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知っておくべき 東海三県の自然

こんにちは
COND中部チームのTさんとOさんです!

今回は東海3県の生態系について紹介します。

まず、東海3県とは中部地方にある愛知県、岐阜県、三重県の三県で構成されています。

環境省地図

中部地方環境省事務所 中部地方の生物多様性
https://chubu.env.go.jp/to_2011/data/1213b.pdf


Oさん:地図を見ると岐阜県は海に面しておらんかったんやなぁ(愛知県民)
Tさん:そうなんです。でも川はいっぱいありますよ(岐阜県民)

東海3県の地域には「木曽三川」が流れています。
木曽三川とは揖斐川、木曽川、長良川の総称で、この3つのような1級河川と呼ばれる川が多く流れています。

その中でも、長良川は日本三大清流の一つに指定されていて、日本の特別天然記念物オオサンショウウオも生息しています。
https://www.pref.gifu.lg.jp/page/4767.html

そして、この3つの川の堆積物でつくられたのが濃尾平野です。
名古屋市や岐阜市、津市などの県庁所在地なども濃尾平野に位置しています。また、濃尾平野の周りは山脈に覆われています。

Oさん:3県とも山も川も平野もあるんやね
Tさん:そうです!
それぞれの環境のかたちの中にある「生態系」も多種多様なんです。

Oさん:生態系って、説明するように言われるとむずかしいなぁ
Tさん:確かに生態系って何かと言われると答えられる人は少ないかもしれませんね
生態系とは「生き物とそれらを取り巻く環境とを1つのまとまりとしてとらえたもの」を言います。
公園のの芝生といった身近なものから、森林や湖など規模はさまざまです。

Oさん:東海地方の自然の中にもいろいろな生態系がありそうやね
Tさん:一緒に見ていきましょう

岐阜県は標高の高いところでは高山植生、亜高山針葉樹林が見られ、岐阜県の県鳥であるライチョウが生息しています。また、主に美濃地方では落葉広葉樹林、常緑広葉樹林が見られます。
https://www.pref.gifu.lg.jp/page/6613.html

愛知県西部では、平野を利用した田畑の風景がみられます。濃尾平野の木曽川にはイタセンパラという絶滅危惧種の魚が生息しています。

イタセンパラ

http://chubu.env.go.jp/pre_2014/data/0723aa.pdf

三重県伊勢湾では海の波が穏やかなため、海藻の一種であるアマモ干潟の生き物が生息しています。
http://www.isewan-db.go.jp/ise-kankyo/B2b_1.asp

Oさん:高山植生や河川の中にも貴重な生き物が生息してるんやね
Tさん:ここにあげた環境は一部にしかすぎません。機会があれば、ぜひ東海3県の自然に触れてみてくださいね。


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