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イエスが花嫁を要求する?教会で英語

今日のSunday ServiceもノリノリのWorship songで始まった。
一度聞いたらすぐに覚えられるわかりやすいメロディ、歌詞。
今日のバンドも演奏がうまい。最近は週替りで違うバンドが来て演奏している。北米は、ポップミュージックの裾野が広いと感心する。
私もスクリーンに映し出された歌詞を見ながら一緒に歌う。
時々、知らない単語が出てくる。

あとで調べてみると。

Salvation 救済
Redemption キリストによる罪の贖い
Crucifixion キリストの磔
Resurrection 復活
Magnify 誇張する、拡大する

なるほど。

"He's returning to claim His bride"
彼は、花嫁を要求して戻って来る?
ちょっと待て、花嫁って誰よ?
マグダラのマリアか?
そんなはずはないな。結婚してない。

ぐぐってみると、諸説様々な見解があるが、
キリストの花嫁は「教会」のことらしい。

子供の頃、旧約聖書や新約聖書は一通り読んだが、ちょっとこれは知らなかったなぁ。

wikipediaの英語版に詳しく書かれているが、花嫁に例えられる意味がよくわからなかった。神学者の見解もあるようだが、専門外すぎて手は広げられない。

日本語の聖書は、難しい文体で書かれているためか文章がとても読みにくかった。ところが、英語だと上記のような磔、贖いなどのキリスト教特有の単語は出てくるが、文自体はややこしい表現もなく単純でわかりやすい。宗教を広げるには、わかりやすさが大事なのだな。

Pastorによる、説教(Sermon)も例え話を用いてわかりやすい。
なので、私はこっそりシャドーイングをしているのであった。
TEDのシャドーイングの要領で。
Sermonの前に、聖書のどの福音書のどの章の話をするのか示してくれるので、日本語訳も見ながら自分の訳が当たっているのか確認できる。

ところが、英語のBibleに馴染みにない私には、時々わからない人名や宗教用語が出てくる。
例えば
「James」
ジェームスって誰よ?
Johnヨハネ、Matthewマタイ、Markマルコぐらいはわかったが、Jamesわかんねー

James = ヤコブでした。

説教のあとは、また歌って、解散。
お茶やコーヒーが振る舞われ、みんなで雑談する。
今日は、なんと「チリ」が振る舞われた。
私には、あんまり馴染みがないのだが豆を煮た料理だ。
チリコンカンのことをチリというらしく、
寒いの「Chilly」と紛らわしい。
なんだかわからないけど、カナダのソウルフードみたいだ。

教会に来ているみなさんと、雑談することで会話の練習にもなる。
けれど、そんなに話は長く続かない。
天気や散歩の話はできるけど、それほど共通の話題がないから。
今度はもうちょっと話が長くなるように工夫してみよう。

私が子供の頃は英会話教室などなかったから、教会で英語を習うのが普通だった。もちろん、聖書の勉強もついてくるが。
ルーテルアワーも聞いていたし、モルモン教会では親切にされたしいいお話もたくさん聞いた。なので、クリスチャンの哲学には大いに共感するが、どうしても三位一体説が理解できなかった。
なので、結局入信することはなかった。これからもクリスチャンにはならないだろう。
今でも、賛美歌を歌いながら
「Son of the God」
むー、やっぱわからんと内心つぶやいている。

まあ、2000年前の宗教にいちゃもんつけてもしょうがない。
当時の人達が理解しやすいようにできている。
さらに、後世の人が解釈を付け加えたり分派したりして形を変えている。
みんなが、身の丈にあった幸せな暮らしを送れるように導いてくれれば良い。

そういえば、先日Pastorは、良いこと言った。
「神の国は、遠い未来に来るのではなく、今そこにある」
うん、そうだよな。





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