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インディグり #20「REVENANT」

インディーゲーム発掘マガジン「インディグり」。今回は2Dガンアクションシューティング『REVENANT』を紹介します。

舞台はピクセルアートで描かれた近未来。自由を求める主人公「ベータ」が、迫りくる敵を一層していくアクションゲームです。

退廃的な世界観

操作はキーボードとマウスで行います。キーボードで移動し、マウスで照準を合わせるという遊び方ですね。近年のゲームだと『溶鉄のマルフーシャ』をイメージするとわかりやすいかもしれません。

敵は左右からやってくる

特徴なのは、マウスで動かせる三角形の照準。他のゲームなら照準を頼りに延長線上を撃って倒す、ということもできますが、『REVENANT』においては照準をしっかり敵に合わせなければ攻撃が当たらない、という工夫がなされています。

当たってそうで当たってない(判定は厳しくないので、これは多分当たってる)

かつ、相手の攻撃を喰らってしまえば即死。頭上の索敵マークが真っ赤になると攻撃されてしまうので、スペースキーのローリングなどを活用して避けるか、攻撃される前に倒しきりましょう。

ゴリ押しはかなり難しい

銃の弾数は7発で、撃ち尽くすかRキーを押すとリロードします。右クリックで近接攻撃のサブウェポンを使用することもできるので、うまく活用して敵に囲まれるのを防ぎたいです。

右下のVマーク(狂奔ゲージ)を溜めると、バレットタイムを発動することができます。一定時間敵の動きが止まり、その間に撃ちたい箇所をクリックすると、時間停止解除後に一斉射撃! ゲージがモリモリ溜まるのでガンガン発動してしまいましょう。

チュートリアルも用意されています

中には、闇雲に撃つだけでは倒せそうにない敵も。

盾を持った重装兵。後ろに回り込むには……?

ゲームのラストにはボスが待ち構えています。縦横無尽の斬撃で攻めてくるので、攻撃パターンを読み切り、バレットタイムもフル活用してたたみかけたいところ。もちろんボス戦も攻撃を受けたら即死のオワタ式です。

ストーリーは端々で語られていますが、本作は手軽に遊べるボリュームのため、詳細はご自身の目で確かめてみてください。この短編で終わってしまうのが惜しいくらい、良い出来だと思います。

ボスを倒したらおしまいという、総プレイ時間20分ほどに収まってしまう本作。韓国の大学生チームの卒業制作だそうで、今後追加アップデートなどは予定されていないとのことです。学生が作ったとは思えないほど素晴らしいクオリティに仕上がっています。

『Revenant』は韓国の学生チームの作品です。
青江文化産業大学ゲームコンテンツスクール(School of Game, ChungKang College of Cultural Industries)の展示会「ChungKang Chronicle 2022」に出展されていた卒業制作。

引用:Steamレビュー

『REVENANT』はSteamにて、無料でプレイ可能。


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