見出し画像

【イベントレポート】hitajico新年会〜最高の新年、最高の門出〜

新年会を企画するまで

以前、私は、一本の記事を書いた。

その続編として、標題の通り「イベントレポート」を記す。

私の記事を何度か読んでくれている方ならば、もう説明する必要もないのかもしれないが、私は、大阪市内を中心に活動している「hitajico|ひたすら自己紹介するサークル」の一員である。現在は、毎週第4日曜日に、グランフロント大阪タワーA 35階さくらインターネット本社で「ひたすら自己紹介しあう会」を実施している。

ひたじこ会では、各参加者が将来ありたい自分像現在の課題について話し、「そもそも、なぜそう思うんですか?」と他の参加者から質問され、それに答えていくうちに自然と思考が整理されて、自分の大切にしている軸や、自分が本当にしたいことを発見します。

これを簡潔にいえば、自己紹介というツールを用いた、対話型ワークショップである。

画像1

画像2

普段はそういう少しまじめな活動をしているのだが、今回実施したのは新年会なのである。しかも「合同新年会」と銘打ってやろうということになった。東京と大阪をつないで2都市でWEB中継にも挑戦することを決めた。


合同新年会とは?

では、そもそも「合同」とはどういうことだったのか。これも、簡単に説明すれば、私たちと同じような活動をしている仲間が東京都内にいたので「何か一緒にできることはないか」と話しているうちに「もし、1月ごろ一緒にイベントをやるのなら、新年会なんてどうだろうか?」ということになったのである。同時に開催するのなら、WEB中継があった方がよいだろうという意見はすでに出ていた。

その活動は「若者とその周辺飲み会」という。一人の元小学校教員が教員同士のつながりを育み、互いに支え励まし合える居場所をつくるためにはどうしたらよいかと考え、飲み会を始めた。その後、教員同士のみならず、その周辺のあらゆる若者(とその周辺世代)を巻き込んで行事を開催してきた。私たちの活動と通ずる部分があることは、理解していただけるだろう。

飲み会の他にも、教育業界での経験を生かしながら、映画会等のイベントも開催している。

いざ、本番

何度かのWEB会議を経て、いざ本番がやってきた。こういう企画にどれだけの関心が集まるのだろうかということについては心配していた。けれども、それを裏切るかのように、大阪だけで約30名が集まった。東京と合わせれば約40名は集まったことになる。

その中には、私たちの活動に初めて参加しようとしてくれた方も一定数いた。こういう状況で、嬉しい気持ちと驚く気持ちとがせめぎ合うのは必然である。

ただ、これだけの参加者を集めることができたという定量的な結果に満足してはいけないと感じた。実際、WEB中継をやってみて、どういう反応がかえってくるかというところが一番の問題だと思ったからだ。

初対面の人々が酒食を共にすること自体は決してむずかしくないことだとわかっていても、今回のメインコンテンツにどれだけ期待されているかということは、そのときになってみなければ、なかなかわからないものだった。ただ、開催前後のFacebookやTwitterでのイベントレポートを読んで、大変胸が熱くなった。


ただただ、自分たちが主催したイベントに対するリアクションの質・量の充実度合いに驚くばかりである…。

そして、記事を結ぶにあたって、今回のイベントの運営に携わったスタッフの思いを綴ってもらった。

今回は、東京都内で活動されている「若者とその周辺飲み会」と合同新年会を開催しました。初めてのWEB中継、そして、東京・大阪同時開催という、これまでにないことづくしで、非常に刺激的な時間を過ごせました。
安心して本音を吐き出せる場、参加者同士で応援しあって一歩を踏み出すための場を提供する私たちがこのようにコラボすることは、非常に大きな意味をもつと考えています。
それは、心理的安全性を担保しながら人々が互いに本音を語りあえる場所は決して少ないわけではないのに、各々の横のつながりが希薄であるためリソースの限界によってリーチできる層が限られてしまい、本当に価値を届けたいところに届けられていない現状があるからです。
そこで、このように、志を同じくする団体がつながりあっていくことで、hitajicoもまた理想としている「誰もが自分らしくイキイキと生きられる社会」の実現に向けて、大きく前進するのではないかと考えています。
私たちは、より多くの人々が互いに安心して本音を語りあい、応援しあいながら新たな一歩を踏み出せるようにするための場を提供するため、2020年1月より、全国の方を対象に「ひたじこ会online」を開催します。そして、従来の「ひたじこ会(オフライン)」との両輪で展開します。これからもよろしくお願いいたします! (hitajico 創設者 松本健吾)       
大阪の高校生の「仕事の楽しさってなんだろう?」という問いに、東京にいる還暦を過ぎた方が「自分のしたことが、何らかの形で人の役に立ってしまうことだ」と答える。今回の新年会での一幕ですが、お互いの活動が持つ「多様性」の面白さを強く感じた場面でした。あまり対象を絞らず、誰でも気軽に参加できるからこそ生まれる偶然の出会いというのは、いつも心を揺さぶられるものです
画面越しに場を共有し、世の中を生きやすくしたいと考えている仲間が集まっている姿を目にすることができたのは、開催者にとっても参加者にとっても、ポジティブな出来事だったのではないでしょうか。ビデオ通話含めオンラインでのやりとりというのは、やはり直接会って行うコミュニケーションほどスムーズなものではないですが、それなしでは決して実現することのない、多くのつながりを生むポテンシャルを秘めています。
hitajicoの次の標石は、「ひたじこ会online」をしっかりとした形で整えてゆくことです。まだまだ経験がないので試行錯誤の繰り返しになるかと思いますが、これまでにひたじこ会に参加してくださった皆さんも、ひたじこ会なんて初めて聞いた、という皆さんも、ぜひぜひ参加してください!
これからも「もやもや」を抱えて生きている人が少しでも楽に生きられるよう、精進して参ります👍 (hitajico  大北浩人)


次のステージへ(そして告知)

いよいよ、オンラインひたじこ会(第2回)開催決定!

日 時:2020年2月5日(水) 20:00~
参加費:1,000円(上記のリンクよりチケットをお買い求めください)
【タイムスケジュール】
20:00 ひたじこ会の説明
20:10 自己紹介タイム
20:20 質問タイム
21:20 振り返りタイム
21:30 終了

ご参加にあたっては、ビデオ会議システムZOOMを利用いただくことをご了承ください(下記リンクを参照のこと)。


この記事が参加している募集

noteのつづけ方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?