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【ユニークな海外シネアド事例】Amazonシネアド。映画館の照明OFFを活用した “アンビエント・シネアド”

こんにちは。シネアド(映画館広告)専門代理店のシネブリッジです。
今日は海外で展開されたユニークな海外事例をご紹介します。

圧倒的に年間の映画製作本数が多い映画大国インドでも、多くの広告主がシネアドを活用しています。

2017年国別映画製作本数
1位 インド(1,986本)※2016年
2位 中国(874本)
3位 アメリカ(660本)
4位 日本(594本)
5位 韓国(494本)

総務省統計局「世界の統計2022」

そんなインドでAmazonが「Alexa」をPRするため、インド国内のシネコン 
(シネポリス、PVR、INOX)200スクリーンで、趣向を凝らしたシネアドを展開しました。

それは、映画館の照明OFFを活用したシネアドを実施したもの。

これは、「Alexaで簡単にスマートホーム化できる」というメッセージを強化することを目的に実施されました。

シネアドの冒頭で、Alexaに照明を落とすよう指示を出すナレーションが流れると、映像内の照明だけでなく、映画館内の照明も落とされます。照明がOFFになり映画を楽しむ雰囲気にシアター内が包まれた中で、AmazonのCMが流れるというもの。

この没入型のキャンペーンは、Echoデバイスとスマートホームが最大55%オフで購入できるプライムデー(2022年7月23日・24日)に先立ちローンチされ、Alexaとスマートホームのブランディングを図りました。

Alexaに指示を出すだけで物事が片付くというシンプルさを観客に大きく印象付けるシネアドとなりました。

実は、ここ日本でも同様のシネアドがすでに展開されています。

日本と違うのは、インドでは映画本編直前=いわゆるゴールドスポット(GS)に全員起立しての国家斉唱があるとことでしょうか。

インドでは法律で、上映前に国家を流すのは義務付けられていて、国家が流れている52秒間は全員起立することが義務付けられているのだそうです。

映画館の照明OFFという環境を巧く使ったアンビエント・シネアド。
アイデア勝利ですね。


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