
三回目の転職でちょっと株式会社を選んだ理由
2023 年 9 月にちょっと株式会社に入社したフロントエンドエンジニアの k1350 です。
記憶が新しい内に入社の理由を書いていきたいと思います。
今後ちょっと株式会社へ興味を持たれた方のご参考になれば幸いです。
これまでの転職歴
在学中に Fortran90 で数値計算プログラムを書いたことをきっかけにプログラミングに楽しさを見出し、新卒で関東にある中堅独立系 SIer に就職しました。
当初はそのまま定年まで勤めあげようと思っていたものの、諸々の都合で出身地へ U ターンすることを機に初めての転職を決めます。
当時の私のスキルはニッチすぎて将来性が不安だったので、今後も広く需要が見込めそうな Web 系エンジニアを目指すことにしました。
一回目の転職
Web アプリケーションの請負を中心にやっている会社に拾っていただき、私の Web 系エンジニアとしての土台を作ることができました。
概ね満足して働いていたものの、レガシーな現場での保守運用を長くやっていく中で「このままでは世の中に置いて行かれ、突然会社が倒産したら路頭に迷うのではないか?」と思うことがありました。
また使っている技術にも作っているものにも愛着を持てず、「心から良いと思えるものを作りたい」という気持ちが強まりました。
そのため思い切って自社開発の企業への転職に挑戦してみることにしました。
二回目の転職
以前から個人的に使っていたプロダクトを開発していたスタートアップにフルリモートワーク前提で入社することができ、希望通りに「心から良いと思えるものを作る」体験をすることができました。
またスタートアップらしいスピード感あるモダンな開発現場・CTO から直々に教えをいただけるという贅沢な環境において、フロントエンド・バックエンドの両分野とも技術的にかなり成長することができました。
しかしプロダクトに関するあらゆるタスクを垣根なく任せていただく中で、自分のスキル不足を感じると共に、自分はフルスタックエンジニアを極めることができる人間ではないと感じるようになりました。
三回目の転職でちょっと株式会社を選んだ理由
中途半端なフルスタックエンジニアになるよりは、どこかに軸足を置いていこうと思いました。
そのため「フルスタックエンジニア」の募集は避けて転職活動を行い、最終的にはちょっと株式会社にフロントエンドエンジニアとして採用していただきました。
ここまで書いたような経歴を経てちょっと株式会社を選んだ理由は以下の通りです。
情報発信が活発だった
私は暇なときに Zenn を眺めており、ちょっと株式会社を知ったのも Zenn の記事がきっかけでした。
トレンドに入っているのを何度か見かけ、面白い会社名&会社のエンジニアブログなのにアイコンが擬人化美少女だったので記憶していました。
また会社 Web サイトのトップページを見るとデザイナーブログなどもあります。
私は「文章化することで考えがまとまる」「公に発表しようと思うと曖昧な点をきちんと調べようとするので理解も深まる」と考えているので、この情報発信に対するモチベーションの高さにはとても好感を持ちました。
Jamstack に興味があった
私は趣味で技術ブログや個人サイトを運営しています。
それぞれ Hugo と Astro を使って構築しており、コンテンツは Markdown で書いて、Cloudflare Pages でビルドして配信しています。
「HTML ファイルをレンタルサーバーに FTP でアップロードする」という古から存在する手法から現在の構成に変えたとき、この構成を説明する言葉を探している最中に「Jamstack」という言葉を知りました。
(厳密な定義には当てはまらないかもしれませんが、私は自分の技術ブログ・個人サイトの構成は Jamstack の仲間だろうと思っています。)
高セキュリティ・高パフォーマンス・低コストなサイト運用が可能な Jamstack はとても良いものだと感じていたので、これを使っていく仕事ならモチベーションを保ちながらできそうだと思いました。
働きやすい職場環境が魅力的だった
私は地方在住で、ちょっと株式会社にはフルリモートワーク前提で入社しました。
出社を求める IT 企業が世界的に増えてきている中で、今でもまだフルリモートワーク可という点はとても嬉しいです。
またコアタイムなしのフルフレックス制ということで、会社を休まず通院することもできます。
私は今歯医者と眼科に定期通院しているので大変助かります。
それに加えて入社直後に 5 日間の有給休暇が付与されたり、月額 $20 のChatGPT Plus を使えたりと色々な制度が手厚いです。
このような社員思いの制度が存在しているのは社内に信頼関係が構築されている証だと思います。
新入社員へのサポート体制があった
三回目の転職活動をしていた当時、私は自分の未熟さを痛感し IT エンジニアとしてやっていく自信を失っていました。
面接ではそのことを正直に話し、(それが決め手になったわけではないと思いますが)何社か落ちて更に自信をなくしていました。
ちょっと株式会社の会社説明を受けたときも正直に話しましたが、新入社員にサポーターを一人ずつつける制度があることを聞きました。
このような制度が存在するという点で、ただ「きちんとサポートするので安心してください!」と仰るだけの企業よりも新入社員サポートへの本気度が伝わりました。
また採用後に始まった入社手続きには Onn というサービスが利用されていて、タスクリストが期限と共に一覧化されており、とてもわかりやすかったです。
終わりに
三回もの転職を経てたどり着いたちょっと株式会社の一員として、これから頑張っていきたいと思います!
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