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借りパク奇譚 第20話 時間が奪われているだと?

「本日はお休みのところ、ご苦労様でした。東京から3時間ですか。遠路遥々、ありがとうございます」

おれの『旅立ちの儀』は亮潤様のその言葉から始まった。はて、東京から来たこと、3時間かかったことなど話しただろうか? 山田か? いや、山田の面談はこの後だからそれはない。

「竹中さんから情報を抜きました。最近の記憶なので、簡単にそれができました」

借りパク奇譚 20話

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いよいよラストスパート! 干支を絶叫し、駆け抜けます!


【借りパク奇譚 あらすじ】
この世にはびこる「借りパク」。それを懺悔し、みそぎができる寺があったら…? 今まで散々借りパクしてきたという悪友に巻き込まれる形で、みそぎに参加することになった主人公・竹中。そこに新たな2人の男女も加わり、奇妙な形で儀式が進んでいく。一見なんの繋がりもないように見えた彼らだが、次第にある共通点が見えてくる。今日ここへ4人が集まったのは必然か偶然かーー?

cakes 借りパク奇譚

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