見出し画像

~子供たちの学びを止めない~中央区オンライン教育アンケート、区へ最終報告書提出


コロナ休校が始まって約3か月。学校に加え、公園遊具も閉じられ、思い切り外遊びができない環境の中、子供たちは、GW明けに本格的に学校から出された宿題や課題を頑張ってこなす毎日だと思います。

さて、東京都中央区「オンライン教育に関するアンケ―ト調査」にご回答くださった保護者の皆様、お忙しい中ご協力を誠にありがとうございました!

アンケート調査が実施された4月23日(木)13時から5月6日(水)12時までの間に、1,567名のご回答をいただきました(小学生の保護者は1,516名、中学生の保護者は179名)。回答者のうち、95.1%の方がオンライン教育の推進に賛成、98.5%がインターネット環境があり、様々な提案の声をお寄せいただきました。

アンケート結果に加え、皆様からの切実な声や、お預かりした声に基づくオンライン教育を推進するために実施いただきたい対応策や他自治体の先行取り組み事例等を最終報告書として取りまとめました。

この報告書と、自由記述でいただいたご意見すべてを、5月8日に区教育員会事務局学務課へ提出。そのうえで、5月15日に、中央区教育委員会事務局との意見交換も実施し、改めてオンライン教育の推進に強い期待が寄せられている状況をお伝えさせていただきました。


中央区も5月上旬にはさっそく学校を通じて児童・生徒のインターネット環境の調査を実施し、5月13日には区教育委員会が各校での「朝の声かけ」や中学校でのオンライン学習動画配信を進める方針を取りまとめ、方針を区教委HPでも掲載していただき、取り組みを一歩一歩進めていただいております。

画像2


区の方針を受け、今週から、取り組みの第一歩として始まった各学校での「オンライン朝の会」。子供たちも、久しぶりに会える先生やお友達との時間をワクワクして楽しんでいる声が、さっそく多く寄せられています!

今回は、緊急アンケートを通じて寄せられた1600人近い保護者の皆様の声や、現場の先生たちのご苦労する声などを区教育委員会に伝えさせていただきましたが、今回のコロナ対応をきっかけに、区教育委員会や学校側からオンライン教育推進のための施策を迅速に導入していただくための一歩を歩み始めていただいていると理解しています。

国内のコロナ感染者数は日に日に落ち着いてきておりますが、世界各国の感染状況を見るとまたいつ第二波、第三波が来てもおかしくありません。あわせて日本は災害大国でもあり、子供たちの学ぶ権利を守っていくためにも、必要な対策を幅広く前倒しに進めていく必要があると考えています。

子供たちの学びを止めない、大事な学校、先生やお友達とのつながりを支えていくオンライン教育の環境整備と実施を、行政・学校・民間企業・保護者が一緒に協力しながら、進めていければと願います。

「次代を担うこども達の育成、人間性豊かな成長」を目指す中央区の、これからのオンライン教育推進と進化を大変期待しています!

☆追記→緊急アンケート実施のきっかけとなったハフィントンポストの5月19日の記事では、中央区もトップ5に入ってきています!


☆参考2→中間報告の様子はこちらです。https://note.com/chuo_sfh/n/n3f273b6788e3?fbclid=IwAR0v19xZruGjFaxy0wguiRhO_6qeU73IBcua6_KMPhVJaps66EJVno-1VYw)