大阪、万博とカジノに未来を託してそれでええんか!?

地元の地下鉄の駅で、帰る前に缶コーヒーで一息。地下鉄ですが湾岸部で高潮や津波の恐れがあるため、昭和30年代後半に高架式で建設されました。今は民営化されたOsaka Metroと、乗り入れ先の近鉄けいはんな線の車両が走っています。

民営化以降、2025年の大阪万博の開催が(市民不在の中)決まり、メトロはこの中央線を、御堂筋線に次ぐ東西の基幹路線として位置付け、全駅への可動式ホーム柵の優先設置や、万博会場になる夢洲への自社ビルの建設、将来的な無人自動運転の試行などを発表しています。

また、乗り入れ先の近鉄も、自社沿線から海遊館や大阪万博会場・カジノ(IR統合型リゾート)にお客さんを呼び込みたいとして、直通用の特急列車の設計を発表しています。

しかし・・・横浜のドンがカジノに反対しているように、少子高齢化の日本で万博やカジノに期待するのは、まさに博打に手を突っ込むようなものではないでしょうか。カジノの運営会社も、主なお客さんは外国人ではなく日本人を想定しているようで、それじゃ日本全国ギャンブル中毒の人が溢れる未来が見えます。

健全な都市計画とは言えないと思うんですがねぇ・・・。

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