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第2号おかわり企画 もっと書かせて!中国山地

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書籍第2号の「いま作られている中国山地」特集に寄稿してくれた会員に、書ききれなかったエピソードやこぼれ話を綴ってもらいます。
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記事一覧

「食の楽園をめざす俵山のパン工房」から届いた葉書

10月に発刊された「みんなでつくる中国山地」第2号に、僕も山口県長門市俵山温泉でパン工房を営む中野さんの記事を紹介させて頂きました。 お礼のはがきが届いた取材中に撮らせてもらった写真をアルバムにして、生まれたばかりの第2号と一緒に送ったものの、しばらく音沙汰がなく心配になったころ、お礼のはがきが届いたので、そのことを後日談として掲載します。 頂いたはがきのコメントの一節です。 ”100年間発行”というのは、わたしが好きなネイティブアメリカンのことば「七世代さきのこどもた

「つくる。楽しむ。暮らす」~中国山地の暮らしの「確かさ」を伝えたい 「みんなでつくる中国山地」第2号から

 10月に発刊した「みんなでつくる中国山地」第2号。私は今回、島根県益田市で農業や山仕事をして暮らす中尾さん夫妻に取材した紀行も担当しています。 ゼロからやり直すことを恐れない。この本の作り方 この本は、タイトル通り、「みんなでつくる」本です。事前に決めたテーマに沿って取材をして、そのテーマに沿った原稿を書く。という、普通の作り方ではなく、取材をしてみて、テーマ設定の間違いに気付いたら潔くゼロから組み立て直す。現場で気付いたこと、感じたことに正面から向き合う。メンバー同士で

山口市小鯖の「おさばふれあい市」(まるっとおさばカフェ)へようこそ!

 改めまして。ついに「みんなでつくる中国山地」第2号が発刊しました。私が第2号で担当した記事の中から、今回は「いまつくられている中国山地」コーナーで取り上げた、山口市の地域カフェ&交流スペース「おさばふれあい市」(まるっとおさばカフェ)について、書き切れなかったこぼれ話を綴りたいと思います。  おさばふれあい市は、地元農産物の直売所とカフェを併設した地域の交流スペース。10月10日には、「みんなでつくる中国山地」第2号発刊&掲載記念イベントをおさばふれあい市で開催しました。

柳宗悦も称賛した「繊維のダイヤモンド」、可部町の山まゆ織って?

今月、待ちに待った『みんなでつくる中国山地』第2号が発刊となりました。私もその中で3本の記事を書かせてもらいました。先日、Social Book Cafeハチドリ舎で行われた、広島県の書き手のみなさんとのトークイベントでは、それぞれの推し記事について6分程度で語ったのですが、伝えたいことがどんどん溢れてきて、気付いたらめちゃくちゃ語ってしまいました! 今回は、第2号の中で紹介した「可部山まゆ同好会」について、書いてみたいと思います。 「繊維のダイヤモンド」と称された、

第2号出版記念・おかわり企画 「もっと書かせて!中国山地」

お待たせしました!ついに年刊誌第2号である『みんなでつくる中国山地2021』が今年10月に出版されます! 今年はスピンオフ企画として、特集「いまつくられている中国山地」を執筆してくれた会員であり各地域に暮らすローカルジャーナリストたちに、中国山地noteにも参加してもらうことになりました!特集内では約300字という制限があった中で、泣く泣く削ってしまったエピソード等をnoteで特別に公開します。 ◎企画参加方法企画への参加は、下記条件を満たした記事を公開してもらうことで参