
内カメ画素数はiPhoneの3倍!OPPO新機種Reno Aはスマホ市場価格のディスラプションを起こす
OPPO Japan(オッポジャパン)は10月8日に、新モデル「OPPO Reno A(以下Reno A)」を発表した。各IT系の媒体がこぞって、「激安」「価格破壊」「高コスパ」など、ハイスペックながらあまりにも安い価格に注目している。
しかし、本当に高機能で使いやすいのか。安いだけで実は使いづらいのではないか。このように思う節があったので、同社とひかりTVショッピング共催のタッチ&トライイベントに参加してみた。
会場は原宿YMスクエアにあるRistorante Venire Venire(リストランテ・ベニーレベニーレ)にて行われた。天井高で吹き抜けの造りやテラス席は、若者カルチャーで溢れる地である原宿には少し珍しい光景だった。
色々と撮れ高が高いロケーションなので、Reno Aで写真を沢山撮ってiPhoneと比べるのには絶好の機会だ。
参加者には1人1台、最新機種のReno Aが配られた。OPPOのスマホは、カメラ女子会のコミュニティで一度試しに使わせてもらったことがあり(多分OPPO上陸仕立て)、確かにインフルエンサーや写真撮るのが好きなユーザーには好まれるスマホという印象は持っていた。
まずはじめに、OPPOプロダクトマネージャーの中川裕也氏が登壇。商品開発に携わってきた身として、今回のReno Aの特徴と商品の魅力について語った。
総務省の調べでは2018年時点で、個人のスマホ占有率が64.7%に達し、平日のネット利用時間が平均で64.7分と今やスマホはなくてはならない存在になった。
また、CIAJ(情報通信ネットワーク産業協会)によれば、モバイル端末の購入の際に重視する点として「端末の購入価格」(84.4%)、「月々の支払い価格」(80.1%)、「通信事業者」(70.8%)と上位3つが、価格やブランドを重視する傾向があるという。
そして、「防水」(48.6%)や「CPU性能」(27.0%)、「カメラ性能や機能」(25.5%)といったスペック面も価格に次いで重視することが統計として出ている。
これらを踏まえてOPPOが導き出したのは以下3つになると中川は説いた。
日本特有のニーズに応えること
普段使いに丁度いいスペック・機能があること
手に取り安い価格であること
今回発表されたReno Aは、これまで海外向けモデルを日本にローカライズしていたラインナップとは一線を画し、完全日本オリジナルのプロダクトであると力説する中川氏。
元HKT48の指原莉乃を起用したOPPO初のTVCMでのプロモーションを行うなど、OOPOのReno Aへの力の入れようが窺える。ちなみに、莉乃=Renoというところから、キャスティングが決まったという裏話があったとか。
驚愕のセルフィースペックは自撮りの概念を変える?
Reno Aには様々な仕様や特長がある。
おサイフケータイ(FeliCa対応)
防水・防塵に対応(IPX7/IP6X)
高性能CPUのSnapdragon 710プロセッサ
大容量のRAM6GB+ROM64GM
ディスプレイの指紋認証
筆者が注目したのが、インカメラ2500万画素数の高性能カメラ機能だ。普段インカメラ(セルフィー)は全く使わないが、インスタグラマーや自撮りを日常的に行う女性にはこの上ないプロダクトなのではないだろうか。
しかも、アウトカメラ(通常の写真撮影)は1600万画素数と、インカメラの方がより写りがいいというのも特筆すべき点だろう。
また、インカメラにはAIビューティー機能が搭載されていて、800万パターンのデータを元に美しいセルフィー写真が撮れるとのこと。
髪|毛先までクリアに再現
輪郭|顔を識別し、より立体的に
美顔|ナチュラルな肌感を演出
体の部位ごとに細かな調整が可能で、「パーツ盛り」によって、盛れる写真のクオリティーがさらに高まるだろう。画面占有率が91%と、他のスマホと比べても大画面なので、動画配信との相性も良さそうだ。
ついに @naenano78 さんが登壇‼️めっちゃかわいい〜😍顔が小さくて肌が綺麗でみんなメロメロです💕#OPPO #RenoA #ひかりTVショッピング pic.twitter.com/qmCDnsdHQ5
— ひかりTVショッピング(公式) (@hikariTVshop) October 8, 2019
タッチ&トライイベントのゲスト登壇したSNS総フォロワー数100万以上のなえなの氏(@naenano78)は、Reno Aで写真や動画をアップすれば、いいねもつきやすいのではとコメント。
インフルエンサーお墨付きのスマホであるReno Aだが、筆者個人的にはメインのスマホとは別のサブ使いとしていいのではと思った。というのも、普段使い慣れているのをいきなり変えるのは抵抗がある上、一部の機能だけ魅力的に見えても、全体感として捉えた時のバランスが大事だからだ。
このように、スマホ2台使いの需要はあるのだろうか。イベントに来ていたスタッフに尋ねると、「普段使うスマホは携帯大手3社で契約したものを使い、動画視聴やゲーム、写真などの専用としてMVNOの格安SIMで使うのもあり」とのこと。
確かにアウトカメラの写真はミラーレスや一眼クオリティにやや劣るとはいえ、スマホで撮ったとは思えないほどの鮮明で綺麗な写真が撮れる。
10月18日にReno Aは店頭で発売されるそうなので実機を手に取り、ぜひ試してみてはいかがだろうか。
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