見出し画像

OpenAI(GPT-3)で映画のタイトルから説明文を作ってみた

我が家にも待望のOpenAI(GPT-3)がやってきたので、Netflixでみることができる作品のタイトルから説明文を作る、というのをやってみたところ、これがことのほか楽しかったので、noteに書き留めておくことにした。

ボールドの部分はぼくが入力したもので、まずはタイトルと内容のサンプルを与え、その後は適当なタイトルを入力して内容を作ってもらう。

---
映画のタイトルから説明文を生成する。

タイトル:ウーマン・イン・ザ・ウインドウ
内容: 自宅の窓から目撃した衝撃の光景。向かいの家で起きた残虐な犯罪。真実を追えば追うほど、彼女の日常は崩壊へと向かっていく。

タイトル: マクマホン ファイル
内容:
警官マックマホーンは、小さなトラブルをきっかけに、大きな犯罪組織につき、自分の命をかけて闘う
---

マクマホン ファイルというのはみたことがないのだが、もともとNetflixのページで関連するタイトルとして出てきたものだ。最初の入力がサスペンス系の映画だったので何となく雰囲気は出ている。内容は文章が途中で切れてしまっていたので、何度かSubmitボタンを押していたら、こんな表示が出てきた。

---
タイトル: ターミネーター
内容: 平凡な生活に満足していたハリウッドの俳優シュワルツェネッガーは、インディヴィジブル・リポートの著者マッキー・マックィーンから「ターミネーター」という特別な訓練に送られる。マックィーンは、ターミネーターの訓練を通じて、ターミネーターによる統制の乱用を防止するためのシステムを作ろうとしていた。ターミネーターは、次々に襲いかかる犯罪者たちを生贄にする訓練を加え、やがて、ターミネーターとしてのみならず、市民としても生きられるようになるのだった。
---

おおっ。ターミネーター!よくわからないがタイトルもいれずにSubmitボタンを押し続けたらこうなった。ところどころいい感じにかすっていて雰囲気は出ている。これが世界一のAIの実力か!ってかタイトル入れてないけど勝手に出てくるのか!未来かよ!と驚きながらSubmitを押し続ける。

---
タイトル: ターミネーター2
内容: 実在したターミネーターが、人間に対する残虐行為を告発している為に追われる。

タイトル: ターミネーター3
内容: 人類を脅かす大震災。ターミネーター3は、これを阻止するために召喚される。

タイトル: ターミネーター4
内容: 地球に対する大規模な攻撃。ターミネーター4は、この脅威を阻止するために召喚される。
---

何とターミネータ2と3と4!予想を右斜め上でなく左斜め上にも角度を変えて超えていく展開になった。GPT-3すげえ。

文章はだんだん雑になってきているが、それっぽい雰囲気はある。というか、「飽きる」ことも含めて人間っぽく見えてくる。

人間ではないが、何か膨大な知識が入った箱と、その中身をいい感じに拾ってくるUFOキャッチャーみたいなものが後ろ側で動いている雰囲気がして、最初はおもしろいがやっぱりちょっと怖い。たぶんその膨大さがハンパなくて、一人の人間が持っている知識群のどこかには連鎖して共感を感じてしまう、みたいなことなんだろう。膨大な知識の箱といえばアカシックレコードがあるが、地球上に限定して考えるとそういうデータベースができつつある時代なのかもしれない。

GPT-3に関してはよいことを起こすだけでなくて悪いこともありそうという論陣もあるが、それを全部ひっくるめての未来であって、使う側の人間をバージョンアップさせて進んでいくのが正しいのではないかと思う。いやホントまじおもしろい。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?