my products(no.5)

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マクラメペンダント/ガーデンクォーツ


I love gardenquartz❤️ 

かつて、マクラメペンダントを身に着けてる人は、みんな旅人だった時代があった(20年くらい前の、あくまで私の中のイメージ笑)。

旅人の多くが身につけていたのが、ラブラドライトかムーンストーンと呼ばれる石だった。(これも私の固定概念かもしれない。なんせ私自身、タイやインドにビザランでどっぷり浸かっているような旅人やヨギーに教えてもらいマクラメを覚えたので。ごった返す雑踏の中、地べたに座り込んで編み方を教えてもらった。)

ラブラドライトとムーンストーンは同じ長石の一種。シラーと呼ばれる独特の輝きや、石に宿るパワーが旅人にぴったり。光にかざした時に見える蝶のような輝きは、みるものを虜にする。

貴石と呼ばれる鉱物の中では比較的安価な事も手に取りやすい要因だったかもしれない。(長期間旅を続ける人は、基本的に旅にしかお金を使わない)

そんなラブラドライトとの出会い、そしてマクラメを覚えてすぐに、私は編む事よりも石に興味を持つようになる。そして、一つずつ鉱物の種類を知る度に私が惹かれていったのがこの「ガーデンクォーツ」。

その時から今に至るまでずっと、私を魅了し続けるガーデンクォーツ。水晶の中に宿る世界観は個体ごとに唯一無二。一つとして同じものがなく、どれだけの数を見ても全く飽きる事がない。

マクラメの技術が少しずつ上達するにつれ、女性特有の繊細さを持つ私のマクラメ(自称)とガーデンクォーツがどんどん相性抜群になっていく気がした。


ちなみに、ここ数年のハンドメイドブームですっかりポピュラーになったマクラメ。昔はマクラメ作家と言えば自分の手の内を明かさないもの、という感じで、教則なんてもってのほかだった。なんせ自分が時間と労力をかけて編み出した技。競合する他の作家さんと自分の作品を決定的に違い付けるオリジナルなのだから、おいそれと教えるわけにはいかない。イベントなどでみかけても、お客さんに作品を触らせない人も多かったし、当然WSを開催している人なんてのもいなかった。

それが今や沢山の教則本が出版され、youtubeなどで簡単に作り方を学べる。マクラメ作家さんのほとんどが自分の作品を「売る」よりも「教える」事をビジネスにするようになった。

それは私自身としてはとてもありがたかったりするのだけど、色々な国を渡り歩き、たくさんのマクラメ技法を自らの足で掴んで来た時代があったんだなぁ。。と時代の流れを感じる今日この頃。






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