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チョートクのカメラノート📷🎥📹

カメラで本気出す。カメラに本気出す。ついでに写真芸術にも本気出す。2001年5月からスタートしたチョートクカメラ日記です。webマガジンは毎月定額1000円。単品で買うよりもかな… もっと読む
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2021年1月の記事一覧

1969年新宿3丁目時代の東松照明さん1/31(日)暗室の日🐮

1968年に日大闘争が始まって私は大学にいかなくなった。それで迷惑この上ない話なのであるが尊敬する写真家のところに行って押し掛けて写真を見てもらったりしたのである。東松さんもそのお一人であった。当時はまだフォトグラフィーワークショップなどと言う概念はなかった。これは70年代半ばにできたのである。私が最初にワークショップに呼ばれたのは1973年のBregenzフォトワークショップだった。当時の日本はまだ未開発だからこれは商売になるなどまだ考えていない時代なのである。東松さんは写

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50年以上前の東京のスナップショットのネガフィルムの選び方1/30(土)🐮

佃の仕事場で毎日6時間はネガフィルムのセレクションをしているのである。これは1967年7月17日に撮影された銀座のワンショットである。一昨年日本カメラで連載していたToday Tokyo 1964/2020と言うのは3年間のシリーズの予定であったが編集部の都合で1年間カットされて結局2年間24回の連載になった。

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栗田薫さんの後Kowa SW。福田写真部長さんのKowa SW. 1/29(金)🐮

このところレンズシャッター式のレンジファインダカメラのことをいろいろ考えていて、カメラノートスペシャル1月第二弾はそのことを描きました。それでレンズシャッター式のレンジファインダカメラは何が魅力かと言うことをここにメモしておきたい。

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疫病退散. Amabieの髪の毛に似た草1/28(木)🐮

コロナ関係で人気のキャラクターは、Amabieと言う人らしい。ウィーンの中心街のグラーベンと言う目抜き通りには巨大な建物の6階に届くようなバロック彫刻がある。300年前にベストが流行したときにそれが収まったと言うので神様に感謝できた記念塔なのである。

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ウィーンの建物のエントランスのステンドグラスを見るのが楽しみだった1/27(水)🐮

1970年代のオーストリアウィーンに暮らしていて1番楽しみだったのは、街中のスナップも面白かったけれども、それぞれの住居のエントランスの突き当たりに中庭に通じる廊下があってそこに立派なステンドグラスが飾られていたことである。

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半世紀の古い友人Bodo Kralik 1/26(火)🐮

私がオーストリアウィーンに住み始めた直後のことである。何かの関係で若い連中が集まっているところに行ってロックバンドか何かの撮影をしたことがあった。そこでドラムスが何かをやっている地元のウィーンの若い奴と友達になったのである。

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ウィーンのコーヒーの銀色のお盆の美学1/25(月)🐮

私が定期的に写真展を開催している神田明神のすぐ隣のギャラリーバウハウスである。2月22日から50年の間撮影し続けた東京のシリーズToday Tokio1964/2020もそこで開催する。ところで数年前の話になるがギャラリーバウハウスに行ってコーヒーをご馳走になった時このウィーンで私が慣れ親しんだ銀色のお盆に水とコーヒーが並んでセットになって出てきたのはうれしかった。

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50年前のモノクロのネガフィルムをみるというのはアスレティックである1/24🦜

ギャラリーバウハウスで2月に開催される写真展のために大量のモノクロのネガフィルムを見た。1964年から2020年までだから50数年間のネガフィルムである。1日6時間以上はちょっと継続することができないが、73歳としては意外と根気があると自分では評価している。

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ウィーン冬の散歩。1960年代の大雪の日1/23(土)🐮

1974年の1月だったと思うがウィーンは大雪であった。私の古い作品で雪の中に埋もれかけているシトロエン2CVの写真があるがあれがその時撮影したものだ。この画像はウィーンのアーカイブから持ってきたもので1960年代半ばの大雪の日の雪かき作業の模様である。

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ウィーン旧市街の冬の散歩。眼鏡をかけた牛がビンゴゲームをしている古い壁画1/22(金)🐮

ウィーン旧市街と言うのはかつての城壁のあったインサイドである。本物のウィーンであってその外側はオスマントルコが攻めてくる場外と言うわけだ。狭い地域だからありとあらゆる細い通りまで私は知っている。そういう記憶に残るランドマークを端から巡ってみるとまず1番面白いのはこれだな。

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ウィーン旧市街の冬の散歩。マローニNEW1/21(木)🐮

ヨーロッパどこでもそうであろうがwinも冬の風物詩といえばマローニー売りである。パリが本場のように思われているがウィーンの場合は意外とナポレオン3世あたりの影響かもしれない。ウィーン旧市街のシュテファン大聖堂のすぐ前の広場に大きなニューススタンドがあるのだが冬になるとその前にマローネの屋台が出るのである。

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1995年に撮影した350,000画素のデジタルカメラを写真集の見開きに使ったらいい感じである1/20(水)🐮

25年前の最新のデジタルカメラのモデルと言うのはスタンダードが350,000画素であった。当時はせめて1,000,000画素あればプロカメラだと言うような話があって私は仕事に使っていたのは350,000画素の倍の700,000画素位の富士のデジカメであった。やはり画素数が倍だと違うななどと感心していたのである。それが今では1億ガスを越えてもっともっと増やさなければなどと言ってるのはどうも情けないな。

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三重県鈴鹿市の写真家杉野さんのパノラマ写真が素晴らしい件1/19(火)🐮

世界的に見てパノラマ写真の最高の仕事を残した写真家はJosef Sudekである。写真家と言うのはもともとカメラ人類であるから、彼は戦前にアメリカのカメラ雑誌の広告か何かでNo4 Panorama Kodakのことを知って世の中にはソーセージみたいな長い長いカメラがあると言うことを知ったのである。

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1958年ブリュッセルエキスポグランプリ受賞の500ミリレフレックスレンズ1/18(月)🐮

1966年頃だと思うけれどアサヒカメラでどこかのオートレースを取った外国の写真家がいてそれはなかなか迫力ある車の映像であった。そして経歴が書かれていてテクニカルデーターに500ミリ1000ミリの反射傘と書いてあるので私は首をひねった。

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