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きょう、めちゃめちゃめちゃめちゃ・・・・・っめっちゃ、嬉しかったこと

Numberていうスポーツグラフィックの雑誌があります。9月10日号で、2014年のサッカーのワールドカップ以来、20万部以上売れて、増刷を重ねているのが9月初めにニュースになっていました。それをきっかけに、過去の将棋記事がウェブで公開されることに。

“・・・藤井聡太二冠の活躍で初めて将棋に興味を持った方も多いのではないでしょうか。実は将棋界にはもう1人、偉大なる“藤井”がいます。将棋の常識を覆す戦法「藤井システム」を独力で開発し、竜王を3連覇した藤井猛九段です。Numberが1010号で初めて「将棋特集」を組んだことを記念し、過去の藤井九段のインタビュー記事をWebで初公開します!
(初出:Number783号(2011年8月4日号) <非エリートの思考法> 藤井猛「常識を打破して頂点に立った男」/肩書などはすべて当時)“

わたしの、だいだい、だーい好きな藤井先輩(先輩藤井?)の記事ではないですか。写真が5枚もあって、充実した記事に、どうしても本誌が欲しくなり、「いつの記事だ?」783号、なのですが、最初、723号とかうろ覚えでAmazonで検索したら商品なし。もう一度記事に戻って、何号か確かめたら、783号。今度こそ・・・と思って、検索し直して「あっっっ・・・・・!」こっ、この表紙!見覚えあり!783号も在庫は出てませんが、どうしたって見覚えのある表紙に、これは家の書庫に絶対あるに違いないと、確信に近いものがありました。

家に帰るのが待ち遠しく、帰宅後、一通りに用事を済ませて、書庫の探索へGOです。いま、春の貸し倉庫整理から持ち帰った本を、一部は新調した倉庫に入れたものの、入りきらないものが段ボールに入って書庫と書斎を占拠しています。足の踏み場もありません。「いいんだ、どうせ、ルーブルや大英博物館の倉庫だって、こんなもんだよ絶対」と言って、自分を慰める日々です。開架の書庫を探索するには、有名なゲーム「倉庫番」のパズルのように、荷物をどかして本棚の前にスペースを作り、丁寧に探すほかありません。7箇所、8箇所探して、繰り返し探しても出てこない。何度挫けそうになったことか。もう探すところない、と思ったら、1箇所残っていて、すっ、と引っ張ったら、どんずば!アーリーマーシーたー!!!!あああああ。ほらー、ぜっっ、たい、あると思ったんだった。でも、今回どかっと荷物が来る前、何度も書庫を整理して、古いものから少しずつ処分していたこともあって、「もしかしたら、もしかしたら・・・・捨ててしまったのか?」「・・・いや、わたしに限って、この表紙でしょ、これ系は、絶対に捨てられないはず。普通のわたしなら、絶対に、捨てられていない。」自分の癖を信じて、あきらめなかった。ありました。

だから、アーカイブを処分できないのです。9年前の雑誌です。将棋のショの字も興味なかった自分が、9年後にだいだい、大好きになる藤井九段の記事が載っている雑誌を、持っていた奇跡。奇跡〜〜〜〜〜。でも、表紙一発で、「これ持ってる。」て確信できるのも、なんかすごいと思いました。人間の記憶力。

9年前の藤井九段はめちゃくちゃ若い!(当たり前のことを言うな)で、わたしはやっぱり、今藤井の方が100倍好きだなー。若い時より、今の方がかっこいい(いや、決してハンサムではない、ごめん、のですけど、かっこいいんです、わたし的には。)それでも、本誌を持っていた、発掘できたことが、チョウチョウチョウチョウチョウチョウチョウチョウ、嬉しいのでした。

グレース、ありがとう!(グレースとは、2009年に友達が教えてくれた、探し物にめちゃめちゃ効く精霊の名前。お願いすると、100発100中で探し出すのを手伝ってくれる。)

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