偏愛食品#126：丸茄子三昧（453/1000）

ナステーキがすてーきな味わいだよんと書いたら、教えてくれる友あり。
ここの丸ナス、うまいですよ。新潟出張時に食べさせてもらったナスです！

自分の好きなものを書いているだけなのに、こうして親切にさまざまな情報を教えてくれる友人がいっぱいいるのが嬉しい。
有難や～。
この情報は大阪のY田さんから。美味しいものをたくさんご存知なので間違いなす！　なはず。
URLを添えてくれたから、さっそく注文してみたぜ。（こういう時は素早いんだよ）
さっそく注文したら、すぐさま届いたぜ。

つやつやと光り輝く丸茄子が9つ。
ちょうど野球チームができる数だな。名付けて糸魚川・茄子クロビカリーズ。
見た目は野球のボールみたいなだけに野球が上手そう、じゃなくて、旨そう。
丸茄子と名乗るだけあって、ぷっくらと丸みを帯びた姿が愛らしい。
皮がぴんと張りつめていて、ちょっと押してみると中身がみっちり詰まっているからか押し返すような弾力がある。
持ち重りもするし、こりゃあやっぱり旨いやつでしょう、きっと。ご教示ありがとう、Y田さん。

まずはバター醤油で焼いてみましょう。

んー、鉄板の旨さ！
実はさくりとしていつつ、しっとりもしている。普通加熱するとへにょってなるじゃないですか、茄子って。
これは柔らかくなっているのに、噛み心地はしっかりしているというアンビバレントな茄子なんですな。
しかもその上ジューシー。
美味しくないわけがない。
ビールを飲まずにいられるわけもない。
ぐびぐびぱくり。
シャーワセ。

第2弾は、肉味噌をかけてみたよ。

甘辛い肉味噌に合うったらないね。
あまりのことに笑っちゃうくらいのベストマッチ。
さらに。
花椒をかけたら、こりゃもう悶絶もんですぜ。

ホワジャオ恐るべし。

なにしろ9茄子もあるから、惜しげなく使えるのがいいところ。
どんどん試してみますよ～。

今度は、素揚げにして姜葱醤（ジャンツォンジャン）をのせ、醤油少々を掛けまわして食べてみよう作戦。

はははっ。
これも思わず笑っちゃうやつ。
茄子は一般に油との相性がいいけれど、丸茄子は格別にいいんですよ。あまりくたっとならずにさくり感を残したまま食べられる。
姜葱醤がまた無類の調味料（自分で「万能調味料」と言っているだけあって）なだけに、この組み合わせもまた最強。

バター醤油、肉味噌、素揚げに姜葱醤のトリオは、例えていうならば、バース、掛布、岡田のバックスクリーン3連発級の破壊力と申せましょう。さすが野球の上手そうな茄子。

酒のあてによし、ご飯のお供にも最強。
丸茄子、さすがの実力者です。