新たな自分（の居場所）に出会いたい若者たちがグラス片手に語りあえる場がつくれたら良いなあと思って考えた2都市同時開催イベントについて

今回は、2020年1月11日(土)に実施するイベントについてご案内したい。

「ひたすら自己紹介するサークル」について

以前、上記の記事で、わたしが活動している「ひたすら自己紹介するサークル」という任意団体のイベントをレポートをした。現在も、グランフロント大阪で、原則として毎月第4日曜日に実施している。

自己紹介をすることの意味は、本音で対話することにある。普段、会社や学校で、本音を語り合える場がどれだけあるだろうか。もし、本音で語り合えるということであれば、それが理想的だ。けれども、そうもいかないという方々も少なくない。組織の一員としての適切なふるまいが求められる中で、いつしか自分の本音が見えなくなるということさえあるかもしれない。

本音で対話することによって、気持ちが軽くなって、何が自分にとっての足かせだったのかが見えてくれば、あとは、参加者自身が自分の足で歩きだすだけだ。それ以上でも、それ以下でもない。

それでは、本題のイベントとはどういったものだろう。「ひたすら自己紹介」してもらうだけでなく、そこに「飲み会」を加えた活動になる。

なぜ「飲み会」を加えたか

どうして、そうなったのか。いつもは、お菓子をボリボリ食べながら「自己紹介」にいそしんでいるが、そこにお酒とおつまみが加わる。何となく想像がつくと思われるが、おそらく話が弾むことは間違いないだろう。そして、いつも以上に楽しさに磨きがかかることも想像がつく。

ただ、そういう意味もあるが、今回はある工夫を凝らした結果、そうなったのである。それは、東京都内で行われている活動とのコラボレーションである。その名を「若者とその周辺飲み会」という。

若者とその周辺飲み会｜note

私は、この活動を知ってから「ひたすら自己紹介するサークル」との共通性を探った。実際、8月には足を運んで参加もしてみた。主催者は、私と同世代の三浦さんという方で、あの日をきっかけにして、このイベントをやろうと決めた。

イベントを開くにあたっては、以下の通り、コメントを寄せてくれた。それが「若者とその周辺飲み会」の意味であり、今回一緒にイベントをやるにあたって、共鳴した部分である。

「若者とその周辺飲み会」は、若者や若者に関心のある人が集う飲み会です。特にテーマや時間割は決めず、自由に飲みながら話します。どんな人でも受け入れることを大切にしています。そんな空間が、例えば働いていて息詰まっている人や、どこかやりがいを感じられない学生などの息抜きの場になればと思っています。僕はネガティブな理由での早期離職を経験しましたが、人との繋がりに助けられて復活しました。また人との繋がりによって継続したイベントの開催ができています。参加者の目標達成や課題解決を、”人との繋がり”によって目指します。

自己紹介にしても、飲み会にしても、それをわざわざやろうと思うからには、それなりの理由がある。両者に共通しているのは、本音で語り合える空間をつくりたいということであったり、人と人とがつながって、助け合ったり励まし合ったり応援し合ったりすることが、かけがえのない明日への活力につながるということである。

同じイベントに参加したからといって、そこでの人間関係が続いていくかどうかはわからない。人間同士の相性もあるだろう。けれども、同じイベントを目指してやってくる人たちというのは、案外通じ合える部分が少なくない。今回も、きっとそうなるはずである。「来年のことを言えば鬼が笑う」とはこのことかもしれないが、どうか、2020年最初の思い出にもなればと思う。

ちなみに、今年12月8日(日)には、東京・新宿周辺で少し大きいイベントが開催される予定である。主催者の三浦さん自身が小学校教員として働いていたこともあって、以下のような内容となる。題して「教員とその周辺飲み会」である。

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東京&大阪合同同時新年会2020（Web中継あり）

◆日時
2020年1月11日(土)　19:00～22:00（ただし、東京会場については開始時刻未定）

◆会場
東京：
大阪：RYO-ZAN-PAK
https://ryozanpak.com/
〒553-0003 大阪府大阪市福島区福島7丁目17-9 大包ビル 2階（最寄り駅：JR大阪環状線・阪神本線福島駅）
https://goo.gl/maps/MykHDfSc1ta7qJ33A

◆参加費
社会人：3,000円
学　生：1,500円

◆お願い
お菓子や飲み物を持ち寄っていただけると助かります。スナック菓子や缶チューハイで充分です。

◆参加申し込み
東京：
大阪：別途参加申し込みフォーム（準備中）に必要事項を入力してください。

◆主催者メッセージ
⭐︎若者とその周辺飲み会（東京会場）
主催　三浦拓武
　「若者とその周辺飲み会」は、若者や若者に関心のある人が集う飲み会です。特にテーマや時間割は決めず、自由に飲みながら話します。どんな人でも受け入れることを大切にしています。そんな空間が、例えば働いていて息詰まっている人や、どこかやりがいを感じられない学生などの息抜きの場になればと思っています。僕はネガティブな理由での早期離職を経験しましたが、人との繋がりに助けられて復活しました。また人との繋がりによって継続したイベントの開催ができています。参加者の目標達成や課題解決を、”人との繋がり”によって目指します。

⭐︎ひたすら自己紹介するサークル（大阪会場）
代表　松本健吾
　ひたじこ（ひたすら自己紹介するサークル）は、「自分のしたいことが分からない」「自分らしい一歩を踏み出せない」というモヤモヤを持った参加者同士でひたすら自己紹介しあって深堀りしあってスッキリさせるイベント「ひたじこ会」を開催しているサークルです。
　自己紹介と言っても、ただ単に名前や所属を伝えるだけではありません。ひたじこ会では、普段していること、好きなこと、得意なこと、将来の夢、上手くいかずモヤモヤしていることなどを参加者同士で話しあい、「なぜそう思うんですか？」と質問しあって深堀りしていきます。
　そうやって自分の過去や好きなことを深堀りして話すうちに、他の人とは違う自分の強みを発見したり、自分だけと思っていた悩みが実は他の人も感じていることと知ることができる。それが、新たな一歩を踏み出すための自信へとつながる。そして、自己紹介を聞いた参加者がそれを応援してくれる。思っていたことを全部吐き出して、自分のことが分かって、応援してもらえるから、試しに小さな一歩を踏み出せる。一歩を踏み出した人は、また次の人を応援していく。そういう「やさしい循環」が、どんどん起こっていきます。

ひたじこ