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[match Review]アビスパ福岡vs横浜F・マリノス2022/05/21


こんにちは、こんばんは。としおです。

2試合連続で結果が出ないと
試合を見返す気が失せますね!

まあ見ないと書けないので見るんですけど!


Line Up

マリノスは中2日、6連戦の3試合目。
アウェイ3戦連続となった。
失意の浦和戦から7人を変更し
巻き返しを期す。

小池龍がそろそろ過労ラインなのでは?

てか6連戦中ホーム2試合ってきつくない?
アウェイ3連戦とかつらくない?


福岡も中2日、6連戦の3試合目。
しかし間に挟んだのはルヴァンなので
スタメンはリフレッシュしているだろう。
当たり前のことをしっかりとこなす。
そんなチーム。

薄紺に水色って似合うね。


お強い


脳・心・体そして戦術的な部分
すべてで福岡が上回っていた
ことにより
負けたような気がしています。

福岡はやらなければならないことをやる、
自分たちが出来ることを100%
やり通す。そんなチーム。

そして勝負のツボを押さえている
チームでもある。

4-4-2のコンパクトなブロックで中央を
強固に固め1人1人が自分のエリアに入ってきたら
タフにボールを前進させぬよう体を張り続ける。
その様は自らの巣を守らんとする蜂のよう。

しっかりとファイトするのでファンも
後押ししがいがある。
ホームだと観客の後押しもあり
強固さが増しているような気がする。

中はカチコチでPA周辺まで行けても
ボールとゴールを守る意志が
はちゃめちゃに強く崩しづらい。

そんな相手をどう倒すのか

蜂が襲い来るよりも先に
巣へ侵入する。そんな感じ。

1つはコンパクトではないタイミング
刺しにかかること。
そのタイミングは福岡がハイプレスを
敢行するゴールキック。

この時1stプレスラインの
2枚に対してGK+2CBで優位性をもつ
チマや岩田は動いて相手ボランチを
引きつけること
で相手DFラインとプレス隊を分断。

空いたライン間を活かしながら
反転速攻でゴール前まで侵入出来る
シーンも見られた。

1つは11分、引き付け、空いたスペースを
エドゥアルドのロングパスで
一気に前進。落としを岩田が
丁寧に逆サイドへと展開することで
手数少なくゴール前まで侵入で来た。



そしてもうひとつは相手のブロックに対して
横の繋がりを切らせるような
立ち位置をとって保持
すること。

福岡の守備時の立ち位置とマリノスの
組み立て時の立ち位置が噛み合う状態

だったので立ち上がりは苦労しました。 

この図のように福岡の選手たちのエリアが
地続きになっているのに対し横のライン間に
人を置くことはできていましたが
自分のエリアにパスが来たら潰せばいいだけなので
福岡の選手たちからすると対応しやすい状態でした。


しかし前半1/2が終わったあたりから
以下のように中盤を逆三角形にして
噛み合わない立ち位置を取り始めました。

これにより福岡の選手、特に前や中村に対して
同時に見なければならない選手を作り
駆け引きをすることが出来、
他人の守るゾーンと自分の守るゾーンの
境界線を曖昧にさせたことで
前進しやすい環境づくりをしました。

こんな感じに。

そしてこのやり方を前半で
形にしたことで後半はパススピードと
移動速度を増し増しにし、
勝負かけようか!

というタイミングで失点。

福岡は先制したことで無理に前から追う
必要はなく後ろにこもってここまで上手くいった
ことをしながら時間をつぶせばいい
だけになったのでさらに攻略するのが
難しくなってしまった。

さらにアンロペちゃんが小競り合いを
試合通して行っていた宮に
唾を吐いたことでVARの末退場。

万事休す。

と上手くいかなかった浦和戦から
少し発展を見せるところもありましたし
試合中に選手で状況判断して修正していたことは
意思が統一できていたことだと思うので良い。


しかし福岡にいろいろな面で上回れました。

完敗です。


そして変わらず守備におけるあと一歩が
欠けてるような印象
も受けました。

それは失点のシーンにも現れており
山岸が反らした所で
タイミングが合わなかったのかもしれませんが
エドゥアルドがもう少し寄せ切れるようにも
見えますし…..

セットプレーから得点が多い福岡に
対する策を練習する時間が無い分
映像等でしっかりと予習していたようで
ヤマが当たっていましたが

スローイン守備の時結果論ではありますが
そんなに人を同サイドに集めるかね!?
ってぐらい集めると必然的に逆サイドが
空いてしまいます
しその集めてるサイドでは
ガツッと奪いに行かないままだと
失点するのも必然なのかもしれません。


多分ですけど水沼は13番へのリターンを寄せるのと
小池と一緒に39をはさむこと
チマはターゲットになりうる2トップに
入る前に触ることと寄せて自由を与えない役割
岩田は場合によって11番と競る、またはこぼれ。

な感じだとは思いますがボランチどちらかは
逆サイドに展開されたとき用に
中央に残しておきたかった感はあります。

これから対戦するチームは2トップともに
サイドに流れたら仕掛けてくるぞ!
って思った方が賢明かもしれません。


またこれでアウェイ戦績2勝2分3敗、
 
対するホームは5勝2分と内弁慶感が
出てきているのが気になるところ。

過密日程の中直近はアウェイを占める率が
高くなったということも関係している
とは思うけど苦手意識は
持ってほしくないなと思う。

あと本当に強いチームって
環境要因に左右されにくいサッカー
をするチームな気がするんですよね。

ピッチ内外問わず。

だからマリノスはまだ道半ばで
伸びしろがありまくりということ。


最後に


ターンオーバーってどこかで最大出力を
出すための負荷調整的な側面が
強いんですがマリノスのはなんか違う気がします。


アンロペちゃんは唾吐いたそうで。
いかんですな。最低6試合出場停止とか。
情状酌量で3試合に軽減されたみたいな
話もあるのでそうなったらいいですね。

ただイライラしてたのは明らかだったので
替えてあげても良かったのかもしれない。

西村やレオという選択肢があったからこそ
悔やまれるポイントではある。

てか唾吐きで6試合ってすごい。
超絶非紳士的ということなのかな?

今度は中3日でホーム京都戦。
多分めっちゃ前からくるような気がする。
5戦勝ち無しらしいがマリノスの天敵スタイルなので
苦労は必須だと思われる。

しかし会場は三ツ沢。あそこで醸し出される
雰囲気から圧倒したいところ。


ここまでお読みいただきありがとうございました。

また次回もよろしくお願いします。

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