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ライブ中の撮影は禁止にするべき?




こんにちは!



現在、我々のバンドはライブ中の撮影に関してとくに禁止とはしていません。


しかし、僕個人的には色々考慮して撮影は禁止にするべきかなと思っています。



何故かと言うと「同じオムライスでもプロが撮影した方が美味そうに映る」からです。



過去にお客さんがスマホで撮ったライブ写真がSNSに載っていて「何だこの安そうなバンドは…」って思った事が多々あります。笑



つまり写真の撮り手1つで物の価値って変わってしまうんですよね。



「写真は真実を写す」と言われて来ましたが現代では写真に真実は無いです。所謂「加工の時代」です。



僕はドルオタでもあるんですが、SNSでアイドルの自撮りを見て「あっこの子かわいい」って思って現場に行ったらその写真の子はいなかったなんて事もあります。笑



つまり写真て如何に良く魅せるかって事が現代では求められます。バンドも撮り手の腕1つでかっこいいバンド・人気があるバンドに魅せる事が出来る訳です。




曖昧な撮影禁止のライブハウス



まずお客さんが撮影をして良いのかダメなのかってところはこのライブハウスその物の認識ってところが曖昧だからだと思います。



プロ野球を見に行って試合中に選手の写真を撮る。これは一般的には大丈夫とされている。しかし、テニスの試合はどうだろう?基本的にテニスのサーブ前とかはシャッター音の出るカメラやフラッシュとかはマナー違反として撮影はNGな場合が多い。



映画館も上映中に撮影する人はいませんよね?罰せられるので。



ではライブハウスはどうか?



バンドによって違う。



そう。このバンドによって違うってのがとても困る。前のバンドは撮影OKだったから次のバンドもスマホで撮って怒られた。こんな事もあると思います。



実際に僕は千葉の某ライブハウスで友達のバンドが出るので見に行った時にスマホで撮影したらライブハウスのスタッフの方にクソ怒られました。事情を話したら許してくれました…笑



バンドによってもそうなんだけど



メジャーはダメ
売れてないバンドはOK
専属カメラマンがいるところはダメ
高校生バンドはOK
コピバンはOK
外タレはOK
フェスはOK
影響力ある人はOK
V系はダメ
アイドルはダメ


まぁ色々ある訳です。



もう統一しませんか?



ライブハウスでも撮影録音禁止って貼紙してあるとこもあれば何も書かれてないところもあるし、正直ライブハウスにそんな行ったこと無い人はわからないっすよね?



お客さんが撮影する事によるデメリット


ライブ撮影に特化したカメラマンの写真は本当にかっこいいです。


なんだろう…ギター持ったおっさんの僕が外タレスーパーギタリストみたいに映ってたり、大したフレーズ弾いてないのに凄い事している様に写ったり。本当ねライブカメラマンの撮る写真て凄いんすよ。



過疎りイベント丸わかり写真


お客さんの場合、今いる立ち位置から撮るじゃないですか?ですので後方にいる場合お客の入り状況丸わかり写真が撮れてしまうのです。最前に誰もいない…真ん中くらいに数名…。なんだこの過疎りイベント…。これがSNSに載ってしまうのです。


これはバンド側からしたら大ダメージです。


「あっこのバンド集客ないんだな。」てなってしまいます。


しかし、ライブカメラマンはたった数人の集客でも満員に客入ってんじゃね?って思わせてしまう様な写真を撮ります。決して集客が少ないという情報は写真に撮りません。


これがライブを熟知したライブカメラマンの凄いところです。表情1つとっても良い写真ばかりだしね。


まぁ色々考えると撮影可のメリットよりデメリットの方が圧倒的に多いですね。



味は同じラーメン屋でも表のディスプレイがくっそホコリ被っていて汚い店とキレイな店では初見さんの見方変わるじゃないですか?



写真は映像と違い文字も音も動きもありません。しかし、その写真から音や動きが見えて来る様な写真を撮るのがライブカメラマンです。



我々のライブ写真やMVを撮ってくれたトヨダマコト(@M4_photo)さんのまとめ写真です。





彼自身バンドマンである事からバンドマンが撮って欲しい構図ってのが凄いわかっている。色味とかがかっこいい写真てのは色々あるんだけど、彼の構図がとても好きですね。カメラマンを探しているバンドさんは是非撮影の依頼してみてください!



総括


やはり現代はSNSの時代です。いかにこのSNSで映えるかってのが論点になります。写真1つでも良く見られる写真とそうでない写真とでは結果に違いが出てくる事もあるかと思います。撮影を禁止にする事で自分達の敷居を高める事も出来るかと思います。


ライブはスマホ越しじゃなく目で見て欲しいですね。



それではまた会える日を楽しみに…さよなら


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