映画「天外者」を観てきました。

大阪の礎を築いた人と言えば、誰が思い付きますか?

おそらく豊臣秀吉が一番に出てくる人も多いかと思います。

ぼくがそうなのですが・・・

しかし幕末から明治維新にかけて、今の大阪の経済を作り上げたと言っても過言ではない人物がいたことを知っていますか?

起業家の方や歴史好きな方は知っているかもしれませんが、「大阪の恩人」とも言われている実業家「五代友厚」と言う人物が、今回の映画「天外者」の主人公です。

ぼくは歴史が苦手なのですが、今日この映画を観て、色々と知りたいと思えました。

1,全体の感想

ほんとにめちゃくちゃ良かったとしか言いようがない映画でした。

五代友厚の生き様にも感動しましたが、また三浦春馬さんが演じていたこともあり、グッとくるものがありました。

で、突然話を変えますが、時代を変えるシーンに必要なことってなんだと思いますか?

この映画を観て思ったこと

「自分を信じ、未来を切り拓くという揺るぎない信念」
「明るい未来を夢見る仲間の存在と、共に創意工夫する意思」
「小さな世界に留まらずに、未知の世界へ飛び込むチャレンジ精神」

その描写に心打たれるシーンがたくさんありました。

これは今の時代でも同じことが言えるように思います。

そしてこの3つの内、ひとつでもかけてしまうと、「天下の台所」と言われてきた大阪の更なる発展・変革はなかったのではないかと感じました。

と言う意味で、全体的にとても良い映画だったと言うことを前提に話をしますが、

一方で、前半に恋愛的な要素があったのですが、個人的にそれはいらないと感じました。

そういったシーンよりも幕末~明治維新にかけて、五代友厚が手掛けた業績やストーリーが観れたらよりよかったかなと。

あといくつかのシーンで違和感のある設定がありました。

・橋から飛び降りしようとしてた川がめちゃ浅いこと
・なぜか龍馬がりんごをむさぼっていること
・病人を無理やりおんぶしてまで、外に連れ出したこと

などなど

ちょっと無理やりイメージ付けしようとしていたとこが疑問点でした。

とは言え、後半は怒涛な展開で最高に感動できたので、ほんとに大満足で観させてもらいました。


2,大阪企業家ミュージアム

そして映画を観終わった後に、「大阪企業家ミュージアム」に行ってきました。

「大阪企業家ミュージアム」知ってますか?

ぼくも初でしたが・・・

五代友厚の紹介から始まり、その他、大阪で数々の功績を残された企業家たちの歴史を観ることができる場所です。

ここがほんとによかった。入館料300円。やすすぎる。

でも時代の変遷を見る中で、この時代や企業のやったことはよかったことなのか?と疑問に思うこともありました。

と続けようと思い、書き続けていましたが、熱い気持ちが収まらず、めちゃくちゃ長くなったので、次回に繰り越します。


3,さいごに

ひとつ言えることは、どの時代も、創意工夫を持ち、チャレンジし続け、同じ志を持った仲間と共に歩んでいく大切さを教えてくれた映画でした。

三浦春馬さん

素晴らしい作品をありがとうございました。

ご冥福をお祈り申し上げます。

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