「私こそは!」と思って生きる
「今を生きるあなたへ」
2021年11月9日に亡くなられた
瀬戸内寂聴さんの最後の本です。
秘書の瀬尾まなほさんとの対談形式で、寂聴さんのありがたいお話や言葉が数多く、書かれてあります。
どの言葉も私自身、ものすごく響くことばかりだったのですが、「これは私のことだ!」と思った部分がありました。
「私なんか」と自分を否定せずに
「私こそは」と思って生きなさい
寂聴さんの秘書であった、瀬尾まなほさん自身も「私なんか」と寂聴さんの前で言った時、たいそうひどく叱られたそうです。
実は私も昔に、この言葉をよく使っていて、兄に怒られたことがありました。
「その言葉は、親に対して失礼やぞ!」と言われました。
なぜ兄にそんなに怒られたのか?
今、この本を読んで、よくわかりました。
・あなたを産み、育ててくれた親に対して、とても失礼なこと
・逆に思い上がっている
・自分に対して失礼、自分を粗末にしている
・親が産んでくれただけでも、「有り難い」ことで感謝しないといけない
「私なんか」という言葉には、ずっと姉や兄と自分を比べていた、私の悪い考え方でした。
両親には、それはそれは大事に育ててもらっていたのに、本当に申し訳ないと思っています。
だから、今は、「私こそは!」と思って生きていかないと、と思っています。
私みたいな、頑張り屋はいない!
この家でやっていける嫁は、私しかいない!
最近では、本当にそう思ってます。
それでは また
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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