バスケにおける役割の重要性について
今回は、自分自身がディフェンスに活路を見出した体験と、チームにおける役割の重要性についてお話ししたいと思います。
1990年代前半当時、
マイケルジョーダンに憧れ
流川楓に憧れ
とにかく点を取りたかった私。
共感してくれる方も多いはず(笑)
前回お話しした、
システマチックなチームバスケ、私自身抜きん出た得点能力を持っていた訳でも無いので、
「お前の得点で行くぞ!」
なんて事にはならない日々。
市では敵無し、
県の上位チームにも充分通じる実績、
顧問の先生のツテで県外のチームとも
沢山試合をしましたが、
「考えるバスケ」のシステムは通用していました。
そんな中、
ある時期から自分自身、
こう思う様になってきました。
俺、流川になれないかも。。。
体格的に、
チーム内では2番目に背が高かったのもあり、ナンバープレーでの最後の得点は1番多かったのです。
が、性格的に
パスくれパスくれパスくれパスくれ
と念の様な雰囲気も無い私がいました。
しかし、
自分の中に新たな別の感情が芽生えてきた瞬間があったのです。
点取られるとめちゃくちゃムカつく。。。
自分が点を取れないでモヤモヤしてるよりも、点を取られた方が何倍もモヤモヤするんです。
相手チームのエースにディフェンスして、平均よりも半分の得点に抑えようものなら、かつてない程の快感を覚えました。
俺、ディフェンス好きだ!
自分の武器を見つけた瞬間でした。
自分の武器。
ここを探せるか探せないかで、
その後のチームにおける自分の役割、
スターター起用、もしくはポイント起用、
要は、
試合に出れる確率がグッと上がる
に繋がります。
エースと呼ばれる様なプレイヤーは、
運動能力も高く、大体出来てしまうので、
大学・社会人・プロに行ったら、
自分の得意な分野をシェイプしていきますね。
語弊はありますが、
「エース」以外のプレイヤーです。
自分の武器は人それぞれ。
ドリブルこそチビの生きる道。
神の様に毎朝500本3ポイントを打つ努力が出来る。
他のチームメイトよりも視野が広い(俯瞰して見れる)みたいだからパスだな。
挙げれば沢山ある事に気付くのです。
自分が置かれている状況と、
チームが必要としている部分を自分なりに探して答えを見つける作業は、早いに越した事はありません。
見つけたら、ただひたすらに練習です。
そして猛アピールです。
やるからには試合に出たいですよね?
バスケが好きなら尚更試合に出て結果を残したいですよね?
何したらいいんだろう?
とモヤモヤしているあなた。
自分の武器探し、
是非してみて下さい!
次回は、
ディフェンスから始まるオフェンスへの意識とは?
を、体験を含めて伝えていきたいと思います。
それではまた!