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第32回 ダーティー・ハリー(1971年 アメリカ) 本日5月31日はクリント・イーストウッド90才の誕生日(祝) イーストウッドと言えばもちろんハリー・キャラハン!

今日はイーストウッドの90才の誕生日。長生きだなあ。そして、いつまでも現役として俳優業も得意の監督業も続けて頂きたい。

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私とイーストウッドとの出会いはかれこれ40年を少し超えたくらいか?

子供の頃、テレビでは各局で映画の枠があった。

フジテレビはゴールデン洋画劇場、高島忠夫が司会。

テレビ朝日は日曜洋画劇場、淀川長治が司会。

日本テレビは金曜日ロードショー、水野晴郎。

TBSは月曜ロードショーまたは水曜日ロードショー、荻昌弘が司会。

おそらく荻昌弘の番組でダーティー・ハリーを見たと思う。長身でニヒルな白人刑事が拳銃を悪人に向け容赦なくぶっ放す!これに子供の私は興奮したものだ。

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はみ出し刑事のハリー・キャラハンを演じたのは当時はアクションスターで西部劇でも有名だったクリント・イーストウッド。

1971年アメリカ公開、1972年日本公開だから、生まれる前にこの作品は世に出ていた。だから私が見たダーティー・ハリーは再放送だったかもしれない。しかし、何度でも再放送される名刑事映画なのだ。

このあと、5まで制作された。実は私は個人的に4が一番好きなのだが、その話はまた後日。

殺人鬼がスクールバスをバスジャックする。その殺人鬼を逮捕ではなく、はじめから射殺しようとおそらく考えてるキャラハン刑事。

ラストの犯人を44マグナムで撃ち抜くシーンは衝撃。日本の刑事ドラマは犯人を殺さず逮捕が鉄則だったから、このギャップに興奮したものだ。

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この作品の監督はドン・シーゲル。

今ではアカデミー監督賞を獲得し多くの俳優達から神の如く崇拝される名匠となったイーストウッド。その彼が師と仰ぐドン・シーゲル。ドン・シーゲルがのちの名監督を育てた。※あともう一人の監督、セルジオ・レオーネも忘れてはならぬが。

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今では毎年1本のハイペースで作品を世に出し続けているイーストウッド監督。

彼の原点となった1作であり、名キャラクターこそこの作品のハリー・キャラハン。

またあの勇姿をテレビ映画の番組内で見たいものだ。

★★★★☆ 4.2点 ※少しオマケ

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