くだらねえとつぶやいて

エレファントカシマシの大名曲。僕はこの曲に少し思い出がある。

大学生のとき、後部座席から件の曲をかけつつタバコを吸い、開けた窓に肘をつきながら深夜の大通りを運転をする友人を見て「クサいことするなよ!」とイジった。すると彼はイラいた様子すぐに曲を変えた。

僕はその友人をよくイジることもあって、まさかイラつかれるとは思わなかった。その時期から彼とも距離ができてしまって「申し訳ないことをしたな」とか「しなきゃよかったな」なんて後悔をしてしまっている。

その友人が実際どう思っているかは分からない。それでも距離が生じるという事はそういう事なのだろう。

「クサいことするなよ!」といった僕は間違いなく相手の心情を考えられないクソで、イジりという槍を構えて自分がクサいといわれることを恐れるプライドの塊なのだ。だから取り返しのつかない後悔ばかりしてしまう。今回で言えば距離が生じて友人の信頼を損なうなんてことだ。

もしこの記事を読んでいたら君にしていたイジりに悪意はないという事だけはわかって欲しいです。思い出させて不快にさせたならごめんなさい。


でもやっぱりあの時のことは言い訳をさせてください。

あの光景をツッコまないほど人間できちゃないよ。


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