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こどもと絵本とフンコロガシ25

こんばんは!

みなさん、フンコロガシって懐かしい響きじゃないですか?小学校の時に教科書や課題図書かなんかでファーブルのスカラベ(フンコロガシ)の話、読みましたよね?!

先日たまたま録画しておいたファーブルの生涯の番組を息子と観たのですが、それ以来息子がフンコロガシを見つけるぞぉぉぉ!!と。さすがのわたしも「えーフンコロガシ…」という感じでしたが、虫少年にとっては糞虫とか別に関係ないのです。

ということで調べてみたらフンコロガシは日本には生息していなくて、いるのはオオセンチコガネ(写真参照)というコガネムシの仲間らしいですね。動物の糞や死骸にあつまる甲虫で、体表の輝きが素晴らしいことで知られています。専門家に聞いたところによると、色は地域によって異なるらしく関東地方では赤っぽいものが多く、奈良のあの鹿がたーっくさんいる辺りでは青いオオセンチコガネがいるとか。

早速都内の牧場+ポニー公園に行ってみました!牛舎では糞をひっくり返し(息子が)、ポニー公園では糞が集められている箱を係の人にお願いして(息子が)見せてもらいました。が、結果は残念なことに(?)全く見つけることができませんでした。管理者の方にお聞きしましたが「いや〜いないねぇ」とのこと。自然観察舎のある公園ではタヌキやネズミの糞に時々いるよ〜と教えてもらいましたが、タヌキやネズミの糞って小さいだろうし、わたしは見ても分からないだろうし…みなさん、どこか生息地知りませんか?(笑)

というわけで、息子のオオセンチコガネ探しは続く…ようです。見つけたとしても餌が糞なので飼育は難しいらしいですが、息子は馬糞をもらいに行く気まんまん。どこで飼育するのかな…ベランダじゃ苦情くるんじゃ…と見つかる前からなんだかドキドキしているわたしです。

『フンころがさず』(高畠 純/絵、大塚 健太/作)

そうです〜!!フンコロガシの絵本です!今日たまたま図書館に行ったら一瞬で見つけたんです。呼ばれているんですねぇフンコロガシに(笑)。糞を転がすなんて変な奴!と言われて糞を転がすことをやめてしまうフンコロガシのお話です。糞を転がすのをやめて、糞を引きずる「フンヒキヅリ」になったり、色々と名前を変えていくのですがやっぱり最後は…というストーリー。ネーミングがどんどん変わっていくところが子どもも大人も笑ってしまいます。以前ご紹介した「ワニぼうシリーズ」も高畠純さんがイラストを書いていますが、ユーモラスで素敵なんです。

みなさん、もしオオセンチコガネのいる場所(できたら都内)をご存知でしたら教えてください〜!!見つけた暁にはどうにか飼育してみたいと思います(笑)。

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