アベノミクスで輸入品は何でも高くなるかと思いきや、日本のiPhoneは意外と安かった話

" 「日本は世界一治安が良い」
 「世界中の食べ物がどこよりも安く食べられる」
 「給料はなかなか上がらないが物価も比較的安い」――。
 メディアでもそんな日本の「居心地の良さ」を誇る論調が目立つ。大量に外国人が押し寄せているのも、そうした日本の素晴らしさにようやく気が付いたからだ、と、若者を含めた多くの人たちは思っているに違いない。
 だが、世界から人々が訪れるのは、円安とデフレによる「安さ」が最大の理由だ。もはや、シンガポールや香港、あるいは上海などの中国諸都市で買い物をするよりも、東京で買った方が安いのだ。日本人が安月給でせっせとモノづくりに励み、安い為替レートで、外国人にバーゲンセールを提供している。"

[引用元]「海外に出ない」日本の若者が気付けない自らの「貧困」 - 磯山友幸https://lite.blogos.com/article/428777/?axis=&p=4

……円安で輸入品はなんでも高くなると思うのですが……昨年末、新型のiPhoneが発売されてからだ〜いぶ経って銀座店に買いに行ったんですよ。そしたら発売直後でもないのにiPhoneを買うための行列が出来てまして(その他の人は店内に普通に入れるが、iPhoneを買う人だけ店の外に並ばされる)。
で、その内、日本人は数名のみ。あとは全員中国の方でした。で、少し待ってる間にその違和感になんやコレ?と思い始めてアップルストアのアプリを立ち上げてみたら、アプリからなら当日すぐに購入できることがわかって、その場で注文して観光客の列を脱したんですけれども。そのあと受け取りの際に店長(聞いてもないのに自分から店長ですって言ってきた笑)に聞いてみたら、「現地で買うより日本のiPhoneの販売価格の方が安い」との返答でした。アップルでは為替レートで安直にプライス設定するのではなく、その国の購買力などを見極めて絶妙なプライスに調整してるんでしょう。ま、長きに渡って国を挙げての日銀砲デフレセールに血道を上げてきたわけですから、日本人としては中国人観光客の列に恥ずかしげに混ぜていただきつつ、アップルの粋な計らい?余計な計らい?に感謝するしかありませんね。

[参考]TheMacIndex.com

#自民党 #アベノミクス #麻生太郎 #安倍晋三

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