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こどもと絵本とイライラ10

こんばんは!ようやく一人の時間がやってきました〜!

最近ですね、息子が外出があまりできないせいかイライライライラしています。もう基本の調子が怒り口調というんでしょうか。いちいち難癖つけずにはいられない感じにこっちもイライラさせられっぱなしです。「このお皿はやだった」「今のママの声は大きすぎた」「このシャツは変だ」などなど。下の子にも不必要に意地悪をしたり。普段は言わないような面倒くさいテンションに本当に辟易しています。ストレスが溜まっているのは分かりますがね!!こちらもですからね!!!!怒っていない穏やかな瞬間がほとんどありません(泣)。

『とべバッタ』(田島 征三 /作・絵)

主人公はタイトルから分かるようにバッタです。体の小さなバッタは恐ろしい天敵たちから身を守るためにコソコソと暮らしていました。それでも怯えながら暮らしていくことに嫌気がさし一大決心をするのです…!子どもだけではなく大人も心が折れそうなときなどに励まされるお話です。勇気をもって前に進んでいく力強さと美しさがダイナミックな絵とともに心に迫ってきます。

『ぼく、おたまじゃくし?』(田島 征三/作・絵)

同じ作家さんのものです。ぼくの仲間はみんなカエルになった。でもぼくには手も足も生えない。なんで?と思っているとなんとヒゲが生えてきた。ぼくってもしかして…?周りとの違いに戸惑いながらも「ぼくって一体何者なんだろう?」と自分探しをしながらたくましく成長していくナマズのお話です。初めて読んだナマズの絵本という点でも息子にはとても面白かったようですが、他にも生き物がたくさん出てきます。人間の世界を池や川の生き物で描いたもので、上記の本と同様、力強さが伝わってきます。「よし、がんばろう」という気持ちになります。どちらも様々な生き物が出てくるので、特に虫好きのお子さんなら絶対楽しいでしょう。

私たちが読んだ田島征三さんの作品にはカマキリのお話もあります。こちらもいつかご紹介したいと思いますが、もちろん傑作です。どの作品もストレートな文章が胸を打ちます。なんだか自分もバッタやおたまじゃくしになった気分になるから不思議です(笑)。

イライラする毎日ですが…まだこの生活は続きます!そんな私の楽しみは?親友に自分が真剣にふざけて踊る動画を毎日送りつけることです(笑)。明るく前進だ〜!


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