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安易に「わかろう」としない力が必要だったんだ!

人間の脳には、「わかろう」とする性質

「理解」しようとする傾向があるそうです。


本当はちゃんとわかっていないのに、

自分のなかの知識に当てはめて

わかったことにしてしまう

そういうこと、ありませんか。


私は、あります;汗


物事に対して、

事実や理由を「わかった」気になると

なんとなく安心します。


人間の脳に、もともとそういう性質があったんですね。


「わかった」気になると、自分は安心するけれど

ごく浅い理解で、「わかろう」とする姿勢が止まってしまいます。


それでは、深い理解まで到達することができません。


深く理解するための必要なのが

事実や理由を性急に求めず、不確実さや不思議さ、懐疑の中にいられる能力。

これを

ネガティブ・ケイパビリティ

と呼ぶそうです。


以前、「7つの習慣」に書かれていたNGコミュニケーションについて

記事にしていて

そのなかで

相手の言いたいことや感情や状況を

探りもしないで

わかった気になって

勝手に解釈をしてしまうコミュニケーションは

信頼を失う。

と紹介しました。


では、どうするか?

それは

共感で話を聞け!

それが「7つの習慣」の著者

コヴィー先生の言う

信頼を得るためのコミュニケーションでした。


で、まさしく

ネガティブ・ケイパビリティは

その共感の姿勢でいるために

大切なことだと思いました。


数十年連れ添った夫婦でさえ、

相手のことを理解できているかといえば

そうではないと思うんです。


相手の言動に対して、どういう対応をすれば良い関係でいられるのか。

そういうことが、わかっていたり、慣れていたりするだけで

本当のところ、

相手の思考や感情、状況について

ちゃんと「わかる」ことって、ほとんどないのかもしれません。


だからこそ、


ネガティブ・ケイパビリティ(事実や理由を性急に求めず、不確実さや不思議さ、懐疑の中にいられる能力)を使って

安易に「わかろう」としない姿勢

相手への発展的で深い理解に繋がります。


「わかろう」としてしまう性質があるからこそ、

わからないことをわからないままにするのは

難しいことです。

だから、

ネガティブ・ケイパビリティは強く意識しないといけないのだと思います。


自分は「わからないまま」でいるのだと

強く意識できたとき

深く理解しようとする意識が生まれます。


今日は、最近出会った言葉と概念

「ネガティブ・ケイパビリティ」

をご紹介しました。


この「わからないまま」でいる姿勢

音楽や絵などの芸術を鑑賞する上でも

自然を鑑賞するときにも

大切なことなのだと思います。


わからないからこそ

深く理解しようと

注意深く感じようとするから。


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では、また明日!




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