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カナダでエコー(Ultra Sound)2回め(MSPの場合)

画像は、本文とは関係ありません。
同僚がDollar Storeで、
「これCindyにぴったりだよ!」
と言ったやつ。
Tipsy=酔っ払って上機嫌(彼の説明)

カナダの病院(クリニック。日本の内科医院みたいなの)には、レントゲンもエコーもCTもありません。採血や検尿も別施設(Lifelabsなど)がやっています。なので、医師が各種検査の指示を出したら、それぞれの施設に行って検査を受けるシステムになっています。

先週の金曜日、医師が
「じゃあ、念のためエコーもオーダーしておきます。お近くですと、◯◯病院にあるようだから、そちらにRequisition(指示箋)を送りますから、連絡あると思います。」
と。で、忘れた頃に連絡来るのかなー(カナダ通例)と思っていたら、
翌週、月曜日の夕方
「明日の8:30に、最寄りの◯◯クリニックで受けられます。1時間前に水1L飲んでから行ってください」
と、どこかの医療機関(聞き取れなかった)から連絡あり。

えーーーーー!早!

見慣れない電話番号だったから、Scamだと思ってうっかり無視するところだった。

連絡来るスピードが信じられなかった。
なぜなら、私のクライアントは11月上旬に受診してから2週間以上経っているのに、まだエコーを受けられていない。

彼女は、自分で最寄りのエコーが受けられる医療機関に連絡を取って心エコーを受けるようにと言われたから、カナダ人の同僚があちこち電話して(この作業に2時間ぐらいかかっていた)、結局折り返し電話待ちとなり2週間以上経過している。心エコー(Echocardiography)ができる医療機関があまりないらしい。ちなみに、CTも同様で

1.ファミリードクターが検査の指示を出す
2.どっかのCTがある病院や施設に自分で予約を取り(あるいは連絡が来る)、CTを受ける(たいがい2ヶ月、3ヶ月待ちとなる)
3.結果をファミリードクターが受け取り、診断する
という流れ。

エコー自体は、日本で受けるのと全く変わり無く、ゼリーを塗ってプローブを当てていく。ここのクリニックの技師さんはとても親切だ。
あ、JerryじゃなくてGelだったっぽい。
「Gel塗りますねー」が聞き取れず
「Gel?」と聞いたら
「Gel」(ジョオウルと聞こえる)ともう一度いってくれたので、ああ、Jerryじゃないのねと思った。
L sound聞き取れないなぁ。まあ、わかってて聞いたんだけどね。

ついでに、卵巣も診てくれたら超ありがたいんだけど、それは無理な話。
日本では、毎年卵巣のチェックと子宮がん検診受けてたんだが、カナダだと子宮頸がんのみ3年おきで、子宮体がんの検診はないそう。

このへんの日本との違いの原因は調べてないのでわからないけど、
医療につかえる予算の違いじゃないかと個人的に予想。

日本ほど、がん検診に熱心じゃないし太っている人、糖尿病の人がたくさんいるにも関わらず、カナダ人の平均寿命は82歳。全然、短くない。
ストレスフリーの生活が影響している???

何はともあれ、あちこち電話する手間もなく、あっさりエコーが受けられて超ラッキー。日本人ドクターのパワーなのか???
杉本医師が「緊急です」とかプッシュしてくれたんだろうか?
こっちの事務員が「ドクターの住所、どこですか???」とかなり戸惑っていたけれど・・・いや、同じBC州なんだから。
バーノンバカにすんな(笑)
とにかく、私の中で日本人医師の株がまた上昇したのは言うまでもない。

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