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【廃棄食品の買取でフードロスをなくす】~ビジネスモデル考察Vol.2~

■背景
日本だけで年間2兆円近い食品の廃棄が行われている
⇒中には食べられるが捨てられているものがある

■ターゲット
飲食店全般

■ビジネス詳細
・飲食店が廃棄になりそうな物をシステムに登録し、登録された物を見て一般市民が普段より安く購入
・飲食店側から1トランザクション毎に120円の手数料を徴収

■利用者メリデメ
▷メリット
・廃棄が減らせる
・普段お店に来ない人が購入することもあり、新規顧客開拓に繋がる可能性がある
▷デメリット
・少量だと手数料が高くなる
・登録に手間がかかる
・知名度が低い為マッチング率が低い

■開発者メリデメ
▷メリット
・システムがシンプルで作りやすい
・競合がいない
・知名度が上がって全国展開できれば大化けする可能性有
⇒メルカリの食品版になれる
▷デメリット
・一定数の会員がいないと成り立たない為、初期のハードルが高い
・さらに廃棄までの時間が短い為、マッチング成立が難しい
⇒10ヶ月で4000件しかマッチングしていない

■今後の展開・課題
・知名度を上げて会員を増やす必要がある
・食料廃棄品の販売というシビアなビジネスのため、訴訟問題等のリスク対策が必要
・配送サービスや買取した商品を提供する居酒屋の運営等、更にワンステップ進めると面白くなりそう
⇒ただし消費者と販売者の間にワンクッション入れることでリスクが増大する恐れがある

■考察
・社会問題の解決に取り組んでいる為、共感を得やすい
・先駆者がいない状況に加え、1度大規模なネットワークを構築してしまえば後追いが難しいので、CMなどで大々的にPRして全国制覇することで市場を独占できる

■企業
株式会社コークッキング
(参照元:メイクマネー)

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