2019/12/07 帰ってきたアマチュアDJアゲインセトリ（25曲）

不定期開催の音楽イベント、「帰ってきたアマチュアDJアゲイン」に参加して参りました。縛りがあってないようなイベントなので、「今年かけたくてもかける機会がなかった曲」を中心にお送りしました。40分で25曲という強行軍でしたが、お客さんが飽きる前につないでいく方が自分に合っているようです。

1. 撥接 / 吳卓源
ニュージャックスイング再評価も今年っぽいといえば今年っぽい。今年Julia Wuさん生で見ることができたのですが、MVよりもずっとかわいくてびっくりした。普通に歩いてたので台湾の人がガンガン写真撮ってた。

2. Eu Vou Te Provar / Lady Zu
ずっとディスコを歌ってきたブラジルのベテラン姉御。サンパウロの和田アキ子と勝手に呼んでます。いや、浅野ゆう子も入ってるのだろうか。

3. Guarde Minha Voz / Sandra de Sá
Lady Zuがサンパウロの和田アキ子なら、こちらはリオデジャネイロの和田アキ子。二人とも60歳オーバーだけど、パワフルよね。

4. 三人行 / 愷樂 feat. 鼓鼓, 羅志祥
台湾ギャル愷樂のGot To Be Real+気分上々みたいな曲。フィーチャーされてる羅志祥（事務所社長でもある）とデキてる説があり、途端に曲が生臭い感じに。

5. 恋は思いのまま / 一十三十一
二代目竹内まりやというかシティ・ポップ・エピゴーネンというか、クニモンド瀧口の本領発揮なシティ・ポップ。単なる懐古趣味と切り捨てることもできるけど単純にいい曲。

6. Love Rain / 9m88
読みは「ジョーエムバーバー」日本盤も発売されている台湾のシンガー。明らかに90年代を意識したPVながら、実はメロディがめっちゃベタなアジア歌謡で実は欧陽菲菲の系譜か？

7. 生まれ変わったら / ゲシュタルト乙女
日本語で歌う台湾のバンド。こちらも先日日本盤の新譜発売。マスロックっぽいイントロからエモい歌メロへの流れが美しい。日本語で歌うという点ではビビアン・スーの頃からの時の流れを感じる。

8. Say It One More Time / Beleza
アルゼンチンの歌姫Gabriela AndersのユニットBelezaからラテン感満載の曲。ソロもよかったけど、Beleza時代も可愛らしくてよい。ずっとブラジル人だと思ってた。

9. All For You / Incognito feat. Maysa
ベタですがIncognitoの新譜。ヴォーカルはご存知Maysa Leak改めMaysa。ほんとに良くできた曲なので語ることがあまりない。

10. Rio De Janeiro / Elza Soares
これ歌ってるときは70近いんじゃないか？というエルザ・ソアレスの強烈なファンク。ブラジルのババアはすげえな！これは初見さんでも踊るというもの。

11. Signal / 佐藤千亜妃
ちょっとすっきりした感じに戻して元きのこ帝国の佐藤千亜妃。強烈なメンヘラ臭漂うアルバムタイトル（SickSickSickSick）ながら、中身は丁寧に作られた端正なポップ。

12. L・O・V・E U / Leah Dizon
アーティスト当てさせようとして「ヒント：黒船」って言ったらノータイムで女性が当てましたリア・ディゾンです。イメージに反してちゃんと作品作ろうとしてたんだなというのが今聴くとわかる。PVはどれもエロいけどな。

13. Out Of Business / Midas Hutch feat. Maribelle
ちょっと気を落ち着けてオランダから大好きなMidas Hutch。ダウナーでもアッパーでもないこの空気感ですよ。

14. La Fabula / Yusa
Lenineとトリオやったりしているキューバの歌手兼ベーシスト。歌のスケールがとにかくでかい。アフロがデカイので見るとすぐわかる。もっと活躍してほしいなー。

15. Meu Sonho (Star Guitar Remix) / Kaleidoscorpio
一時期ちょいちょい日本のテレビでもかかってたKaleidoscorpio（現Kaleido、ってまだやってるのか？）。ポップだしね。気持ちいいしね。

16. Highway Cabriolet / 赤い公園
もう無条件で大好き。津野米咲は天才だと思っている。AメロとBメロのバッキングの違いに興奮するけど、敢えてみんなで新人に戻ったかのような音作りが泣ける。

17. スローモーション / 中森明菜
新橋のスポットライトで惚れ直した名曲。「Night Tempoかよ」と言われたけど、この楽曲としての強靭さは改めて評価されるべき。デビュー当時の中森明菜の可愛さは今見ても神がかっていて、多分「難破船」までに5回ぐらい脱皮してる。

18. Ferias No Brasil / Brazilian Love Affair
イタリアのユニット（ヴォーカルはブラジル人）の高速サンバ。キメとサビが最高なので解き放たれてください。

19. サバンナ / マリアンヌ東雲
キノコホテルのヴォーカルのソロ作。サブカル臭が鼻につくけどくさやとサブカルはクサいほどいいのよ。

20. That's My Baby / Riri
この子12歳ぐらいでデヴィッド・フォスターのコンテストで賞もらってるだけあって上手い。R&B+トラップなトラックもとってもイマドキ。

21. I Did It / Raja Kumari
インド英語を堪能できるヒップホップ。なかなか衝撃的。全部かけなかったけど後半もかっこいいのよねマジで。油断してるとチャクラ開く。

22. 黄昏点唱机 / 容祖儿 feat. 林海峰
香港のシンガーのチルな名曲。PVを見ると今となっては忸怩たるものはあるけれども、そのうち何とかなるのかな？

23. 永遠に / Orquesta De La Luz
私のサルサの師匠、というよりはJoJo3部の歌を歌ってる人、Jinさん在籍のデラルスからゴスペラーズのカヴァー。ガチサルサなのでスムーズに踊れます。

24. キューティーハニー / 倖田來未
カヴァー曲が一番ハマってる気がする人。というか、この前後の曲とのつなぎを発見したときは天才かと思った。誰もやらないだけだけど。PVの佐藤江梨子に平成が遠くなったことを感じる。

25. ラブ・スコール (Fujiko's Love Mix) / 佐々木潤子
アニメつながりで。これ歌ってる人、他にアニソン歌ってたっぽいんだけど、全然情報がない。いい声なんですけどね。

おまけ：機材トラブル中に弟子がかけたMONKEY MAGIC / 李博士

狂っとる。

毎回毎回頭のおかしい選曲にも関わらず盛り上がっていただける皆様には心より感謝いたします。裏テーマは女性ヴォーカルづくしだったんですが、弟子には見破られてました。チッ。