空間をイメージしているんですか?

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松池:
僕はキャンプの象徴を「火」だと考えているので、それを囲むようにアメリカンレトロなソファがあり、都会と自然が調和したようなフラワーや植物を壁一面に敷き詰めた装飾があって、そこに香りやアートを取り入れることで五感で楽しめるような空間となっています。

半分室内、半分テラスのような空間なので、晴れの日も雨の日も問わない。

キャンプに行けない理由って挙げたらキリがないんです。「遠い」「誰かの運転が必要」「時間がかかる」「道具が揃っていない」「天気が心配」とか…。

でも、そんな越えようと思っても越えられない壁が、『CityCamp』なら提供できます。提供するのは、あくまで「気持ちをオフにすること」だから。


日本一のパティシエを始めとするクリエイターが集う。「誰でも参加できる」キャンプのようなプロジェクトへ

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ーー空間に加えて、他にはどんなプロダクトがあるんですか?

松池:
まず、日本一のパティシエ・林巨樹くんがプロデュースした「OFF COLA」。

非日常のはじまりに飲んでほしいPM6:00は爽やかなレモンの風味。PM2:00は柔らかいスパイス感でエレガントな風味を感じさせます。その2つをそれぞれデザインボトルに入れ販売します。

また、コーポレートサイトのイメージイラストはYOASOBIのカバーを手掛けた古塔つみさん、コピーライティングは株式会社GOの小竹海広さんが担当します。

音楽やアパレルも、選りすぐりのクリエイターたちとこだわりながら作っています。

ファッションは、キャンプを感じさせるディティールを織り交ぜつつ、従来のキャンプウェアのイメージを払拭するような洋服を販売します。

ーーすごく豪華なメンバーですね…!

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松池:
心から一緒に仕事がしたい、大好きな人だけを集めています。

他にも、全体のマーケティングは花クリエイターのKENTくん、資金は個人投資家の冨山智洋さんが支援してくれて、カメラマンはようちゃん

趣味の延長線上…とまでは言わないけど、みんな僕がやりたいことについて「それ、いいじゃん!」と言ってくれて。そのおかげで楽しく進められています。

ーーまさに理想的なプロジェクトの進め方ですね…! 今後の展望はありますか?

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松池:
まずは、東京を中心に、「オフ」でいられる空間をできるだけ増やしていくこと。いずれは海外に進出していきたいですね。

キャンプの良いところは、誰でも参加できるところ。

だからこそ“CityCamp”もコラボしやすいブランドでありたいと思っています。企業とキャンプ仲間になるような気持ちでコラボしていけたら、と思います。

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CityCampから本日(7/21)リリースの「OFF COLA」はこちらから↓
※pm6:00-7:00 , am2:00-3:00 のみ購入できます。

▼OFF COLA
・OFF COLA web
https://offcola.citycamp.co.jp/
・OFF COLA LINE@
https://lin.ee/Ef8iozO
・OFF COLA Instagram
https://www.instagram.com/offcola.jp/?hl=ja

▼CityCampコーポレートサイト
https://citycamp.co.jp/



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