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「たたらから見える中国山地の持続可能性」開催しました!(さとラボ×みんなでつくる中国山地)

浜田市で活動を始めた「里山の持続可能な暮らし研究所」と「みんなでつくる中国山地」のコラボ企画「たたらから見える中国山地の持続可能性」が6月19日、浜田市旭町のイベントスペース「まるばらまちラボラトリー」で開催されました。

講師はみんなでつくる中国山地百年会議事務局長の森田一平さん。講義のタイトルは「中国山地はたたらでできている」。中国地方の経済、文化、さらには地形までも形作ってきた「たたらの歴史」は、今の我々の暮らしにもつながっており、これからの持続可能な地域経営を考えるうえで、多くの示唆が隠されていることを学びました。

また、丁寧に資料を読み込み、現場に足を運んで多くの人へ取材し、自分の目で確かめた事実を積み上げ、そこから推察を深めていく、森田さんのジャーナリストとしての姿勢を伺い知ることができ、とても有意義な時間でした。参加者みんなで記念撮影。

後半はみんなで丸原地区をフィールドワーク。たたらによる不純物である鉄滓(かなくそ)らしきものが道端にあるのを発見!

講義終了後、イベントに参加していた島根県立大学の学生さんと、たたらがもたらした三隅町室谷の棚田を実地検証してきました。(右:寺迫さん 岡山出身 左:三浦さん 福島出身)。次世代に繋がる持続可能な地域経営を担うであろう、頼もしい若者達です。

(執筆:みんなでつくる中国山地百年会議メンバー・森口朗)

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