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長崎が舞台のショートショート集がもうすぐ完成します。

ちょうど、昨年のこの時期だったと思います。

長崎を舞台にしたショートショート集をつくろう!と思い立ち、長崎伝習所が運営を行っている塾企画に応募しました。(この制度、とっても素敵だなあと思います)

長崎伝習所塾とは
アイデアや想いを形にしたい市民を募り、特定のテーマで行政と連携しながらまちづくりに寄与する事業を行うもの。活動経費として最大50万円/年を長崎市から支援いただけたり、最大3年間の継続が認められていたりします。(長崎伝習所ホームページ

公開プレゼンで公益性・独創性・実現性・費用の妥当性などを審査していただき、無事採用されて生まれたのが長崎を舞台にショートショート塾です。「塾」というと説明がちょっと複雑になるので、SNS上ではショートショート長崎と呼称しています。


昨今、スマートフォンなどの電子機器やインターネットの急速な普及に伴って、本を読まなくても情報が手に入る時代になりました。

一方で、日本の子どもたちの読解力は低下の一途を辿っています。今や15歳の実に半数が、文章で述べられている内容が「事実」なのか「意見」なのか理解できていないというから驚きです。

そんなこともあって、この塾の当初の目的は「子どもたちの読解力の向上」としていました。ショートショートはひと作品が短いので、読むこと、書くことに対するハードルが低いからです。

とは言え、まずはショートショートの楽しさを知ってもらいたい!

そう考えた僕は、ワークショップを行ったり、創作のヒントを見つけるためにフィールドワークに行ったり、試行錯誤しながら活動を続けてきました。

なんだかブロッコリーのようです。

そして迎えた2022年。

たくさんの参加者(塾生)さんにサポートしていただきながら、ショートショート集の制作がいよいよ大詰めを迎えています。ただいませっせと編集中です!

2月下旬には、150冊の文庫本が手元に届く予定です。

うち約30冊は塾生をはじめとした関係者に配布しますが、残りの120冊をどこに献本させていただくかを検討中です。ご希望に添えるか分かりませんが、「うちに置きたいな…」というお声掛けもお待ちしています。

この活動をきっかけに、ショートショートの輪が長崎でもっともっと広がりますように。

はあ、投稿文が全然ショートじゃなかった。

おあとがよろしいようで(?)

僕と「書くこと」の出逢いについて。


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