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【空きスペースで副収入】~ビジネスモデル考察Vol.9~

■背景
コインロッカーを探すのに平均24.9分もかかっている
⇒探す手間をなくしてストレスを減らす

■ターゲット
空きスペースがある店舗(以下「ユーザー」)、コインロッカーの利用客(以下「カスタマー」)

■ビジネス詳細
・ユーザーに店舗の空きスペースをロッカースペースとして貸し出してもらう
・アプリで近くの空きスペースを検索出来る
・カスタマーに対して小荷物300円/日、大荷物600円/日で貸し出す
・ユーザーは料金の半額を収入として貰える

■ユーザーのメリデメ
▷メリット
・空きスペースを有効活用して副収入を得られる
・カスタマーに対しての広告にもなる
▷デメリット
・受け渡しに労力がかかる
⇒コインロッカーと違い、人が対応しないといけないためコスパは良くない
・店舗の立地が良くないと利用されない
・荷物を預かることで盗難等のリスクを背負うことになる

■開発者メリデメ
▷メリット
・ユーザーの場所を借りてサービスの展開が出来るため運用コストが抑えられる
・一度軌道に乗ればカスタマーの満足度も上がっていくので、参加店舗も増えて好循環が生まれる
▷デメリット
・サービス導入時にある程度の参加店舗がないとサービスとして成り立たない
・悪意のあるユーザーがいた場合、莫大な損失を被る可能性がある

■今後の展開・課題
・参加店舗を増やす
・ロッカーに入らない大型バックを持った外国人旅行客に対してのPRをするなどしてカスタマーを増やす
⇒アプリ内の言語障壁をなくす
・店舗側にかかる手間を出来る限り減らす

■考察
・ロッカー不足の解消という点においては課題解決策として有益な手段である
⇒そもそもの背景である、空きロッカーを探すことに時間がかかるという問題についてはロッカーのIot化が進んでいるため、これから徐々に解消されていくと考えられる
・ロッカーと違って荷物の大きさをさほど気にせずに預けられるので外国人旅行客に喜ばれる
・東京オリンピック等の大規模なイベント時にとても需要が出る

■企業
ecbo cloak(エクボ株式会社

▽参照:STARTUP FILE

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