UCアドバイザー資格取得しました
こんばんは、いしやまです。
改めまして、私は、イラストレーション、キャラクターデザインやロゴデザインなど、描くことを中心とした仕事をしています。
それで、ある公共的な仕事をきっかけに、色のユニバーサルデザインについて、しっかり学ぶ必要性を感じ、UCアドバイザー資格を取得しました。
UCアドバイザーについて、簡単にご紹介しますね。
UC(色のユニバーサルデザイン)とは
UC(色のユニバーサルデザイン)とは「色覚の多様性に配慮した、誰もが見やすい色使い(色彩設計)」のことです。
色の見え方には、個人差があり、色の見え方が大多数を違う場合には、医学的に「色覚異常」と診断されます。色覚異常と診断された方の割合は、日本人の場合、男性の5%(20人に1人)、女性の0.2%(500人に1人)程度、いらっしゃるそうです。また加齢によっても見え方に変化が起こり、ご高齢の方にとって見えにくい配色があるそうです。
私は、この数字を多いと感じ、誰にとっても見やすい色彩設計が出来るようになりたい!…いや、知っていないとマズイな…と思い、色彩検定UC級を受けることにしたんです。
色彩検定UC級とは(勉強法)
色彩検定UC級とは、文部科学省後援 色彩検定の一つです。
勉強法は、実にシンプル、暗記です!
色彩検定公式テキストを読み、過去問題集を解くだけ。
(少し癖がある出題もあったので、過去問題集は必須だと思います)
テキストで学べる内容は以下です。
色のユニバーサルデザインとは
色が見えるしくみ(色とは何か・目の構造など)
色の表し方(色の三属性・トーンなど)
色覚タイプによる色の見え方(色覚タイプ・区別しにくい色など)
高齢者の見え方
色のUDの進め方(色のUD設計の方法)
これは、知りたい!と思いますよね。
そして、個人的な感想ですが、
私は、学生時代に色彩学を履修していたり、グラフィックデザイナーとして会社勤めをしていた頃から今も、色彩用語に触れているので、3.色の表し方 については、既に知っていることが多く理解は楽でした。
色彩検定UC級の知識が、きっと役立つシーン
色で伝える必要がある、色が機能的な役割を担う場合って多いですよね。
例えば、下記イラストの場合、下段Bタイプの配色よりも、上段Aタイプの配色の方が、色覚特性に関わらず、口、半ズボン、靴の区別がしやすいですよね。
この配色は、様々な色覚特性をお持ちの方、高齢の方にも判別していただけるのか? ストレス無く伝わるのか?、UCの観点からも見直せるようになったと思います。
児童書、教材、公共的な配布物へのイラストレーションやキャラクターデザインなどへ、UCの知識を活かしてゆきたいと思います。
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私は、使用される媒体や内容を考え、寄り添い、気持ちの良いイラストを描きたい、たくさんの人が喜んでくたら最高…何かで人のお役に立ちたいと思っています。
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