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陶芸制作日誌

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アマチュア陶芸家が作っていて思うこと。気付いたこと。作りたいもの。制作プロセスの覚書。作品制作を深めていくのと客観化がとりあえずの目的です。
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陶芸制作日誌4 ろくろの線

陶芸制作日誌4 ろくろの線



ろくろで円柱型の器を作る。

使うなら、ビアカップとかになるサイズ。

ろくろで土を立ち上げていった時の、器の外側の輪郭線。

口縁の表情。雰囲気。

内側からの膨らみ感。

ろくろ目の有無や多少。

うるさくなく、でも自然な手の跡は残したい。

手仕事の跡やしるしをどれくらい残すのか

ーそして、自分の腕の問題と重力で完全な円柱はできない、というのが前提で。。

自分が何を良いと思うのか、美

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陶芸制作日誌3 磁器の皿というか鉢2

陶芸制作日誌3 磁器の皿というか鉢2



削り終わる。

リムの幅バラつきあり。写真よく見るとわかる。

個別のサイズの少しのバラつきは許容範囲と考えている。

機械的にならず、ひとつひとつ、ろくろをひくときに何かしら気付きを得ながら作りたい。違いを面白がりたい。

甘いだろうか?

完全に揃えようとすると、サイズを同じにするために口縁を切る場合もでる。

口縁にその器の表情が出ると思うので、切って均一にしたくない。

同じ理由でなめ

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陶芸制作日誌2 磁器の皿

陶芸制作日誌2 磁器の皿

磁器の皿をろくろで引いてみた。

ろくろ引きした後の、削る前の形はこんなふう。

ろくろでひいた直後は柔らかいので削れない。

乾燥して固くなってから削り始める。

乾燥しすぎると、固くて大変。最悪破棄(再生土へ)。

ひっくり返して、下部を削る。

高台を作る。

できました。

皿(鉢?)っぽくなった。

削りに失敗。底を削りすぎて貫通してしまった。

6寸(18㎝)の皿を作るとして、ろくろ成

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陶芸制作日誌1 酒器の片口

陶芸制作日誌1 酒器の片口



片口をいままで作ったことがないので、出来上がりをイメージしきれない。

使いやすく、液体(お酒)のキレがよく、(もちろん)見た目の良いもの。

注ぎ口の大きさを決めるのに手が止まる。

見た目は小さい注ぎ口が好みだが、機能的にはどうだろう?

乾燥が進んだボディに注ぎ口を後付けするので、うまく付かずヒビが入ったものも・・・。破棄。

ひとつひとつの注ぎ口のカタチと大きさがけっこう違うな。

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