ちった

繋がる縁に広がる輪!新宿歌舞伎町の居酒屋「味酒やっぱりきまる」店長。男3人で暮らしなが…

ちった

繋がる縁に広がる輪!新宿歌舞伎町の居酒屋「味酒やっぱりきまる」店長。男3人で暮らしながらクリエイティブに生きるowl good house。踊ったり絵を書いたり動画作ったり飲んだり飲んだりしながら笑って生きてます!濃ゆく濃ゆく!生きたい!

マガジン

  • 夜な夜な酒場

  • アメリカチャリンコ横断

    2014.8.16-10.16にNYからLAまでチャリンコ横断した時のお話です。チャリンコ初心者であればパンクの直し方も分からず、テントのたて方も分からず、なにより英語全然喋れない状態で出発しました。お酒の肴にどおぞ!

最近の記事

ケツの穴に温風

向かいから歩いてくる男性。 首元のファスナーがちょっとだけ開いてた。 今日はあったかいから最後まで締めない気分だったのかね。 お天気いいですね。 どうもどうも、ちったです。 昨日どうでもいいこと書こうと銭湯のお話書いたんだけど、 (いつもどうでもいいことなのよ) 意外と反応いただきまして、すごく嬉しかった。 みんな銭湯大好きなのね。 ケツの穴に温風わかりますぅ!って人はいなかったけど。 ケツの穴で思い出した。 わたし人のこと言えませんわ。 去年の夏、2階のベラン

    • 幸せ銭湯

      歯磨きを終えて、洗面台に行き、キュッ、ジャー。 蛇口から水が流れ始めてからまた少し歯を磨いてしまう。 どうもどうも、ちったです。 水がもったいないじゃないか!と思いつつもね、せっかくなんで。せっかくなんでとゴシゴシしちゃうのよね。 どうでもいいわよね。 どうでもいい話を続けよう。 ひっさしぶりに銭湯に行ったんだけど、やっぱりいいものね。 こないだ映画の『湯道』を観たばかりだったから余計にニコニコしちゃった。 全ての銭湯に感謝とリスペクト。 リスペクトを込めてまずは

      • 新しいルーティンを作ろう

        「もう春ですね」 そうなのよもう春なのよ。あなた1年間溜めっぱなしパンパンな蕾から花びら回転まで秒読みですね。 この憎たらしい目の痒みとこの憎たらしい鼻ムズムズを除いて最高の心地よさ。お布団に包まれてる気がしてついウトウトしてしまうけど、春、好きです。 新しいルーティンを取り組もうと出来るだけ毎日絵を描いてますの。 下手くそだけど、楽しいから続けられる。 たくさん描いてたら最近だいぶ絵のタッチが変わった。 そしたらもっと楽しくなった。 絵本描きたいし、本も好きだから、新

        • 夜な夜な酒場#2 「ジャガナスのラザニア」

          蝉の鳴き声が、街のセミゼミまで、ごほん、隅々まで響き渡る、ジリジリと肌が焼けていく夏もそろそろさよならバイバイ、ここはマサラタウンですか?いやいや、今更ダウンですか。季節の変わり目ですね。 夏休みはやっぱり短いだなんてどこぞの赤と緑のモンスターが歌ったり、アバンチュールな夏の恋に、あら、ナニ!あなたのナニ何!?やっぱり短いわねだなんてどこぞのこんがり焼けたビキニさんに言われたり、 恋焦がれ、汗を拭うが、涙かな。 チュールチュールチャンチュール! アバンチュールにチャンチ

        ケツの穴に温風

        マガジン

        • 夜な夜な酒場
          2本
        • アメリカチャリンコ横断
          50本

        記事

          夜な夜な酒場#1 「生牡蠣」

          アブノーマルな七夕の夜、性水流れる天の川を越え、1年に一度だけ会えるという嘘かほんとかロマンはどこだ、ばかり。 あれがデブでアルタイルベーガ♪ なんて歌があったりなかったり知りませんが、 彦星とオリモノは一体全体どんな夜を過ごしたのだろう、と、地球から14光年、16光年も離れているアルタイルベガを眺めながら我々人間は究極の青姦を妄想した事でしょう。 宇宙のスペースを埋めつくーす、ペニースをください。 そんな短冊が世の中には溢れて、お願い事をささくれにでも描きましょう

          夜な夜な酒場#1 「生牡蠣」

          アメリカチャリンコ横断して6年後

          どうもどうも、ちったです! 今年noteをはじめてみまして、 6年前のアメリカチャリンコ横断を書いてました。 書いてみるとその日その日を思い出せて、 また旅をしているような気分になりながら昔の自分に元気をもらうという。 行き当たりばったりでやった(やってしまった)旅だったけど気づきたくさんで、それはまた今度書きますね。 アメリカチャリンコ横断ブログは一旦終わります! (なぜならこの時期日記を取りに実家に帰れないものね) ゴールまでまだまだ続くけど、この先は当時持

          アメリカチャリンコ横断して6年後

          Day49 グランドキャニオン籠り6日目、歩幅2ミリの生活

          実はこの旅をはじめてから嫌がらせのメールが毎日届くようになった。 朝昼晩構わず画像を送ってくる。 「おはよう」 目覚めの悪さといったら。 こっちが起きるであろう時間まで計算して送ってくる。 わたしは彼を知っている。 そして彼の家も知っている。 そこ便所だろ。 下半身丸出しなんだろう?なあ、丸出しなんだろう? 「休憩中だよ」 知らんがな。彼女か。 彼岸島にでてきそうな白目のなさは愛くるしい。 わたしも人のことは言えない。 お互いに、貯金箱みたいな目。

          Day49 グランドキャニオン籠り6日目、歩幅2ミリの生活

          Day48 グランドキャニオン籠り5日目、香ばしくなる

          朝日で目覚めた。 朝日で。 朝日? ということは、朝日をプラトーポイントで迎えることができなかったということではないか。 というより誰だテントの入り口開けたまま寝たのは。バカじゃん寒すぎんじゃん死ぬじゃん誰だよ、ぶるぶる。 ドキ。 どうもどうも、ちったです。 だけどまあ、きれいすぎてどうでもいいなあ。 深呼吸。 気持ちよい朝ごはんタイム。残りのレタスとハムを全て挟み、サンドウィッチを頬張った。 日差しが強くなる前に登り切りたかったため、まだまだ肌寒い時間から出

          Day48 グランドキャニオン籠り5日目、香ばしくなる

          Day47 地球の谷間に降りる、心臓の音がきこえる

          昼間の暑さのせいで夜もなんとなく過ごせる気になってしまうけど結局死ぬほど寒い。 今回は靴下二枚履きの上からマーケットで図々しくもらった紙袋で足をくるんで寝た。 上はTシャツ4枚に長袖を着てアウターを着る。 下は水着に半ズボンに長ズボン。 ロボコップみたい。 わたしは、 高校時代やかましいほどいつも一緒にいた同級生を思い出した。 そいつは冬になると学ランの中にヒートテックとTシャツと長袖とスウェットを着込んでいた。(通っていた高校は服装自由だった) ロボコップみ

          Day47 地球の谷間に降りる、心臓の音がきこえる

          Day46 この度はじめて東に向かって走って、砂漠の中にいることを知る

          カチカチカチカチカチカチカチカチ 歯の高速地獄運動で目覚めた。 歯から火が出るんじゃないかってくらい。 死ぬほど寒かった。というより死ぬかと思った。 そういえば高校生の頃友達に勧められたAVのタイトル、 「高速回転ドリル地獄」だったな、、、。みてないけど。想像はつくから。つかんわ。 どうもどうも、ちったです。 気温の低さと地面からくる冷え込みで全く眠れなかった。 あれ?敷いたよね?紙袋。 全く変わらないよばかやろう。 寒すぎて寝袋から出られなく2時間尿意を

          Day46 この度はじめて東に向かって走って、砂漠の中にいることを知る

          Day45 Sunset on the Grand Canyon

          朝のお口のにおいがそら豆だった。 もってる歯磨き粉がもうすぐなくなりそうで節約のために磨かない日もあったけれど、やはり磨こう。 お口がそら豆はたまったもんじゃない。 どうもどうも、ちったです。 やはり、最高に死ぬほど寒かった。 というか死ぬかと思った。 Tシャツを二枚着てロンTを着てアウターを着る。水着と半ズボンを履いて長ズボンを履く。靴下は三重。足がうなぎだったら贅沢な一品。 靴下じゃなくて寝袋を買うべきだったのではないかと自分を責めてすこしだけ後悔したけれど

          Day45 Sunset on the Grand Canyon

          Day44 Grand Canyonに吸い込まれる、地球のおっぱいを吸う、最高の乾杯

          この旅1番の、冷えた夜だった。 このまま死んでしまうのではないかと本気で思うほど寒くて、 持っている服全部着ようと思ったものの、寒すぎて股に挟んだ手を抜き出すことができずに、ぶるっくりんぶるっくりんと震えながら朝を迎えた。 どうもどうも、ちったです。 土から踏ん張って生えている草たちは凍っていた。 太陽さんがおはようと顔をだしてきて一気に暖かくなる。 太陽さんに感謝をしておテント様をたたみ、朝のコーヒーを求めにマクドナルドへかけこんだ。 おテント様ね。太陽だけに

          Day44 Grand Canyonに吸い込まれる、地球のおっぱいを吸う、最高の乾杯

          Day43 バカでもNYからGrand Canyonまで自転車でこれる

          3時頃目が覚めた。 静かな夜だった。 昨晩のようなショッキングピンク色の声は聞こえてこない。 これはこれでさみしい感じがする。しないか。 お手洗いに行くのが億劫になるほど冷え込んでいた。 アレックスが朝ごはんをつくってくれて、 UGさんとわたしのことを撮ってくれて、 わたしはちっぽけなりにお手紙をあげた。 素敵なシェアハウスにあたたかいアレックスとジョン、最高なフラッグスタッフと妄想をかきたてる喘ぎ声。ありがとうございました。 そして、この5日間共にしたUG

          Day43 バカでもNYからGrand Canyonまで自転車でこれる

          Day42 アリゾナに行ったら絶対泊まりたい町、フラッグスタッフはショッキングピンク色に染まる

          オーイエス! オーイエス! わたしは綱引きをしていた。アメリカ人強い。 アレックスもジョンも相手側にいる。 わたしとUGさんは引っ張ることも出来ずにどんどん引き込まれていく。 オーイエス! イエス、イエェス! 気づけば相手はみんな裸になっていて、目が覚めた。 オーイエス! ん? いえす? 3時頃、 静まり返ったフラッグスタッフ。 満天の星空の下、 一件のシェアハウスからもれるあえぎ声。 色でたとえるなら、 ショッキングピンクだった。 どうもど

          Day42 アリゾナに行ったら絶対泊まりたい町、フラッグスタッフはショッキングピンク色に染まる

          Day41 フラッグスタッフ

          ぐっすりと眠れた。素晴らしいぞ野球場。 今後野球を観にいったらテントどこに張れそうか探してしまうことだろう。 そのうち、 ピッチャー第一球、大きく振りかぶってテントを張り出しました! なんてことがこれからあるかもしれない。 ないかもしれない。 どうもどうも、ちったです。 予報は大雨だったけど雨は降っていなかった。 いずれにせよ雨でも漕ぐしかないんだけど! はっはっはっはっはっ 今日がんばればとうとうフラッグスタッフですよ! 笑えればを聞いてストレッチした

          Day41 フラッグスタッフ

          Day40 今までで1番いい寝床で、アリゾナ州は壮大だった

          日が昇る前に起きてテントをでる。 朝日がとてもきれいだった。 改めてみるとここがいかに素敵な場所かわかった。 深呼吸をして宇宙にいく。 なんだあの警備さん結局いいやつやん。 UGさんは歯をみがき、わたしは笑えればを聴きながらストレッチした。 もちろん、そのあとで歯をみがいた。 朝早く出発して一気に40km、 ホールブルックという町まで駆け抜けた。 ガソスタでホットドッグを買うことにした。 今日はじめて知ったんだけど、 パンはどこなのよ。 って尋ねたら、

          Day40 今までで1番いい寝床で、アリゾナ州は壮大だった