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2019年柏レイソル後半戦振り返り

はじめに

2019年後半戦の柏レイソルの試合をすべて現地で観戦した所感を残しておきます。
前半戦の記事はコチラ

柏レイソルの2019年シーズンが終わって早ひと月。
今年はリーグもルヴァン杯も天皇杯もすべて現地で応援できたので、それだけでかなり体力を持ってかれ(特に最終節のお祭り騒ぎw)、記事を書き始めるのにも時間がかかってしまいました。

前半戦の記事も多くの方から反応をいただき嬉しい限りでした!
今回も柏レイソルサポーターの応援の熱狂、一試合一試合に対する思いなどが伝わればいいなと思いながら書きますので、とっても長くなってしまいましたが最後まで読んでいただけたら幸いです!

■7/13 徳島ヴォルティス@J2リーグ第22節

試合結果:1-2 勝ち

後半戦いきなりこの試合かよ!という感じです。まさに脳汁ブシャァァァァな試合でしたね。
前半戦でも苦しめられたかのリカルド・ロドリゲス監督のサッカーに後半戦でもかなり苦しみました。内容的には徳島の圧勝だったでしょう。
そして上の写真でも分かる通りの土砂降りの雨。本当にバケツをひっくり返したようにザバザバ降るので体力奪われまくり。選手もサポーターもつらいコンディション。

前半は0-0。点こそ引分けてはいるが、ゲームを支配しているのは徳島側のように見え、雨の中跳ねて応援するのが非常につらかったです。
そして61分に渡井のゴール。
あの復活のジェフ戦から3連勝していたレイソルでしたが、調子が良いのもここまでだったかとぼんやり思いながらそれでも応援。

しかし、

86分にクリスのCKからのカマジゴーーール!!!!!
さらに、90分にクリスのCKからの瀬川ゴーーーーーーーール!!!!!

まさに事実は小説より奇なり。サッカーを追いかけてるとこういう漫画みたいな試合生で見られるんだな!と実感した試合でした!

こんな試合を見られたならびしょびしょに濡れることなんて屁でもない!
とは言え実際は芯まで冷えて非常に辛かったので、銭湯に寄ってから車で帰ります。翌朝8時頃に千葉に帰還し、泥のように眠りました。
※写真は魔法でみんなカマジの顔になっております

■7/20 ツエーゲン金沢@J2リーグ第23節

試合結果:1-0 勝ち

金沢戦は私の妹が観戦に来てくれました!
実は6月のジェフ戦から来てくれていたのですが、試合内容がアツすぎて書くのをすっかり忘れていました。

レイソルのユニフォーム着て、チーズハットグ食べながら自撮り、ビール飲んで一緒に応援しながら楽しく観戦というスタイル。
柏熱の真ん中の方でサポーターをやっているとつい忘れがちですが、本来スポーツ観戦は家族やカップル向けのレジャーであるべきだなと思い出させてくれます。

若い女子たちはスタジアム来たらどんどんユニ着た自撮りしてインスタに「#柏レイソル」と共に写真アップして欲しいと思う今日この頃。

試合は勝ててよかった。これで5連勝。23分にクリスが決めた1点をひたすら守る展開でしたが、無事守り切ることができてやっとレイソルも良い軌道に乗ってきた感じがありました。

こういう拮抗した試合で最終的に勝てるチームが優勝するチームなんだろうと思います。

■7/27 栃木SC@J2リーグ第24節

試合結果:1-2 勝ち

まずはせっかく栃木に行くなら、少し足を延ばして那須まで行ってみようということで、南ヶ丘牧場へ。
のんびりうさぎや羊に癒される。

初めましてかと思いきや、実は去年松本山雅の試合を観るために一度訪れていました。グリスタ。
スタグルを楽しもうかと思いましたが、もうひたすらに蒸し暑くて、さらに関東圏内のため柏サポも多く並びがすごい。
結局タピオカと餃子二切れくらいしか食べられませんでした…。勿体ない…。

試合は勝ち。この辺りからもう相手に先制されようが負ける気がしなくなってきました。
負ける気はしないけど、開幕4連勝後のような気の緩みもなく、いい雰囲気で応援出来てきたなという実感ができてきた試合でもあります。

■7/31 ファジアーノ岡山@J2リーグ第25節

試合結果:0-4 勝ち

J2の平日・月末・遠方アウェイ。
ここにきて社会人にとって一番つらい遠征日程がきました。お盆の長崎よりも、沖縄の後の仙台よりも、正直ここが一番鬼門で行けるか不安でした。
ギリギリで仕事を終わらせ夜行バスへ乗り込み岡山へ。

午前9時頃に倉敷駅に到着したので少しだけ観光を楽しみました。

桃太r…シティライトスタジアムは試合開催が平日にも関わらず人がたくさん来ていてスゴイ…!「ファジアーノ岡山」が地域の中で人気のあるコンテンツなんだな~と思いました。水曜開催の試合で12,000人入るの素直に羨ましいです。

ファジフーズも激うま…ピーマンの肉詰め(正式名称:久米LOVE肉詰めジャンピー)をいただきました。りえちゃん教えてくれてありがとう…!

試合も完勝!内容的にも、ついに今年の柏レイソルのスタイルが完成された感じがありました。そういう意味では今季ベストゲームと言える試合だったのではないでしょうか。
この試合を勝利したことにより、レイソルはJ2首位となります。まさかこの順位を見るのに7月末までかかると思っていませんでした。しかし、ここで安心してもいけません。決まるまでは、気を緩めずに応援するのみ。

J2優勝への道のりは長い…。

日中から活動しっぱなしでどろどろな状態のまま、帰りは特急サンライズ瀬戸に乗り込みました。
無事シャワーカード争奪戦にも勝利し、岡山駅で買った瀬戸内レモンチューハイでお疲れ様会。朝まで眠り、午前7時には東京駅に到着。一応私も毎日フルタイムで働く社会人なので、この試合の翌日はもちろん仕事です。

岡山から東京へエクストリーム出社。ヘトヘトですが、素晴らしい試合のあとは頑張れます。こういう時にはレイソルに活力をもらっているなと実感できます。

■8/4 FC琉球@J2リーグ第26節

試合結果:5-1 勝ち

水曜日、岡山に文字通り圧勝したレイソル。今年のスタイルが完成したような試合の直後、選手もかなり自信がついたように頼もしく見えました。
この一週間で7得点も見られてとにかくみんな嬉しそう。スタジアム全体が幸せな空気に包まれていたと思います。

実はこの試合の前に嬉しいことがありました。
スタジアムに行く前に美容院に寄って髪を切っていたのですが、美容師さんからの「今日はこの後どこかへ?」という問いに対して「これからレイソルの試合観に行くんです」と返したら、「私も今日初めてレイソルの試合行くんです!息子連れて!」と言うのです。
もしかしたら、前にこの美容院を訪れた時にレイソルの話をしたことを覚えてくれていたのかな、なんて思うと嬉しい。

少しでもスタジアムに人を、スタジアムスタジアムを黄色に、と思いながらこれからもレイソルの話をいろんな人にしていこうと思いました。

■8/11 レノファ山口@J2リーグ第27節 

試合結果:4-1 勝ち

ここまでで8連勝。あと2勝で10連勝。ここまできたら2桁連勝したい。
突き進め柏、止まらない柏。
前半戦、各地のアウェイで下を向き、ため息をつきながら帰っていたのが嘘のような快勝っぷり。

この辺りの試合はボーイズオンリーを歌わない試合が無かったので本当に毎週楽しかったです。私は2017年からのサポーターなので、実はボーイズオンリーを自分の口で歌ったのは今シーズンが初めてでした。

写真は2019年夏イチ押しのスタグルどデカドリンク。8月中はほぼ毎試合これ飲んでた気がします。来年も出して欲しい。

■8/14 サガン鳥栖@天皇杯3回戦

試合結果:0-1 負け

J2カテゴリで戦う我々にとって、天皇杯は唯一のアジアへの道。今年柏から世界へを体現するならばこのタイトルしかないぞ。そういう気持ちで挑んだのですが、結果は負け。

残留争いをしていたクラブ相手でしたが、J1とJ2の壁は厚い。J2に慣れてしまってはいけないと改めて殴られたような気持ちになってしまいました。
J1へ向けて這い上がるしかない。J2の首位なんて所詮J1の19位だ。そう思わされました。

とにかく今年はJ1昇格。一つ一つ着実に、選手と共に這い上がるしかないと気持ちを新たにした試合です。

ちなみにこの試合で柏サポーターはフェルナンド・トーレス選手の現役最後のゴールを見ることとなります。
トーレス選手、お疲れ様でした!

■8/17 V・ファーレン長崎@J2リーグ第28節 

試合結果:1-2 勝ち

大人気ヴィヴィくんさんの写真は後ろ姿しか撮れませんでした…。昨年は一緒に写真撮れたのに…人気になりすぎてもう金を払わないと一緒に写真撮れない仕組みになっていた。悲しい…。

でも、並んでる間に長崎のスタッフさんが熱中症予防で塩飴や水を配布してくださったり、私にしては珍しく対戦相手の長崎サポの方とも写真を撮ったり、現地の人はとても優しくてステキでした。

試合は開始8分でサヴィオが1点獲るも、呉屋が呉屋って感じのPKをゲットし1-1。その後ジリジリした展開が続きましたが、75分にオルンガがゴールし1-2で勝利。この試合はオルンガはもっとゴールできたはずだぞ…!という感じでした。

ともかくこれで10連勝。一年の日程が決まった頃に「一通りのロングアウェイが終わる長崎戦くらいには首位で余裕な状態になっていたいね~」なんて話していたので、ちょうど計画通りといったところでしょうか。1年でのJ1昇格が少し見えてきて、少し安心していたところです。
安心ついでに飲み屋で飲みまくり。旦那が焼酎と日本酒のちゃんぽんしてグロッキー状態になっていました。

■8/25 FC岐阜@J2リーグ第29節 

試合結果:0-4 勝ち

デル・ピエロさんが岐阜に来た試合。
ギッフィーとのFK対決はマスコット相手に容赦なかったことが印象的なデル・ピエロさん。ピッチ上では常にギッフィーと手を繋いで移動していたのがかわいかったです。

完勝したのに憮然とした表情のネルシーニョの話が有名なこの試合。たしかに終盤の守備が甘く、ヒヤッとする場面が多かった。
まさに勝って兜の緒を締めろな試合でした。

そんなことより、この試合のMOMは私の旦那に贈りたいです。
実は長崎戦でインフルエンザを発症して一週間伏せっていた旦那でありましたが、さらに扁桃腺炎まで併発し、岐阜戦は残念ながら欠席することになってしまいました。深夜発の車にも当然乗りませんでした。

が、当日になったらもう我慢できなかったんでしょうね。新幹線乗り継いで来ました。岐阜に。
本人曰く「仲間が岐阜入りしてる様子をインスタとかで見ていたら、俺は家で寝て何やってんだと思って来てしまった」だそうです。

サポーター頭おかしい。

帰りのSAでうどんを啜る旦那を見て、勝って良かったなと思いました。長旅お疲れ様でした。

■8/31 アルビレックス新潟@J2リーグ第30節

試合結果:1-1 引分け

夏休み最終日で満員の日立台。相手も新潟なのでたくさんのサポーターが来ている。久々に相手の応援も迫力があったピリっとした試合でした。
こういう試合で勝つととても気持ちいいのですが、この日は引分け。
前半から相手にペースを握られてしまい、なかなかこちらで主導権が持てず。

試合は勝てなかったですが、瀬川のSB起用というびっくりな采配は面白かったです。さすがネルシーニョ…と思いました。この日は…。

■9/7 モンテディオ山形@J2リーグ第31節 

試合結果:3-4 負け

山形戦にも妹が来てくれました。今期3試合目。徐々にサポーター沼にハマっていく妹。
試合前には柏のAKEBIでラーメンを食べ、デザートに御茶(yucha)でタピってから日立台へ。柏はmodiにあるゴンチャが有名ですが、実は御茶の方が私はお気に入りです。タピオカが大粒でもっちりしているのでとてもおいしい。
柏サポの方も、アウェイサポの方も、是非食べて欲しいラーメンとタピ情報でした。

そして、この日も日立台でどデカドリンクを飲んでいたら、なんとみゃ長さんにインタビューされました!
【柏レイソル】みゃ長の新商品紹介!あおり運転対策にはコレ 2019/09/07 モンテディオ山形戦

とまあこんな感じで試合前にめ一杯楽しんだので正直肝心の試合の記憶が曖昧です…。
瀬川がDF登録されて「DF瀬川爆誕www」とか盛り上がった記憶はあります。

4-1になったところから2点追い付いたときは引分けられるか!?と思ったのですが、やはりウチは山形苦手ですね…。
これで勝ち無しが2試合続き、若干嫌な雰囲気になってきました。

■9/14 ヴァンフォーレ甲府@J2リーグ第32節 

試合結果:1-1 引分け

この日は私の母、妹も試合に来てくれました!もはや家族旅行。
東京のかなり西側に実家があるので、親を招待するなら甲府戦が一番いいかなという理由でお誘い。
試合前にはブドウ狩りに行きました。
写真のような感じでいろいろな種類をもいで盛り付けてくれる観光農園へ。品種ごとに全然味が違うのでびっくり。その中でもやっぱりシャインマスカットはひと際美味しかったですね。

と、ここまでは良かったのですが、肝心の試合はまたしても勝てず…。

そろそろ他チームに追い付かれそうでヤバいぞ、瀬川のSBも新潟戦では効いたけど実際どうなんだ、ほんとはFWやりたいはずだ…なんでコメントも飛び交うように。
このころ柏サポーターは猛追してくる下平監督率いる横浜FCの気配を背後に感じており、非常に焦りを感じていました。このまま首位を譲らずに優勝できればいいのだが、この調子だとまずい。

連勝から勝てなかった試合はたった3試合かもしれませんが、それでもゴール裏は焦っていました。なんとか勝たせないと。余裕こいてる場合じゃない。そんな雰囲気でした。

私の母は初めてのサッカー生観戦で、勝てなかったのは残念だけど、声を出して応援するのが楽しかったようで嬉しかったです。

■9/22 愛媛FC@J2リーグ第33節 

試合結果:2-1 勝ち

「ここからが本当の戦い 今年必ず居るべき場所に戻る為、俺たちの声で奮い立たせよう!」

この日の試合はこんな幕が張られていました。ここ3試合奮わない結果のレイソルでしたが、ここで腐ってしまっていてはまた昨年の二の舞です。我々サポーターは何のためにあるのか、こういう良くない流れがきたときにも変わらず応援して選手を奮い立たせることこそがサポーターの役目です。

愛媛には6月のアウェイでボロボロにやられて、今季ワーストゲームといっても過言ではない試合を目にしていたので絶対勝ちたかった。
それが叶って本当に嬉しかった。相手に先制されてしまい、どうなることかと思いましたが、後半の修正がうまくいき逆転勝利することができました。

とにかく今年のキーワードは「共に這い上がる」です。
這い上がるというからには決して楽な道ではないのです。ちょっと負けたくらいで文句言う前に、自分に何ができるかを考えなければ選手と「共に」なんて言えません。

泣いても笑っても残り9試合。
一つ一つ積み上げていこう、共に這い上がろう。という気持ちを思い出させてくれる試合でした。

■9/28 東京ヴェルディ@J2リーグ第34節 

試合結果:3-0 勝ち

9月も終盤になり、デイゲームに。
J2は何が辛いかって遠征もそうなのですが、日曜に開催の試合が多いこと。特に夏場の日曜ナイターは結構地獄で、翌日の仕事がつらいことこの上なしです。この日の試合は土曜開催でしたが、9月のデイゲームになった頃は「やっと夕方頃に試合が終われる…」という気持ちが強かったです。

東京ヴェルディも前半戦こちらは何もできずに負けてしまい、悔しい気持ちがあったのでホームでは絶対に勝ちたかったです。
ここ最近勝ててなかった試合の鬱憤を晴らすような試合で気持ちよく勝利!という感じでした。

■10/6 横浜FC@J2リーグ第35節 

試合結果:0-1 負け

曇天のニッパツ。並びの間は大雨でテンション下がる一方。
2連勝して調子のいい状態で臨んだ試合でしたが、残念な結果に。

2017年、2018年、レイソルは下平サッカーで散々アディショナルタイムで失点してきましたが、まさかその下平監督相手にアディショナルタイムに失点して負けるとは。

因果応報とはまさにこのことか。

ここで直接対決して勝てなかったのが非常に悔しいと共に、正直2018年にあのような形で下平監督を解任してしまったレイソルを思うと、仕方ないような気持ちにもなりました。

とにかくこの試合を落としてしまったからには、我々は残りの試合勝ちつづけるしか無いのです。
残り7試合、とにかく勝って安心したい一心で応援し続けるしか無くなりました。我々は這い上がらなければならないのだから。

■10/14 水戸ホーリーホック@J2リーグ第36節 

試合結果:2-3 負け

本来であれば2日前の10/12に予定されていた試合。
日本で猛威を振るった台風19号の影響で試合も2日延期となり、平日の試合かと思うほど観客も少なく、調子っぱずれな試合という雰囲気がありました。
とは言え、各地に甚大な被害を及ぼしているにも関わらず、2日後には試合ができる状況に整えてくださった運営には感謝せねばと思います。

試合結果はまたしても負け。

ホームで負けてしまうととにかく残るものがないです…。さすがにそろそろ瀬川のSB起用は限界なのではと思った試合。もう彼を前線に戻してくれ。
2試合連続で上位との直接対決に敗れているのでどんどん他のチームとは勝点差が縮まっていきます。

「とにかく勝たないとまずい、首位どころか昇格も危ういぞ」またしても焦りが我々を襲います…。

■10/20 ジェフユナイテッド千葉@J2リーグ第37節

試合結果:0-3 勝ち

よくない試合を続けたときにはジェフという特効薬が効きます。

今シーズン破竹の11連勝をした最初の試合もジェフが対戦相手でしたね。本当にいつも柏の踏み台になってくれてありがとう、頭が上がりません。という気持ちです。

この日は本当に楽しかった思い出しか無いです!

限界を感じていた右SBにはケガから復帰した高橋峻希がスタメン入り、瀬川がMFに返り咲きます。応援歌を歌うのにもかなり力が入りました。

試合前もジェフィと写真を撮れたし、レイくんが非常に珍しくアウェイスタジアムに来てくれたし、Jリーグキングとのレアな2ショットも拝めました。
レイくんが他のマスコットと交流するところはゼロックス杯くらいでしか拝めないため、私としては大歓喜でした。

ただ、セレモニー的なことをやっている最中も柏のゴール裏向いて応援煽ってくる自由なレイくんを見たときは、正直クラブの大人たちに怒られないかな…とヒヤヒヤしました。

この試合の前には

「今年積み上げてきたものは俺たちの実力。自信を持って共に突き進もう」

という幕が掲げられ、それに選手も私たちサポーターも勇気づけられたように思います。私も、この日は特に90分ひたすらに応援し続けることができました。

こういうときの試合って、点数に応じてだんだんテンションが上がっていくというより、全員でとにかく応援し続けていたらいつの間にか勝ってたというような印象が強いです。
とにかく全員で掴んだ勝利、全員で共に這い上がるのです。

この試合で話題になったのは三原のゴールパフォーマンス、その名も「三原ロール」
めちゃめちゃ真面目な顔してあの動きをしているのが柏サポに刺さりまくりでした。来年も見たいです、三原ロール。

■10/27 アビスパ福岡@J2リーグ第38節

試合結果:4-0 勝ち

この日は応援仲間がレイくんとの写真撮影会チケットをゲットしてくれたためピッチでレイくんに会えることに…!

何度か一緒に撮らせてもらっていますが、毎回レイくんに会えると年甲斐もなく嬉しい気持ちになるので機会があれば是非レイくんとの撮影会参加してみて欲しいです。
個人的にはアソシエイツだけでなく新規のお客さんにもこういうイベントに参加できる機会があると、よりレイソルに興味を持ってもらえるのにな〜と思うのですが…。

福岡とは6月の試合では江坂の執年のゴールで追いつき引分けに終わりましたが、今回はとにかく柏のペースに終始した試合になりました。

福岡のGKセランテスが良いキーパーでオルンガのハットトリックとはいかなかったのですが、とにかくまた昇格への歩みを一歩進めることができました!

次の大宮戦、勝てばJ1昇格がほぼ決まるというところまで来ました。
1年でJ1昇格、この分かりやすい目標のために今シーズンひたすら頑張ってきました。選手もそうですし、我々サポーターもどんなに辛い日程でもスタジアムに足を運びました。

残り4試合ありますが、とにかくこの辛い一年の努力が実を結ぶ景色を早く見たいとつい思ってしまいます…。

■11/2 大宮アルディージャ@J2リーグ第39節

試合結果:2-1 負け

ここで勝てば昇格が決まる一戦。

開始3分でゴールが決まった!決まった…!!!とサポーターも選手も思ってしまったのかもしれません。
やはり試合中に安心してはいけませんね…最後の笛が鳴るまで選手が戦い抜くのと同じように、サポーターも一緒に笛が鳴るまで気を緩めずに全力で応援しなければなりません。こちらが気が緩んでいれば、それも選手に伝わってしまう気がしました。

それでも、とにかく下を向いている時間は無い。
「歓喜の瞬間」を迎えるためには勝つしかない。全部勝てば昇格するし優勝する。他力本願な勝点計算なんて捕らぬ狸の皮算用はするべきではないのです。それは昨年散々思い知らされました。

残り3試合、全部勝たなければならない。

■11/9 鹿児島ユナイテッド@J2リーグ第40節

試合結果:3-0 勝ち

「とにかく勝つしかない、勝たなければ昇格できない」と思い知らされた前節大宮戦。
その次の試合に立ちはだかるのはアウェイで敗れた鹿児島。

個人的には、アウェイは熱にうなされながら観光も満足に楽しめず、しかも自分が全力で応援出来ない中で負けてしまって最悪の遠征だったので、なんとしても借りを返してやりたい。そういう気持ちで臨みました。

蓋を開けてみれば開始7分にヒシャがゴールを決め、ケガから復活したクリスティアーノが爆発して全得点に絡み3-0で勝利。

この日の試合ではまだ何も決まらなかったのですが、とにかく次の試合に勝てばJ1昇格・優勝が決まることに。
分かりやすくていいじゃないか。あとは勝つだけだ。

■11/16 町田ゼルビア@J2リーグ第41節

試合結果:0-3 勝ち

ついに、ついに歓喜の瞬間を迎えた柏レイソル!

この日は確実に勝つ雰囲気でした。
開門前の並びは朝から長蛇の列をなし、野津田のスタジアムの半分以上は柏サポーターが席を埋め、ここで決めるしかないと言わんばかりの試合開始前からの熱く激しい応援。ホームのような雰囲気だった以上に、J2とは言え「タイトルを獲りにきた試合」という雰囲気を感じました。

開始2分、5分と立て続けに点を獲ったところで今日の勝利は確信出来ました。大宮戦のときのような緩みも感じずサポーターも90分応援し続け、選手も気迫のプレー。
サポーター、選手が一体となってこの試合に勝つという一つのゴールに向かってそれぞれやるべきことを果たしました。

試合終了の笛が鳴ったときはとにかく気が抜けて、「長かったな…」という思いしかありませんでした。
この「長かった」と言うのはJ1に戻ることもそうですが、貪欲に勝利を目指す姿勢や、熱のある応援は2018年シーズンは感じることが難しかったため、私の好きなレイソルをやっと取り戻せたような気持ちになったために出てきた思いです。

そのあとは、前半戦なかなか勝てずにため息をつきながら帰った日や、沖縄の3日後に極寒の仙台に行ったり、鹿児島の3日後に鳥栖に行ったり、岡山からエクストリーム出社して今まで皆勤してきた苦労がやっと報われたような気がして泣いてしまいました。

■11/24 京都サンガFC@J2リーグ第42節

試合結果:13-1 圧倒的勝利

優勝決定後、柏レイソルボーナスステージ。最終節京都戦。

この試合、まさかあんな夢みたいな試合になるなんて誰も思っていなかったでしょう。
改めてレイソル公式の試合結果も見ていただきたいです。得点者一覧の部分が異常すぎる。

後半はもう特に5分に一回点が入るようなペース。わーきゃー言いすぎて完全に声がご臨終しました。
柏サポーターにとってはご褒美のような試合でした。今まで一年間応援してくれてありがとうと言ってもらえたような気持ちに。

様々な記録を打ち立てたこの試合に立ち会えたことがとにかく嬉しかったです。

興奮して写真もブレブレ。

最後に、私は「京都は決して無気力な試合をしたわけでは無い」ということは強く伝えておきたいです。負けたら昇格PO進出を逃す京都の選手は最後まで攻めて、サポーターは最後まで応援を止めることなく戦っていました。

もう既に多くの方が話していることなので敢えて言う必要も無いかもしれませんが、実際に試合を見た者として私も伝えておかなければならないと思っています。

来年は素晴らしい新スタジアムもできるということで、再来年は是非お互いJ1で対戦したいのでそっと応援しています。

■番外編~みゃ長忘年会~

お祭りみたいな最終節のあとは、本当のお祭り騒ぎが待ち受けていました。
柏サポーター同士で交流して欲しいというサポーター有志による企画「みゃ長の大忘年会」に呼んでいただけたので参加してきました!

写真のとおり、抽選会で大当たり!航輔のGKグローブ(サイン入り)をいただきました…!!嬉しすぎていただいた直後はにおい嗅いでしまいました…w
今では我が家の守護神として玄関に飾ってあります。

この日の会のように来年もみんなで一体となってレイソルを応援できればいいな。
ただ、やはりそのためには選手、フロント、サポーターがみんな同じ方向を向いて「柏から世界へ」を体現するために活動していかなければならないと私は思っています。

おわりに

こんなに長い文章をここまで読んでくださり本当にありがとうございます!
J2リーグは本当に長い!
これで今年のリーグ戦、ルヴァン杯、天皇杯の51試合振り返りは終わりです。

とにかく今年は昇格できて一安心。
ですが本来我々柏レイソルが目指すべきは世界です。なぜこのつらい一年を過ごさなければならなくなったのか、改めて考えたいものです。
少なくとも私はそういうマインドで今年一年日本中飛び回っていました。

今年J1では横浜・F・マリノスが優勝しました。来年は彼らと直接戦うこととなります。彼らに勝たなければなりません。
クラブがチームを強化し、勝てるチーム作りをすることはもちろん必須ですが、我々サポーターも改めてJ1に戻るということで、自分はサポーターとしてどうあるべきかということを今一度考えてみてもいいかもしれません。

もう一度「柏から世界へ」を高く掲げてすべての試合に挑みましょう。

それでは、またスタジアムで会いましょう!

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